文=元川悦子
本田圭佑(ミラン)や長友佑都(インテル)のクラブでの苦境に加え、絶対的ボランチのキャプテン・長谷部誠(フランクフルト)が左ひざ負傷。3月23日の2018年ロシアワールドカップアジア最終予選後半戦スタートとなる敵地・UAE戦(アルアイン)に挑もうとしている日本代表にさらなる不穏な空気が漂い始めている。国際経験豊富な今野泰幸(G大阪)の復帰というプラス要素はあるものの、やはりここまで予選を戦ってきたメンバーがより力強くチームをけん引しなければならないのは確か。
その重要な1人が、国際Aマッチ106試合出場49ゴールという傑出した数字を残している岡崎慎司(レスター)だ。本人も「自分には経験があるから」と自覚するように、19日の現地初練習では25分間のランニング中に「コミュニケーションを取ってやろうぜ」と盛んに大きな声を出すなど、リーダーとしての意識を高めている。
最終予選に入
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