朝日新聞(9・18)の「天皇と象徴を考える」と題する鼎談を
読んだが、極めて重要なことが分かった。
鼎談は、岩井克己・長谷部恭男・杉田敦で行われているが、
岩井克己は「朝日新聞 皇室担当特別嘱託」の肩書きである。
この岩井克己が実は「男系固執派」なのだ!
曰く「皇室を尊崇する人ほど『万世一系』の皇統観は根強い」。
そして、「(陛下は皇位継承の問題を)後の世代の人びとに
託すしかないと思っておられるのではないでしょうか」。
さらに岩井はこう主張する。
「個人的にも、男女平等の観点だけの単純な女性・女系天皇
容認論には違和感があります。平等・人権重視だけなら、
天皇制はやめるべきだと主張しなければ一貫しないでしょう」
朝日新聞 皇室担当特別嘱託が「男系固執派」だから、
桜井よしこや八木秀次の意見を、まず最初に紙面で紹介した
のである。
なぜ左翼が自称保守の男系固執派と同意見になるのか?
戦略である。
竹田恒泰の男系維持の方法を「朝ナマ」で見た通り、
旧宮家系から「養子」「夫婦養子」を皇室に入れるという案は、
100%不可能である!
つまり女系を認めなければ、皇統は絶えるのだ!
これは普通に頭のいい左翼ならば、誰でも気づく。
左翼こそが「皇統断絶」を実現する「男系固執」を主張する
のが本筋なのである!
今現在、皇統問題で、朝日新聞と、産経新聞は握手できるのだ。
頭のいい左翼と、頭の悪い自称保守は「男系固執」で共闘して、
皇統断絶を目指すことになる。
「男系派」は実は左翼なのである。
コメント
コメントを書く(ID:3692467)
今週のそこまで言って委員会で、民進党の議員が出ておりました。
管直人元首相、福山哲郎議員、原口一博議員、古賀之士議員、松野頼久議員、渡辺周議員、北神圭朗議員、泉健太議員、以下のメンバーで議論しておりました。
二重国籍、原発、米軍基地の議論があり、その中で生前退位の議論もあり特別法に賛成か反対か議論しておりましたが内容は要約すると、
古賀之士議員が特別法に反対で「天皇の譲位は軽いものではない、そういう思いで皇室典範の改正をしていくことが大事」
泉健太議員も特別法に反対で「時間的要素があるという話があるが、制度としては安定していなくてはならない。俗人的や俗時代的であってはならない、特別法で何故決めなければならないのか良く考えてほしい、皇室典範があるのだから真正面から議論して変えることが筋」
福山哲郎議員は「陛下の言葉を重く受け止めなくてはならない、特別法でやるとなった時に今回限りの生前退位で、次の皇太子殿下が天皇陛下になられた時は皇太子がいらっしゃらなくなる。こういうことを一回限りのフレキシブルな対応でいいのか、天皇家の問題は安定と将来をみとうした議論が大事で一回限りの特措法は反対」
原口一博議員や渡辺周議員はパネルで皇室典範改正とのこと。
松野頼久議員はパネルで、今上陛下に限定した特措法にすべき。
管直人元首相も特別法に賛成で、「高齢となった天皇陛下の負担を軽減するため」
金美齢氏もいて、特措法に賛成「日本は世界一の長寿国だから、今後もこの問題は出てくるのだから、皇室典範の改正は賛成だが日本で何かすると時間がかかる、私達国民が重く受け止めなければならない」とのこと。
そして、竹田恒泰氏は勿論特別法に賛成「譲位を法律化するならその条件をどう規定するのか?条文なんて規定できない、摂政って決まっているわけですよ?精神的にも肉体的にも機能できなくなったら摂政をおくわけだが、譲位はどういう条件がそろったらできるのか?」
渡辺周議員が「それでも退位については、軽々に言えるわけがない、一定の時間を掛けてどういう文言かは、知恵を出してやるしかない」と言うと、
竹田氏はそんなこと言ったら番組を否定することになる…
さらに、特措法の利点は「理由がいらない」「第一条天皇は譲位するだけでよい」「とにかく早く決められる」と力説
制度化の条件について質問攻めしていました。
主観ですが、民進党の議員の皆さんは首をかしげて聞いておるように見えました。
役に立つかわかりませんが、関東では放送されていないとのことでしたので、要約したものですが報告させて頂きます。