タダツグです。突然ですが、昨日はエイプリルフールだったんですねぇ。ついさっき「某有名コスプレイヤーさんがついにオトナのビデオに!」なーんてニュースを見て、「うおー、マジかー!」ってなって焦りましたよ。エイプリルフールネタでしたけど。ほんとビックリやで。
さてさて、そんな今回のブロマガでは、ゲームDJが愛してやまない至高の名作RPG『エメラルドドラゴン』について振り返っていきたいと思います!
その前に、まずは告知を。
来週の月曜日は、いつもの2本立てをお届け。「つくった人がゲーム実況」と「レレミの消滅都市」を配信いたします。19時からの「レレミの消滅都市」では、シシララTVの女子ゲーマー・レレミが『消滅都市』のプレイに挑戦! Twitterのフォロワー数によっては、悲劇の罰ゲームがあるとかないとか……。乞うご期待!
でもって、21時からは「つくった人がゲーム実況」。今回は、シューティングゲームの名作『ダライアスバースト』をプレイしちゃいます。めっちゃ難しいとのウワサも耳にしますが……はたしてクリアはできるのか?
4月に入ったとのことで、先日から告知しております新番組「シシララ丸」についても準備中。乞うご期待!
ということで、ここからは、今なお多くのファンに愛されている『エメドラ』を遊んだあの夜について振り返っていきますぞ。この回は、ある2つのアクシデントが我々を襲ったわけですが、みなさんは覚えておられますかね……。
さて、ぶっちゃけ僕でも知っている……というか、遊んでクリアもしている(かなりうろ覚えになってたけど)『エメラルドドラゴン』。往年の超有名RPGということで、ご存じの方も多かったことでしょう。ゲームDJなんて、あまりにも『エメドラ』が好きすぎて、ね。今でもキャラの名前をそらで言えるなんて当たり前、ゲーム内のエピソードやBGMなんかも細かく覚えているレベル、僕も思わずどドン引くほどの愛の深さですわ。いや、DJからしたら「タダツグは、なんでこの名作を遊んだくせに色々ド忘れしとんの?」ってドン引きしてたみたいですけど……。
お越しいただいたつくった人ゲストは、この『エメラルドドラゴン』のシナリオとゲームデザインを担当された飯 淳さん。うおおおお、レジェンドきたあああああああ! あ、ありがとうございます!! 飯さんは『仙窟活龍大戦カオスシード』回でもおなじみの、元ネバーランドカンパニーの高田誠さん(現:株式会社Fenris)のご紹介ということで、高田さんにもスタジオにお越しいただきました。
お2人は頻繁にお酒を飲みに行かれる関係とのことで、当日もいい感じに出来上がった状態でお越しいただくことに(笑)。
さて、そんな『エメドラ』ですが。じつは、ゲームDJがプレイしたのはPC版ということで、この日チョイスしたPCエンジン版に触れるのは初めてだったんですねぇ。オープニングから演出が追加されていたりして、かなりビックリしていたようでした。要所でBGMが変更になっていたり、ゲームバランスが変わっていたりするところにも敏感に気づくあたり、DJの『エメドラ』愛は本当にすごいなぁ……と。都度都度、うれしそうに「PC版はここがこうやったんよ~」って、目をキラキラさせながら解説してくれたのが印象的でした。マジ、どんだけこのゲームが好きなのよこの人……。
ちなみに、1度このPCエンジン版を遊んでいる僕はというと……。もうね、こっ恥ずかしいくらいに色々と忘れてました(汗)。アトルシャンやタムリン、オストラコンらメインキャラは覚えていましたけども。バルソムとかバギンとか、ストーリーの要所で仲間になってくれるキャラについては、ほとんど記憶から消えているという体たらくですからね……。
ただ、ハスラムとファルナというイケメン&美女に関してはわりとしっかり記憶していたりもして、こう……。要は、当時の僕はおっさんやおじいちゃんにはあまり興味がなかったのかなぁ~なんて思ったりもしました。「(※)ただし、イケメンに限る」っていうのは、あながち間違いではないってことなのか……中学時代の自分にツッコみたい気分。
ってなわけで、物語をどんどん進めていこうということに。このゲーム、RPGではあるのですが、戦闘がよくあるコマンド選択式ではなく、タクティカルコンバット的な要素を盛り込んだ独自のシステムを盛り込んでいるのが印象的。
プレイヤーが操作できるのは主人公のアトルシャンのみで、その他のキャラはAIが動かしてくれます。各キャラクターは自分の行動ターンが回ってきたら、頭上に表示された数字のぶんだけ行動することが可能。移動、攻撃、魔法など、行動する内容によって減る数字も異なるので、いかに効率よくポジションをとって敵に攻撃するか、はたまた仲間を守ったりするかが重要でした。
これがまた、今遊んでもめっちゃおもしろい! ある意味、懐かしさの中に新鮮さすら感じさせるこのゲームデザイン……飯さん、ホントに名作ですよ!!
