ASKAの新曲「FUKUOKA」が何度聴いても素晴らしい。
クスリの疑惑なんか吹っ飛ばしてしまう名曲ではないか。
この事件の渦中にこんな凄い曲を発表してしまうとは、
しかもそのタイトルが「FUKUOKA」、原点の故郷福岡に
感謝する曲である。まるで私小説だ。
「野球の話をするタクシードライバー 風が見える
福岡 ありがとう」
という最後のフレーズで思わず感涙してしまう。
七転八倒するアーティストの方が名作を生むものだ。
尾崎豊がそうだった。
迷い苦しむ人生を歩む者の方が才能が枯れないのである。
一世を風靡したASKAが、その後も迷いに迷ったあげく、
58歳でまだこんな曲を創るかと思うと、人格よりも
「才能」というものの偉大さの前に跪くしかない。
アルバムが出たら買おう。
ブロマガ会員ならもっと楽しめる!
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
小林よしのりライジング
小林よしのり(漫画家)
月額:¥550 (税込)