この時は、ケータイを持ってこなかったキミらが悪いくらいの開き直りでした。LINEの既読無視はできない僕(なんで返信しないの? って思われるのが嫌な小心者)ですが、電話はね、ほら、気づかないことだって多いっしょ? そう自分に(そして視聴者のみなさんに)言い聞かせましてね……まさに外道ツグ。
【スクダク】ただ落ちるだけでは芸がない!? 今のトレンドは「闇オチ」であることを見せつけた夜【20151218_タダツグ】
どうも、タダツグです。最近、ホントに寒くて大変なわけですが、みなさまどうお過ごしでしょうか? 本日のブロマガでは、『スクール オブ ダークネス』の思い出を振り返ってまいります。よろしければ、最後までお付き合いくださいませ。
と、その前にいつもの恒例行事。今後の番組についてをご紹介!
本日! 『スターウォーズ』の新作がまさに全世界同時公開される記念すべきこの日に、「ザ・ワールド・イズ・マインZ」やります。ゲストに声優の桃井いちごさんをお迎えし、“エロい声”をはじめとするさまざまな発声方法を教えてもらう予定です。問題は、エロい声を出すのは誰なのかってところ。今から僕も楽しみ!
でもって、来週月曜日はおなじみの「つくった人がゲーム実況」です。聖夜が近づく12月21日、プレイするのはカップルに次々とツッコミを入れまくるという『お見合いコマンドー ~バカップルにつっこみを~』。サブタイトルがベタ過ぎてなんとなくゲーム性も見えてくるわけですが、詳細なゲームシステムなどは遊んでみてのお楽しみってことで!
みなさん、上記からタイムシフト予約をよろしくお願いします!!
ってなわけで『スクール オブ ダークネス』、略して『スクダク』の思い出を一緒に振り返っていきましょう。
本作は、スクウェア・エニックス初の「WiiWare」専用コンテンツ。夜の学校に閉じ込められた主人公・ジェイクを操作し、明かりをつけて進路を確保しながら脱出を目指すという、3Dホラーパズルアクションです。この回はつくった人ゲストとして、本作の日本版のプロデューサーである高野亜由美さんをお呼びしての実況となりました。
開発はアメリカの「WayForward Technologies」。海外では『LIT』というタイトルで発売されている、いわゆる「洋ゲー」なわけですけど、これがまた、チュートリアルとかほとんどなくてですね……。このぶん投げっぷりがいい感じなんだなぁ。
ゲームがスタートしたら、いきなり密室に閉じ込められるわけですが。普通に考えると、とりあえずちょっと歩きますよね? そこらへんに何があるのかなぁ~くらいの感覚で、方向キーを操作しますよね?
甘い。そんな考えだと、闇から脱出することはできない。本作では、明かりもつけずにそのへんを歩き回ろうもんなら即刻無慈悲な死が待っているんや!!
