シシララな日々

【仙窟活龍大戦カオスシード】つくった人&見てる人と風水の仙窟作りにいそしんだ夜【20160111_タダツグ】

2016/01/11 06:50 投稿

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  • 安藤武博
  • 仙窟活龍大戦
  • カオスシード
  • ネバーランドカンパニー
どうも、タダツグです。2016年が明けまして、はや10日ほどが経過いたしましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

本日のブロマガで振り返りますのは、『仙窟活龍大戦カオスシード』について。この回も、さまざまなドラマがありました……。

と、その前に。まずは本日夜の「つくった人がゲーム実況」について告知をさせてください!

今回の「つくった人がゲーム実況」では、スクウェア・エニックスからXbox 360でのみ発売されたシューティングゲーム『プロジェクト シルフィード』をプレイいたします。熱狂的なファンを持つ『シルフィード』シリーズの流れを汲む本作。ゲストはメガCD版、PS2版、本作を手がけた開発会社戦船(当時)より、ゲームプロデューサーの赤司俊雄さん、スクエニでアシスタントプロデューサーをつとめた山口海渡さん、ムービーディレクターを担当した笹原和也さんの3名です。どうぞお見逃しなく!


つくった人がゲーム実況」の、記念すべき2016年一発目。ぜひみんなで盛り上がりましょう。

ということで、ここからは『仙窟活龍大戦カオスシード』の思い出を振り返りますよ!

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仙窟活龍大戦カオスシード』は、1998年1月29日にネバーランドカンパニーより発売されたセガサターン用のゲームソフト。ジャンルは「ダンジョン育成シミュレーション」となっており、その名のとおり、“ダンジョンを育成(強化)していく”という要素が盛り込まれた、かなり異色なゲームとなります。だって、育成するのがダンジョンなんだもの……ほんと斬新ですよこれ。

元々は1996年にスーパーファミコンで発売された『カオスシード ~風水回廊記~』の移植・改良版ということなのですが、なかなかどうして……今遊んでもまったく色あせない魅力を誇る名作でした。シミュレーションだけにとどまらず、アクション要素、RPG要素、アドベンチャー要素など、たくさんの顔を持つのが印象的です。

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この回のつくった人ゲストは、ゲームの開発を手掛けたネバーランドカンパニーで当時社長を務められていた髙田誠さんと、本作のプログラマーである受田直之さんのお2人。ゲームの開発エピソードから、ネバーランドカンパニーという会社の隆盛と衰微のお話まで、さまざまなトークをお聞かせいただけました。

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そんなお2人が関わられたこの『カオスシード』、ゲームの流れはとってもシンプル。「仙窟」と呼ばれるダンジョンを堀って、その中に、風水を考慮しつつさまざまな役割を持った部屋を制作したり、仙獣と呼ばれるモンスターを配置して侵入者を撃退したりしていくことが目的となります。プレイヤーキャラのレベルを上げるRPG要素もありますが、何より、ダンジョンを制作・運営・成長させていくことがゲームのキモとなるということで……こんなゲーム、今まで遊んだことないよっ!!

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ゲームそのものがものすごいボリュームということで、とにかく進められるところまで進めていこうと、さっそくプレイをスタート。まずは、ゲームの基本システムについて、さまざまな形でレクチャーされます。いわゆるチュートリアルですな。

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チ、チュートリアル……な、長くね? つーか……覚えること、多くね!?(苦笑)

そう、この『カオスシード』なのですが、あまりにもゲームのボリューム(やれること)が多すぎて、「チュートリアルをプレイするだけで3時間以上かかる」として一部で有名であるとのこと。し、知らなかったぜ……。

最初こそ「シミュレーションゲームだし、多少はねぇ~」なんて余裕でかまえていた僕ですが、スタートから20分が経過した頃には、もうすでに眼がギンギンっすよ。

だってね……カッコ悪すぎるからあの場では中々言えなかったけど、正直……やるべきこと、やれることがあまりにも多すぎて、僕の脳みそのキャパなんてあっと言う間にオーバーしてましたから! やっと覚えた~なんて要素も、そこに新しい要素が加わることでシステムが一気に複雑化するため、ぶっちゃけ序盤は本当にワケワカメでしたからっ!!(苦笑)

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上にも書きましたが、ゲームの主目的は自分の「仙窟」をどんどん強化していくこと。こう書くとシンプルに見えますが(実際、やることはシンプルなのですが)、これが本当に自由度が高くてですね。

今ある部屋の隣に、次なる部屋を作ろうにも……

・現在の仙窟に足りていない要素を洗い出す
たとえば、エネルギーが足りないときは「生産部屋」を、資源である仙丹が必要なときは「仙丹部屋」を、侵入する敵が強くなってきたときは、相手の体力をケズれる「攻撃部屋」を作る……などなど、今足りていない要素を考えながら部屋を作らなければなりません。

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・部屋を作る場所を決める
実際に部屋を作る際は、「」「」「」「」「」という地脈を考慮。各地脈ごとに作れる部屋の種類が変化するので、ちょうどいい場所にちょうどいい大きさで部屋を作ることが重要に。うん、部屋の大きさや位置をちょっと変えるだけで地脈の種類も変わるので、めっちゃ細かいんですよ。

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・部屋同士の、ひいては仙窟内の気の流れを考慮する
部屋同士の相性というか、風水的な気の流れ(例:水属性の部屋から木属性の部屋には良い気が流れる)を考慮することも大切。複数の部屋をつないで特定の気の流れを作れれば、「生産部屋に仙丹部屋の要素も追加」なーんてこともできたりするので、攻略要素としてものすごく重要なんですよね! 

