どうも、タダツグです。最近寒い! ものすごく寒い!! みなさま、お身体おかわりないですか? 僕はちょっと体調を崩し気味で、こたつとオフトゥンが心の友です……。
さて、本日のブロマガは、2015年の年末に配信した『SIREN』回について振りかえります。
まずはその前に、今後のシシララTVの生放送について告知を!
今年もやります「GAME NEWS TV」。新年一発目の配信は……トゥナイト! 今夜20時よりスタートです。ニコニコゲームニュースの人気トピックを、我々独自の視点で解説しますので、ぜひご覧いただければ。
そして、来週月曜日の「つくった人がゲーム実況」は、セガゲームスの奥成洋輔さんがゲストとして登場。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ぷよぷよ』『獣王記』などを遊びつつ、往年のSEGAハードについてアツく語っていただきます。
上記2本、ぜひお見逃しなく!!
ということで、さっそく『SIREN』のトラウマ……もとい、思い出を振り返りましょう!
『SIREN』は、2003年にSCEより発売されたPS2用のアクションアドベンチャー。パッケージには「ジャパンダークサイドモダンホラー」と明記されており……つまりは、とっても怖いゲームです。つくった人ゲストは、本作のディレクターを務めたSCEの外山圭一郎さん。『GRAVITY DAZE』シリーズなどの開発も手掛ける、今をときめくクリエイターの1人ですね。
さて、ぶっちゃけこのゲーム、ほんとに怖い。ゾンビが襲ってきてギャーってなる、いわゆるパニックホラーとは一線を画す怖さ。情緒というかなんというか、古きよき“日本的”な和風テイストが、そのまま恐怖に紐づいています……。“どうあがいても、絶望。”というキャッチコピーの秀逸さよ!
しかも、この日はゲームDJがまさかの“エライ人忘年会”に緊急召喚されてしまったことで、番組開始時は外山さん、笹原和也さん、自分の3人でゲームをプレイする変則ルール。色々な要素が折り重なり、いつもより100倍は緊張していましたぜ、僕ってば……。
ゲームの舞台は昭和78年(作中ではいまだ「昭和」が続いているという設定)の、日本のあるさびれた村・羽生蛇村。物語は群像劇として描かれ、プレイヤーはさまざまな主人公たちを操作して、“屍人”と呼ばれる謎の化け物がウロウロしている羽生蛇村を捜査・探索し、それぞれの目的成就を目指す……というのがおもなあらすじ。うーん、あらすじだけでかなり雰囲気あるんですけど。
そんな本作、あらかじめゲームDJから「超怖いぜ」と聞いておりまして、ひたすらビビっていたタダツグですが……。ほんと、独特のこええええええ雰囲気があるッスわこのゲーム。途中、忘年会から戻ってきたDJが、こっそり電気を消すイタズラを仕掛けてきたわけですが、大声出しつつ死ぬかと思いましたわ。
DJ、あれはアカン……勘弁してください。チビるわほんとに。
さて、基本的に屍人に比べて戦闘能力が低いプレイヤーキャラたちですが、代わりに敵が見ている映像を盗み見る幻視の力“視界ジャック”という能力を持っています。この“他者の視点を利用して周辺の状況を把握し、屍人にできるだけ遭遇しないように立ち回る”のが攻略のキモといえるわけで……。
この視界ジャック、文章に書いても何がなんだかわからないかもしれませんが、実際にゲームをプレイすればすぐに理解できました。……誇張表現。正確には、何度かヤラれつつ使い方を覚えていった感じでしたが(汗)。
とにもかくにも、マップを少し進んではこの視界ジャックを行い、自分たちが見つかっていないかどうか、はたまた敵は現在どちらの方向を向いているのかなどをしっかり把握することが重要です。
最初はおぼつかなかった僕ですが、この視界ジャックのコツを覚えると、ゲームの難易度が一転! いや、あいかわらず難しいんですけど、それでもなんとかステージをクリアしていけるくらいにはなりました。この成長感……シシララTVのゲーム実況で何度も味わってきましたが、本当に気持ちのいい瞬間だぜっ! 外山さんにも「大分“SIREN脳”になってきましたねっ!」って褒めてもらえましたからね。……これ、褒められてますよね?(笑)
チョイと自信をつけてきた自分……。せっかくなので、外山さんの終電が来る前に本作屈指の人気キャラ・宮田司郎の登場シーンまでたどり着こうって流れになったのですが。こうなると、やはりというかなんというか、いい具合に落とし穴にハマるのもまた僕の人生の常なわけで。このゲームの最初の鬼門といわれる志村さんパートで、案の定、数時間を費やす形になってしまいました……ぐぬぬ。
この志村さんパート、何が難しいって、これまでは何とか逃げたり隠れてやり過ごしたりしてきた屍人と初めて本格的に戦闘するハメになったところ。こっちも猟銃を持ってはいるけど、ぶっちゃけ射撃方法にクセがあるうえにスキもでかいので、使い勝手が良好とはいえないし。何より、敵に超優秀な狙撃手がいるもんだから、超大変! 屍人の狙撃手に撃たれるって、おいいいいい!