戦闘バランスはわりとシビアでいい感じ。猪突猛進に敵にツッコんでいくわけではなく、ときには回復役であるタムリンの前に立って敵から攻撃されないよう守るなど、戦略的な動きが要求される場面も。この緊張感、マジでおもしろい! ちなみに、ゲームDJによると、PCエンジン版はこのへんのバランスも調整されているとのこと。僕はこのPCエンジン版でもけっこう苦戦したわけですが、PC版はもっと手ごたえあったってことなのでしょうか。うーん、PC版もいつか遊んでみたい。
イベントシーンでキャラがガンガン動く! セリフをしゃべるしゃべる! このへんのドラマティックな演出も、『エメドラ』がかなりの先駆けだったように思います。おかげさまで、感情移入しまくりですよ。声優さんたちもじつに豪華ですしね。
じつは、僕はこのへんの演出はすべてアニメーションムービーとして用意されたものだと思っていたのですが、飯さんいわく、すべてプログラム処理して動かしていたものだそうで……。なんでも、アニメーションを入れるより、プログラムとして動かしたほうが処理がかるく、容量を食わないからとのことですが……これ、めっちゃ労力かかってるんじゃないですかね? 木村明広さんが描くイラストもめっちゃ美麗だし……こんなのスゴすぎる!! スゴすぎるでこいつはっ。
当時としては、マップがめっちゃ広大であったのも『エメドラ』の大きな特徴。今でこそ広大なフィールドというのはめずらしくないかもしれませんが、DJなんて、当時はとあるダンジョンで1週間も迷い続けた場所があったというくらいですから、発売当初のインパクトは相当であったものかと思います。
幸いにして、今回は飯さんやDJが導いてくれたからよかったものの、もし僕だけでプレイしていたら、次にどこに行けばいいものやらわからなくなったかもしれないレベル。あぶないあぶない……。まぁ、DJからは「ちゃんとイベントの会話とか聞いておけばわかるやろ!」ってツッコミあったけども(苦笑)。
と、そんな感じでワイワイと盛り上がっていた我々。飯さんから当時の設定資料や貴重な雑誌の付録などを見せていただき……。
みんなめっちゃテンションが上がっていたわけですが、冒頭にも書きましたとおり、ここで2つのアクシデントが発生! いったい何が起こったのかというと……。
なんと……久々に……放送終わっちゃった……。延長、し忘れてしまいました……。
ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
とんだハプニングっていうか、完全に我々のミスでとんでもないことに。ど、どどどどどうすればっ! とパニくったわけですが、ここでゲームDJから
「焦るなタダツグ! 視聴者さんはきっと待っていてくれる! すぐに次の番組を立ち上げよう!」
との叱咤激励が……。飯さん、高田さんからも「焦らなくても大丈夫ですよ」との温かいお言葉をいただき、なかば青ざめながら次の番組を立ち上げる僕。でも、どんなに急いでも、番組の強制終了から30分が経過してしまうことが判明……みんな待っていてくれるのだろうか……。ドキドキが止まらない。
でも! しかし! みなさん待ってくれていた!! 月曜の深夜からとんでもないミスをしでかした僕らを、視聴者のみなさんはちゃんと待っていてくれたんです! みんな本当にありがとう……。そしてごめんなさい……。
そりゃあ僕の土下座写真フォルダも火を噴くってなものですよ。いや、何枚目ですかこれ……。
聞けば、ゲームDJがTwitterで謝罪&次の番組告知をしたところ、たくさんのみなさんが拡散にご協力してくださったとのこと。突然のことで、みなさんビックリされたと思いますが、「待ってたよ!」「ここからまた頑張ろう」といった励ましのコメントなどもたくさんいただき、青い顔をしていた僕もなんとか落ち着くことができました。
