有識者会議のヒアリングの結果をニュースで聞いてると、
無茶苦茶すぎて話にならない。
宮内庁次長が、公務を減らすことは出来ないというのは、
当然である。
それを天皇陛下も望んでいるわけではない。
本当は続行したいのだが、年齢的に難しくなったから、
譲位したいと言っておられるのだ。
皇太子が新たな天皇になられたら、まだ若いから完璧に
こなされるだろう。
公務の重要性が理解できないくらい、彼らは馬鹿なのである。
もう時代についていってない。
時代遅れ。アナクロニズムのクソじじいと化している。
天皇が存在すればそれでいいとしか思ってないから、
まったく分かってないのだ。
呆れるのは東大名誉教授の平川裕弘という人物で、
「完璧主義者の今上天皇に合わせて典範改正をするべき
ではない。退位を認めるべきではない」などと言っている。
「完璧主義」のせいにするのは本当にたちが悪い馬鹿だ。
完璧主義が悪い、公務を減らせばいい、摂政を置けばいい、
そのように考える単細胞老人がやたら多い。
天皇陛下のお言葉だけで、なぜピンと来ないのだろう?
ボケてるのか?
わしは8月8日の玉音放送を聞いて、ガラッと天皇観が
変わってしまった。
だから『天皇論 平成29』を猛烈に描いているのだ。
とにかく有識者会議に招かれる連中は、世間的には権威
だけは持つ学者かもしれないが、あいにくその権威は
もう形骸化している。
権威の形骸化を恐れている天皇陛下は、実に感度が高くて、
時代感覚に敏感で、素晴らしい人格者である。
年齢的に体力は衰えたのかもしれないが、頭脳は実は
みずみずしい。
分からんのかなあ、これが。
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