はい、開始してほんの数秒でDEAD! タダツグ史上、最短記録じゃないですかね、このゲームオーバー速度は。いきなり不穏な空気が立ち込めます……。
高野さんからの助言もあり、ひとまず「光が届かない場所に足を踏み入れると即刻ゲームオーバー」であることを覚えた僕、ここからが思考錯誤の始まりです。つまるところ、「どうやって明かりを確保しつつ、ジェイクを出口まで導いていくか」が重要ってこと。アクションゲームというより、パズル要素のほうが強めな感じなんですね。
明かりの確保の仕方には、いろいろなバリエーションがあります。スリング(いわゆるパチンコ)やチェリーボム(爆竹)を使って窓ガラスを割り、月光を差し込ませたり……。
PCの電源を入れて、モニターの光を足場にしたり……。
はたまた、普通に電気を灯したり。おもしろいところでは、サイリウムのような照明灯を使って、一瞬だけ小さな足場を作り、それを利用して光から光へと移動したりすることもできるんですよね。しっかり頭を使ってギミックを解き明かしていく。ある意味、最初のぶん投げっぷりはパネぇと思いましたが、想像以上に出来のいいパズル要素に、結構本気でハマりました。電灯やPCを点けすぎるとブレーカーが落ちるっていうのも、いい感じにゲーム性を高めてくれています。いや、学校施設でそんなことありえないでしょってツッコミを入れたくもなるけどね(どんだけ劣悪なんだよ、この学校の環境は)。
ちなみにこのゲーム、Wiiコントローラを懐中電灯に見立てたり、電話の受話器に見立てたりするという独自のアクションも盛り込まれています。
探検中にいきなり教室の電話が鳴ったりするんですけど、これはジェイクの恋人であるレイチェルからの連絡。そう、レイチェルも同様に、この学校の中に閉じ込められているみたいなんですよねぇ……。
鳴りだす電話。放っておくと切れちゃう……レイチェルになんかよからぬことが起こってしまうかもしれぬ……。でも、電話機までたどり着くためには、明かりを準備しなければならないわけで。これが難しいんだなぁ。どうやら、このレイチェルからの電話への対応によって、エンディングも分岐するみたいなんですけど、正直、そんなこと言われても……。
教室によっては、電話を取りに行くとなると攻略には関係しない手順で明かりをつけたり、素早く細かい動きで移動する必要があったりするわけで……すなわち攻略難易度が上がる仕様なんですよね。いや~、よく考えられています。心憎い演出よ。
たぶん、ジェイクとしてはレイチェルが心配で仕方がないんだと思う。こんな真っ暗な学校で、そこかしこに死が待ち構えているわけですからね。ただ、操作しているタダツグとしては、正直レイチェルまで気が回らないのはたしか。だって、難しいんだよこのゲーム! ということで、タダツグがくだした英断とは……。
電話は華麗に無視。シカト。これですよ……。
この時は、ケータイを持ってこなかったキミらが悪いくらいの開き直りでした。LINEの既読無視はできない僕(なんで返信しないの? って思われるのが嫌な小心者)ですが、電話はね、ほら、気づかないことだって多いっしょ? そう自分に(そして視聴者のみなさんに)言い聞かせましてね……まさに外道ツグ。
この時は、ケータイを持ってこなかったキミらが悪いくらいの開き直りでした。LINEの既読無視はできない僕(なんで返信しないの? って思われるのが嫌な小心者)ですが、電話はね、ほら、気づかないことだって多いっしょ? そう自分に(そして視聴者のみなさんに)言い聞かせましてね……まさに外道ツグ。
とにかく、今は自分(というかジェイク)が生き残ることが重要だ! この決断にゲームDJも高野さんも若干呆れ気味だった気もしますが、それはそれ。電話は「取れるときだけ取る」というスタイルで、着々とステージを進めていくだけですばい! うん、取れるときはとるから許してくれレイチェル……。
さてさて。「タダツグといえば落ち芸」的な認識も定着しつつあるらしい昨今ですが、今回はひと味違った「闇オチ」を繰り返すことに。何度も何度も、地面から伸びてきた手に闇へと引きずり込まれるんですよ。もうヤダよ! 夢に出そうだよ!!
と、最初こそビビっていた側面があるのは否定しませんが、進めていくうちにパズル要素の奥深さにノメり込み、恐怖を克服していけた感はありましたね。恐怖よりも試行錯誤の楽しさにヤラれてしまった的な……。
そんな僕が、個人的にとくに印象深かったのは114教室(ステージ14)のギミック。ここ、一定時間で消える照明とか、グルグル動くサーチライトの明かりをうまいことうまいことやりくりしつつ、出口まで進んでいく必要がありまして。
このへんまで来ると、パズル要素だけではなく、アクション要素も結構高くなってるんですよね。アクションといえばこの俺、タダツグ。例によって操作がおぼつかず……。
安定の闇オチ(苦笑)。ホント、オチ芸をイチ芸にしてる場合じゃないぜ俺……。仮にもゲームライターなんだからさぁ!!(いや、仮ではなくマジでゲームライターなんだけれども)
とまぁ、自分で自分を叱責しつつ、高野さんやゲームDJからのヌクモリティあふれる視線にもビビりながら、試行錯誤。考えうるパターンに1つずつチャレンジしては失敗し、また次のチャレンジを繰り返していきます。なんだよ、このトライ&エラーの楽しさ、まさに名作ゲームのそれじゃんかっ!
