【取材ノートの記憶】永木亮太(鹿島)「新天地での更なる飛躍へ」(3/4)
- 登録タグはありません
チームがJ1へ復帰した13年は、『湘勝輝点』の四文字が永木を表した。『ウイニングメーカー』と読まれた。キャプテンにも指名された背番号6は、まさに勝利を運ぶ存在でなければならない。
湘南と永木のJ1挑戦は、10年に続いて1年で終わりを告げてしまった。だが、出場停止を除くリーグ戦33試合に先発したキャプテンは、他クラブの関心を惹くタレントである。オフには正式なオファーが届くものの、永木は残留を選んだ。
「ホントにすごく悩みました。正直に言えば、違うチームでやってみようかなと思ったこともあったんですが……。残留を決めた中で一番大きかったのは、13年のシーズンにJ2へ落としてしまったことへの責任感と、もう一度このチームで自分が中心となって、1年でJ1へ上げたいという気持ちでした」
他クラブのオファーを退けたキャプテンは、14年のシーズンを『湘南乃魂』のキャッチフレーズとともに過ごした。12
コメント
コメントを書く