ホント、シシララTVの視聴者のみなさんに、いつも僕たちは支えてもらっているなぁ……。そんなものすごく当たり前のことを、悪夢のようなアクシデントによって、図らずも実感することになりました。
ここまで来たら、クリアは無理だとしても、ストーリーの要所までは絶対に進めなければ! 決意も新たにプレイを再開した我々ですが、ここで2つめのアクシデントが。それすなわち、「PCエンジンDUOさん、止まる!!」。コレです。
今回、プレイに使用したPCエンジンDUOは、ゲームDJがインターネット経由で入手したアイテム。発売は1991年ということで、じつに25年も前の機種! DJいわく、メンテナンスが施された美品を購入したとのことですが……25年も前のゲーム機って、人間換算すると完全におじいちゃんですからね(苦笑)。そりゃあもう、ハードなプレイには耐えられませんよね……。
ということで、開始2時間ほどで、読み込みが長く……なが~くなりはじめる異常事態に。これは危険な兆候! さらには、深夜1時を超える頃には、ボイスが入るシーンが来るたびに「カシューンカシューン」と嫌な音を立て始める始末。豪華声優陣による大量のボイスを収録している本作だけに、読み込み回数も多めなのか、DUOちゃん大苦戦。出演陣はもちろん、視聴者のみなさんも固唾を飲んで見守るなか、ついには読み込みを諦めて、CD-ROMの回転がストップすることに。これはいかん、いかんぞ! もう少しがんばってくれんか、DUOちゃん!!
と、ここで視聴者の方から「縦にすると読み込むかもよ~」というありがたいアドバイスが。マ、マジで!? 試しにゲームDJが優しく縦にしてみたところ……。
キ、キターーーーー読み込み進んだよぉぉぉぉぉぉ!! なんというナイスなアドバイスかっ! ホント、シシララTVの視聴者さんはすげえ!(笑)
ここからは、ゲームDJがDUOちゃんを優しく労わるように両腕で支えながらプレイするという、謎の実況形態に(笑)。DJは「DUOちゃんももう歳やから、しっかり介護せなあかんよな」って笑ってたけど、僕から見たらその姿、傷を負って倒れた戦友をその腕で支える戦士のごとし! って、ちょっと美化しすぎか(苦笑)。
とはいえ、僕や高田さんが縦に持ってもいまいち機嫌を直してくれないDUOちゃんが、DJの両腕に抱かれたときだけ調子よく動くというんですから、世の中は不思議やで……。こういった「ゲーム機に愛される」スキルがないと、ゲームDJという存在にはなれないのかもしれない……。
そんな視聴者さんからのサポート&DJの献身的な介護(?)もあって、なんとかこの2つの危機を乗り越えた我々。目標としていた魔獣ゴーメズの撃破にも成功し、第一章を締めくくることに成功! かくして、『エメドラ』の魅力を紐解く激動の夜は終了することになりました。
視聴者のみなさん、そして飯さんと高田さん、その節はご迷惑をおかけいたしました。そして、我々を信じて待っていてくれて本当にありがとうございます! 心から感謝しております!! 今後はこのようなミスが起こらぬよう、最新の注意を払ってまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!
さて、ここでもう1回告知をさせてくださいね。まずは来週月曜日の19時から配信する「レレミの消滅都市」!
でもって、同じく月曜日21時からは『ダライアスバースト』をプレイします。みなさんお楽しみにっ!
本日もブロマガにお付き合いいただきましてありがとうございました。そろそろこのへんで失礼します。タダツグでした~!
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