雪が降っている。11月で大雪注意報は珍しい。
「ゴー宣道場」の応募締め切りがもう一週間を切っている。
11月30日が締め切りだ。
12月11日(日曜)の「第60回ゴー宣道場」のテーマは、
『天皇制と女性の活躍』である。
現在行われている天皇の「生前退位(譲位)」に関する
政府の有識者会議では、退位すら許さないという「男系固執」
の「叛逆者」ばかりを呼んで、国民の意識とは圧倒的に
かけ離れた「叛逆弁論大会」を行なっている。
なにしろこの「叛逆者」どもは、日本の歴史上、8人10代の
女性天皇があったにも関わらず、なんと「男系女子の愛子さま」
を皇太子殿下にすることすら反対しているのだから、恐るべき
男尊女卑の輩である。
ようするに退位も許さず、公務を減らせと言うのは、皇室典範
を改正して、女性・女系天皇を認めることが嫌だからだ。
しかも「叛逆者」どもは、天皇陛下の「公務」すら否定的で、
天皇は菊のカーテンの奥に隠れて、国民の目の届かない所で
祭祀だけしておけばいいと考える超アナクロニズムの狂人たち
である。
奇しくもアメリカでは、大統領選でトランプの「女性差別」的な
言動が、致命傷にもならず容認されるほど、実はアメリカ人の
男女ともに「男尊女卑」だったということが暴かれてしまった。
日本でも「隠れ女性差別者」が、皇統問題の解決を阻んでいる
という現実がある。
東京大学、慶応大学、千葉大学、近畿大学などで、続々と起こる
学生による女性強姦事件の報を聞くと、わしは「男系固執派」の
暗い情念と重ねてしまって、この世の中から「男尊女卑」は消える
のだろうかと、つくづく考え込まざるを得ない。
ヒラリーには「ガラスの天井」を破ることは出来なかった。
日本の女性政治家で今のところそれが出来る者はいないだろう。
ヨーロッパにはメルケル首相やメイ首相がいる。
ル・ペンが来年、大統領になったら、いよいよ女性活躍の時代
なのかもしれない。
女性は政治に向くか向かないか?
女性をリーダーとする意義はあるのか?
女性の存在意義を掘り起こすような深い議論をわしはやって
みたいと思っている。
「ゴー宣道場」応募締め切りはあと6日である。
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