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第2回 「会いたかった」公演
印象的だったのは、メンバーが自己紹介の初めに「お手紙いただきました、ありがとうございます」と挨拶していたことだ。いつしかこういう報告は言わなくなったが、今思えばこの頃のメンバーにとって手紙をもらうということはものすごく嬉しかっただろうと思う。そしてまた、こうやって(ステージ上からとは言え)直接お礼を言われるものなんだなあと思った。この時は自分が彼女たちに手紙を書いて送るようになることなど、知る由もなかったのだが。【※注1】
そしてメンバーで目を惹いたのはやはりセンターポジションの前田敦子と高橋みなみだった。常にセンターで、明らかに出番も多い。「渚のCHERRY」に至っては前田敦子がバックダンサー3人を従えてのソロ。後に峯岸みなみがマイクを持たせてもらえないという待遇に泣いた話や、またセンターであるあっちゃん自身も一人で歌わなければならないプレッシャーに泣いていたという物語を知ることになるのだが、この時はまだ、彼女はきっと只者ではないのだろうという程度の感想だった。【※注2】アイドルグループと言えばモーニング娘。か、あるいはSPEED(アイドルかどうか微妙なところだが)くらいしか知らなかったぼくにとって、メンバー間の序列が明らかに分かるようなやり方は新鮮であるとともに、残酷なものだと思った。センターブロックに座ったこともあり、自然とセンターの2人を見る時間が長くなる。高橋みなみは圧倒的な目力とキビキビした動きが、そしてあっちゃんは超絶美少女と言う訳ではないけど笑顔がとても神秘的で、同じクラスにあんな子がいたら好きになってしまうかもなあ・・というノスタルジックな想いに駆られたのであった。正直この2人の印象しか残っていないと言っても良い。そんな体験だった。
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