狙撃手を苦労して倒しても、ほかの屍人に近づかれてガブリンチョって、おいいいいいいい!
マジで何度も悲鳴をあげながら、いつも通り“死にながら覚えていくStyle”にシフトチェンジ。このゲーム、焦っても何もいいことないんですよ。困ったら視界ジャック! でもって、敵のスキを突いて攻撃!! このとき、焦ってはいけないけど、悠長に銃を構えるほどの余裕はないってことで、何度も何度も試行錯誤を繰り返しました。くっ、宮田が遠いぜ……。まるで幕●内一歩の気分でござるよ。
途中、僕があまりにも死にまくるために絵変わりしなくなってきた際には、外山さんがわざわざ持ち込んでくれていた『SIREN』の設定資料やムービー絵コンテを見せてくれたり、『GRAVITY DAZE』の開発トークをお聞かせいただけるといったサプライズも。これぞ「つくった人がゲーム実況」ならではの展開……外山さん、本当にありがとうございますっ!
せっかくおもしろいお話を聞かせていただいたわけですが、正直に言うと、自分は恐怖&ゲームに集中し過ぎていたせいで、ほとんど耳に入ってきませんでした……。海より深く反省しております(涙)。
さて、行く手を阻む狙撃手の妨害をどうにも攻略できず、長らく膠着していたタダツグのプレイでしたが、深夜23時過ぎ。視聴者の方からの「ワイヤーカッターを使ってトロッコのワイヤーを切り、トロッコを押してみよう」というヒントを実行してみることに。支えとなっていたワイヤーを切断され、走り出したトロッコは……。
なんと、あんなにも僕を苦しめていた狙撃手を一撃のもとに屠るという、まさかの展開!! じ、時代がきたでええええええええ!
ヒントをくれた視聴者のかた、大感謝! なんとまぁ、こんな攻略手段があったとは!! 道が開けて意気揚々と前進する僕でしたが、復活した屍人たちに群がられてあえなくゲームオーバーに。なるほど……ゲームが次のステップに進むと、新たな敵が襲ってくるわけですね(苦笑)。ここらへんのゲームバランス、手ごたえバツグンで燃えてきます!
なーんて勇ましいを口に出せればカッコいいのですが、現実のタダツグはひたすらヒィヒィいいつつ、なんとかかんとか増援を撃退するので精一杯。かくして23時30分過ぎ、ようやく鬼門であった最初の志村さんパートをクリアすることに成功しました……。長かった、長かったよっ!!(涙)
その後の牧野慶パートもサクッとクリア! 本日の目標であった宮田司郎パートまで、なんとかたどり着くことができたところで、プレイ終了とあいなりました。宮田が登場したときの、「宮田ァァァァァァァ」って弾幕の多さには、ホントにほっこりしましたよ……。マジ、たどりつけてよかった。がんばってよかった!!
最後のほうは、何度も同じところで死にまくるぶん、恐怖を感じる時間よりもクリアするためのロジックを考えるほうに頭を使う時間が長く、結果、チビリツグという醜態をさらすこともなくひと安心。ただ、ゲームDJはいつか『SIREN』もおかわり放送を……なんて企てている様子でしたので、油断は禁物ですけどね。
ほんと、ホラーゲームはマジ苦手ッスわ。これはフリではないっ!! とはいえ、『SIREN』はそんな僕でもガッツリハマってしまうふか~~~い魅力を備えた名作。まだプレイしたことがないという方は、ぜひ遊んでみてほしいと思います。そして外山さん、ホントに終電ギリギリまで引っ張ってしまいましてすみませんでした。よろしければ、またぜひお越しいただければ幸いです!!
ということで、今日のブロマガはここまで。ラストに後告知、もっかい行くぞっ!
本日金曜日の20時からは「GAME NEWS TV」! この年末年始のニコニコゲームニュースを、我々と一緒に振り返りましょう。よろしくお願いいたします。
そして、来週月曜日の「つくった人がゲーム実況」は、『ソニック』や『ぷよぷよ』、『獣王記』といったSEGAの名作をプレイしつつ、SEGAの歴代ハードについて、ゲストの奥成プロデューサーと盛り上がっていきたい所存。いろいろ乞うご期待でありますよっ!!
それでは、本日もブロマガにお付き合いいただき、どうもありがとうございます。そろそろこのへんで。お相手はタダツグでした~、てぁいっ!
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