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これらのようなことを考える必要がありますから。うん、なんか僕、攻略Wikiを書いてる気分になりましたぞ(笑)。とにもかくにも、えっちらおっちら1つずつ要素を飲み込んでいくわけですが……。

気付いたら、チュートリアルをクリアした時点で、もう高田さんや受田さんの終電のお時間になってしまってました(苦笑)。さすがに、ようやく本番が始まるってところで終わるのも……と、お2人とも終電ぶっちを決断してくださることに。ぼ、僕の理解力が低いせいで時間がかかってしまってごめんなさいっ。でも、お言葉に甘えたいと思います……(汗)。

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こうして苦労しながら作り上げた仙窟ですが、ストーリーで敵対している勢力からガンガン侵入者がしのびこんでくるので、もう大変! どんな仙獣にどんなルートで仙掘を守らせればいいのか? なーんてことまで考える必要があるわけです。

もうね、ここまでくると大変とかそーゆうのを全部通り越して、一気に燃えてくる。本来、シミュレーションゲームというジャンル自体が好きなタダツグとしては、やり込み魂がメラメラとバーニングしちゃったわけで。

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なーんてカッコつけてはみたものの、やっぱむずかしいいいいいいいいいい! 正解になかなか至れないこのもどかしさ……このままではゲストのお2人、そして見てくれている視聴者のみなさんを退屈させてしまうっ。この時の僕は、とにかく焦っておりました。

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正直、このゲームは真冬にこたつにくるまって蜜柑をほおばりながら、ゆっくりゆっくりとコツをつかみつつ、1人でのんびり進めていくのにピッタリな作品だと思います。本当に、本当に奥が深いですからね。考えるべきことがいっぱいある。

そういう意味では、時間制限の中である程度効率よくゲームを進める必要があるゲーム生実況と、あまり相性がよくないかも……。口には出さないまでも、僕はそんなことまで考えてしまっていました。……いや、本当に不覚の極み

思えば、僕たちがこれまでゲームを実況生プレイしてきたとき、いつもその心を支えてくれたのは、ほかならぬ視聴者のみなさんでした。僕たちが悩み、行き詰まったとき、いつも視聴者のみなさんは一緒になって正解を考え、コメントという形で道を指し示してくれました。

焦りもあって自分の判断でばかり進めていた僕ですが、今回もご多分に漏れず、つくった人ゲスト、そして視聴者のみなさんからのアドバイスを受けることで、少しずつ間違いを修正し、正解に至るゴールの灯りが見えることになりました。そうだよ……シシララTVのプレイ実況は、みんなで作り上げていくものじゃないかっ!!

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どんなに厳しい局面も、みんなで考えれば道は拓けるものなんですね。アクションパートもかなり歯ごたえがあり、僕のプレイがヘタクソなこともあって、あわやゲームオーバーとハラハラさせる局面もありましたが(苦笑)。それすらも、みなさんからの温かい叱咤激励を力に変え、なんとか強敵の撃破に成功! やった、俺やったよ!!

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こうして、外ではそろそろ始発が走り出そうという時間までかかりましたが、目標としていた“シナリオ3 仙獣のたまご編”をなんとかクリアすることができたわけで……。

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正直、めっちゃうれしかった。シシララTVを見てくれている視聴者のみんながいてくれる限り、少なくとも「ゲーム生実況に向かないタイトル」なんて存在しないのでは? なーんてことまで考えてしまいます。

いや、本当に、この回ほど視聴者のみなさんに助けられ、支えられ、ともに力を合わせて先に進んだ回はなかったかも。クサいこと書いちゃいますけど、まさに「視聴者のみなさんとの絆の力」をまざまざと見せつける回になっていたんじゃないですかね!?

途中、コメントでの意見がいくつにも分かれたのもご愛嬌。どのアイデアもそれぞれアプローチ方法が違うだけで、いずれを選んでも正解にたどり着くことができる……そんなヒントをたくさんいただきました。

クリアにたどり着く手段が1つではなく、いくつもの方法がとれるというのは、それだけこの『仙窟活龍大戦カオスシード』がよく考えられて作られているという証ですものね。ストーリーもめっちゃ気になりますし、何この名作! ほんとにすごいぞっ!!

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とにもかくにも、自分にとってまた1本、忘れられないタイトルが増えたこの奇跡の夜。『仙窟活龍大戦カオスシード』は、またいつかおかわり放送でプレイしてみたいなぁと思います。

ということで、今日のブロマガはこのへんで。ラストに後告知!

本日月曜日の「つくった人がゲーム実況」は、スクウェア・エニックスのシューティングゲーム『プロジェクト シルフィード』をプレイ! みなさんご存じのとおり、プレイするのはドヘタクソのわたくし、タダツグということで、いったいどんな波乱が巻き起こるのか……。いろいろご期待あれ!!


それでは、本日もブロマガにお付き合いいただき、どうもありがとうございます。そろそろこのへんで。お相手はタダツグでした、バイバイ!

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