タダツグです。東京ゲームショウ2016、ついに終わってしまいましたね。毎年このTGSを乗り切ると「夏も終わったなぁ……」と感じる僕なのですが、今日になっていきなり寒くなってビックリしました。みなさん、季節の変わり目に体調を崩したりなさいませんようお気を付けください。
さて、シシララTVではこの夏、「VR」に力を入れて特別配信を行ってまいりましたが、ここではその最終回となります「RPGゲーム特集」のリプレイ企画をお届けしましょう。
今回は5回連続企画のラストということで、ゲスト陣も超豪華! なんと、新進気鋭の女性声優遠藤ゆりかさんと兎味ペロリナさんがスタジオに遊びに来てくれました。ここにシシララファミリーの笹原“世界一”和也さんも加わり、みんなで乾杯! 聞けば遠藤さんは、お酒が大好きということで、じつにシシララTVの実況向けな方だなぁ……というのが第一印象です。
それにしても、スタジオがめっちゃ華やかなのもこのVR特番の特徴でした! まだご覧になっていないという方は、ぜひ
コチラのアーカイブ動画で見てみてくださいね。
ということで、このお2人をおもてなしするため、ゲームDJとVRナビゲーター・ニノこと二宮さんがチョイスしたのは、世界的に注目を集めている『VANISHING REALMS』。そのほかにも、『Walts of the wizard』や『TRICKSTER』など、複数のタイトルをプレイしていただくことに。
お2人ともVR空間でRPGをプレイするのははじめてということで、めっちゃ気合が入っていたご様子。
ということで、まず最初に遊んでもらったのは『Walts of the wizard』。プレイヤーは魔術師となり、目の前にある複数の触媒を魔法の大釜で合成することで、さまざまな魔法を生み出すというもの。触媒の組み合わせによって、生まれる魔法が変化するという寸法です。
こちらには、まず遠藤ゆりかさんから挑戦! 目の前に広がる「いかにも魔術師っぽいお部屋」に、気分はさながらハリー●ッターってことで、のっけからテンションが上がっていました。うーん、そのはしゃぎまくるお姿がなんともカワイイ! ナビゲートするニノさんが羨ましくなりますねぇ、ぐぬぬ。
さて、生み出せる魔法は合計で8つ。その効果は当然ながらまったく異なるものですが、いずれもファンタジックで見ているだけでも楽しいんです。
とくに「こりゃすげえ!」と思ったのは「エアー・ドローイング」。空中に意のままに線を描ける魔法ということで、遠藤さんはご自身のサインをさらさら~って書いてくれました。さながら、錦織選手がテレビカメラにサインを書くのを見ているかのような感覚で、かなり新しい体験ですよコレは。将来的には、こんな感じのヴァーチャルサイン会が実施される可能性だってあるかもよ?
続いて兎味ペロリナさんがプレイ! ペロリナさん、いつもは地獄警備員(JK)として活動されているそうですが、本日は世を忍ぶかりそめの衣装ということで、浴衣姿でチャレンジです。それにしても、ごっついVR用ゴーグルと浴衣ってギャップ感がものすごいな。SFと和装の融合……アリですね、アリ!
ペロリナさんもさまざまな魔法を生み出されていましたが、とくに「ファイアボール」を生み出したときのテンションの上がりっぷりが印象的! こちらは手から炎の弾を出現させ、思ったところへ投げつけることができる魔法なのですが……これを生み出したタイミングで、窓の外に巨大な生き物が登場! ペロリナさん、楽しげに魔法で攻撃してみるものの、ノーコン過ぎてまったく相手に届くことなく逃げられるという体たらくでして(苦笑)。そのときの悔しそうなペロリナさんがとても印象的でした。
さて、続けてお2人に遊んでもらうのは『TRICKSTER』。こちらは「剣と弓を駆使して攻め込んでくるオークを撃破し、クリスタルを守護する」というファンタジーアクションゲーム。さながら「アクションRPGをVRで遊ぶとこうなる!」って感じのゲームでした。使える武器も剣と弓ということで、『ゼルダの伝説』のような世界観でしたね。弓は、実際に腕を使って矢を引いて放つことになるので、アクション感もバリバリ!
