今日は『この世界の片隅に』を見て、仕事場に原稿を届け、
帰宅して「エコノミスト」の読書日記を書いた。
『この世界の・・・』は、妻を戦地に行く男に抱かせようとする
夫に腹が立った。
女を何だと思ってるんだ?
女性の尊厳を無視する男は嫌いだ。
しかも夫がいる身で、別の男によろめいたのが不潔だと
思った。
8月15日の玉音放送を聴いて、主人公が突然、本土決戦を
叫び出したのにも驚いた。
あんな愛国心を微塵も見せてなかったのに、キャラが突然
変わったので混乱した。
でも、またしてもアニメの可能性を見せつけられた。
あれを実写で撮ったら、俳優に目が奪われ過ぎて、
時代背景に注意が向かない。
アニメだからこそ、背景に注意力が回って、時代考証が
生きてくる。
そして誰もが言うが、声優をやった「のん」が大勝利だ。
まったく見事だった。
総じて良い映画だった。
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