おはようございます、PLANETS編集部です。
ほとんど夏を惜しむ余韻もなかった9月が、あっという間に過ぎ去ってしまいました。今日からは全国で緊急事態宣言も一斉解除され、多くの人が街に戻ってくるかと思いますが、PLANETSでも『モノノメ 創刊号』の一般書店発売や久々のオフラインイベントなど、リアル空間での活動も少しずつ再開していく予定です。
さて、今朝のメルマガは今週のDaily PLANETSで配信した4記事のハイライトと、これから配信予定の動画コンテンツの概要をご紹介します。
今週のハイライト
9/27(月)【連載】(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革〈リニューアル配信〉
アイデア幻想術 ①アウトプットベースでインプット
(ほぼ)毎週月曜日は、大手文具メーカー・コクヨに勤めながら「働き方改革アドバイザー」として活躍する坂本崇博さんの好評連載「(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革」を大幅に加筆再構成してリニューアル配信しています。
いまだ実現していない働き方改革を思い描くためには、現実世界の様々な事象を高い解像度で記憶する必要があります。今回は、坂本さんがオタクならではの方法で情報を記憶に定着させるコツについて解説します。
9/28(火)【連載】中野慧 文化系のための野球入門
PL学園野球部の淵源? 明治期のトップエリートを育んだ「籠城主義」「校友会」というキャンパスカルチャー|中野慧
ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の第14回「PL学園野球部の淵源? 明治期のトップエリートを育んだ「籠城主義」「校友会」というキャンパスカルチャー」をお届けします。
東京大学教養学部の前身とされる一高のキャンパスカルチャーから、現代の「野球エリート」たちを育む環境の淵源について考察します。
9/29(水)レゴブロックを花に、そして、ブロッコリーを木に。──「見立て」をつかって日常を豊かにする方法|田中達也×三井淳平
ミニチュア写真家・見立て作家である田中達也さんと、レゴ認定プロビルダーの三井淳平さんとの特別対談をお届けします。
ミニチュアグッズやレゴブロックを何気ない日常の風景に見立てるとき、クリエイターの視点から世界はどのようにみえているのでしょうか。二つのクリエーションに通底するメカニズムと鑑賞者の抱く共通感覚から、人間が持つ普遍的な想像力の輪郭に迫ります。
9/30(木)【連載】碇本学 ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本社会の青春
空虚な中心をめぐる物語としての『KATSU!』| 碇本学
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。
21世紀初頭に連載されたボクシング漫画『KATSU!』をめぐる分析の最終回です。主人公の亡き父・赤松隆介が物語における「空虚な中心」となった本作の成否を、現在公開中の映画『ドライブ・マイ・カー』など同型の構造をもつ作品群と対比しながら考察します。
これからの動画配信予定
遅いインターネット会議
10/5(火)「市場から社会を変える」思想の限界と新展開について考える|竹下隆一郎
現在PLANETSでは、「遅いインターネット」計画の一環として、評論家・宇野常寛が政治からサブカルチャー、ビジネスからアートまで、さまざまな分野の講師を招きながら、世の中の流れと近すぎない、しかし離れすぎない中距離の問題設定で参加者と共に思考していくオンラインイベント「遅いインターネット会議」の生放送を(ほぼ)毎週火曜日の夜にお届けしています。
次回のゲストは、竹下隆一郎さんです。
ハフポスト日本版編集長を経て、今年、新メディア「PIVOT」の創業メンバーとなった竹下さん。
新著『SDGsがひらくビジネス新時代』は、SDGsを実践しようと試みる経営層から市民まで、多くの取材を積み重ねた一冊です。
本イベントではその取材に基づく考察をお聞きするとともに、グローバルな気候変動への対応が急務とされる現在における、SDGsとビジネスのポジティブな可能性を改めて追求したいと思います。
生放送のご視聴はこちらから。
それでは、よい週末をお過ごしください!
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