これに、先ほどのプレイで存分にテンションが上がっていたお2人がチャレンジ! 遠藤さんはコツをつかむのが早く、最初からガンガン敵を撃破していきます。この人、勇者としての素養が高すぎるな……選ばれし者の気配。ちなみに、ゲームDJは「和製ディード(※ロードス島戦記のヒロイン・ディードリット)やな」と評していましたが、それも納得の立ち回りでしたよ。
対して、ペロリナさんはちょっとゲーム性が苦手だったかも? うまく敵に矢を命中させられるようになるまでに少し時間がかかってしまい、あえなくクリスタルが破壊されることに。でも、「ひゃあ~」と不思議な声を出しながら一生懸命に弓矢を放つ姿には、なんだか雅な日本の夏を感じられました。
ここでDJの遊び心が爆発! シューティング要素が盛り込まれたゲームであれば、これを遊ばないわけにはいかんやろ……ということで、シシララTVファンにはおなじみのゾンビシューティングVRゲーム『The Brookhaven Experiment』をプレイすることに。
まずは遠藤さんから挑戦。お酒を召し上がっていたこともあり、この頃にはだいぶテンションがいい感じになっていた遠藤さんだけに、ゾンビにはビビリつつも終始笑顔! 「きゃ~、ヤダヤダこないでっ!」といいながらも、射撃自体はかなり正確にゾンビを撃ちぬいていて、さすがだな……と。本人いわく「怖かったけど楽しかったです」とのことでしたが、この手のゲームはかなりお得意なのかもしれませんね。
続いて遊んでくれたペロリナさんも、ちょっとビビリ気味ながらゾンビを的確に撃破していくことに。やはり、地獄警備員はゾンビごときに屈しないのか! 途中、遠藤さんからハグされたわけですが、ビックリされるかと思いきや「わぁ~いい~~」と喜ぶ(?)という、意外なリアクションを返してくれて、スタジオも盛り上がりました(笑)。
ということで満を持して遊ぶことになったのが、本日のメインディッシュである『VANISHING REALMS』。こちらは剣や弓、魔法などを装備してダンジョンに挑むという、クラシックなロールプレイ要素を盛り込んだゲーム性で、おもに海外ユーザーから高い評価を得ている名作とのこと。
いやー、絵になりますね。なんというか気分は『指輪物語』とか『ウィザードリィ』。王道ファンタジーとはこのことかっ!
こちら、最初は遠藤さんとペロリナさんが交代しながらプレイしてくれていたのですが、途中からは2人協力プレイが実現! といっても一緒に冒険して戦うのではなく、ペロリナさんがプレイして、それを傍で見ている遠藤さんがアドバイスを出しながら盛り上げていく体裁。まさに、VR時代ならではの協力プレイが実現しました。
なんというか、剣で戦うペロリナさんがピーターパンで、それを声でサポートする遠藤さんはティンカーベルとでもいいますか。ほんと、これだけで世界はファンタジーなんだって思い知ったよ!
今後、VRコンテンツが劇的にヒットを飛ばすとして、そのときはこうした「みんなで一緒に世界に没入できる」必要があるのは間違いない気がします。最終的には謎のダンジョンを踏破し、ダンジョンの外でさらなる冒険が……というところまで進めたところでタイムアップに。見ているだけでおもしろかった!
せっかくスタジオに笹原さんもお呼びしていたわけですし、時間さえあれば僕と笹原さんによる「おっさんだらけのVRプレイ」も実現させればよかったなぁ……って、そんな需要はないか(苦笑)。
女の子がキャッキャウフフとトークしながら、迫りくるスケルトンを剣を振ったり弓矢で射抜いたりして撃破していくさまを見ているのは、ゲーマー男子としてもおもしろいなぁ……と感じます。シシララTVの夏のVR特番はこれでひとくぎりではありますが、今後も我々はVR作品を積極的にとりあげていきたいなと感じた夜になりました。
せっかくなので、ぜひ
アーカイブ動画もご覧くださいませ!
それでは、本日はこのへんで! タダツグでした。
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