卓越した手腕を見せ、ガンバ大阪をクラブ史上初の三冠へと導いた長谷川健太は今、チームとともに新たなステージに向かって、歩みを進めつつある。「真のビッグクラブになれるかどうかが問われている」決して満足することはなく、どこまでも貪欲に勝利を目指し続ける。その先に、さらに明るいガンバの未来があると信じて──。
[Jリーグサッカーキング9月号掲載]
■勝利への欲はより強くなっている
ガンバでの指揮は3年目を迎えています。よく「3年でチームは熟成する」とも言われますが、チームの完成度についてはどのような手応えを感じていますか?
長谷川 一定の手応えは得ていますが、一方でまだまだ良くなるとも思っています。こればかりは満足することはないですね。
とはいえ、昨シーズンは三冠を達成されました。2013年に就任された当初に描いていたプランの達成度で言うと……。
長谷川 間違いなくハイペースできています。運が良かった部分もあ
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