そりゃあ、クリアの瞬間ガッツポーズしちゃうよね。かくして、手探りで正解を見つけ出していくスタイルで、どうにかこうにかステージ14もクリアし、本日のラストであるステージ15に到着。この『スクダク』では5ステージに1回ずつボス敵と戦うわけでして、ここでの相手は双子の風紀委員(もちろん敵)。ステージ14を頭脳を振り絞ってクリアし、なんかイイ感じにハイになっている僕に倒せないはずが……。
か、勝てねえええええええええええ!
ホント、最後くらいサクッとクリアしておっとこ前なところを見せたいのに、この2人の動きがまぁエゲつないことエゲつないこと。1人が教室内を常に巡回し、もう1人が光をつけるたびにプレイヤーの位置を把握して瞬間移動してくるという、このローテーション。ほんと、数えるのもイヤになるくらい闇オチさせられてしまいました。
なんというか、これまでのボスは光を当てることでダメージを与えられたのですが、この双子は普通の光にはまるで鈍感。ガンガンこっちを追い立ててきます。どうなってるんだよ、君たち……。もうほんと、何をすればええんや!!
ここまで来ると、高野さんもゲームDJも視聴者のみなさんも、み~んな僕の味方というか(どっちか言うと死にまくる僕に呆れてなのかもですが)、いろいろなヒントをいただきまして。猪突猛進に敵に光を当てても意味がないわけだし、とにかく教室中をくまなく探すところから始めようというアドバイスの元、教室中を見回ると……。いかにも怪しい照明灯をハケーン!!
コイツを足場にさらなる武器を探すのかな……なんて考えたりもしたのですが、結果からいえば「この照明灯の光の中に、双子の風紀委員を2人とも導き入れる」のが正解でした。2人とも動きのパターンがまったく違うし、照明灯が点いている時間も短いもんだから、もう大変よ。何度もやられては再挑戦の流れを繰り返しつつ、ステージ15に挑むこと1時間弱。ついにこの瞬間が……。
双子撃破の瞬間がやってきました! や、やってあああああい!
やったよ俺! でかしたよ俺! 見事ステージ15クリアじゃい!!
いやほんとこのゲーム、パズル要素とアクション要素を高いレベルで両立させています。おもしろい!
こうして、約4時間にもわたる『スクダク』の実況は、これにてひと段落とあいなったわけでした。最後には、開発を手掛けたディレクターのAdamさんからのビデオメッセージなんかも届いたりして……高野さん、本当にいろいろありがとうございました。
ステージは30まであるらしいので、いつかまた再挑戦したいところです。ホント楽しいですよ、このゲーム。「WiiWare」タイトルということで、シシララTVチョイスのゲームにしてはめずらしく、今でも手軽にプレイ可能なのもポイント高し(WiiやWii Uでダウンロードしてプレイできます)。興味を抱いた人はぜひ、遊んでみてもらいたいですね!
ということで、後告知!
本日の夜21時よりお届けする「ザ・ワールド・イズ・マインZ」は、声優の桃井いちごさんがゲスト。どんな発声練習が行われることになるのかまるで想像できませんが、神回になる予感もひしひしとしておりますので、どうぞお見逃しなく。
でもって、月曜日の「つくった人がゲーム実況」は、『お見合いコマンドー』をプレイします。世のカップルたちにツッコミを入れまくってみせますので、こちらもぜひタイムシフト予約をお願いいたします!
それでは、本日もブロマガにお付き合いいただき、どうもありがとうございました。そろそろこのへんで。タダツグでした~!
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