皆さん、こんにちは『みんなの党』衆議院議員の大熊利昭です。
今日は、諸外国での憲法改正の状況について、お話をしたいと思います。
日本は憲法が1度も改正されていません。「諸外国では多くの改正が行われている」という話をよく聞くかと思います。そこで今日はですね“各国がどのような状況か”ざっと見てみたのですが、中国を除いていわゆるヨーロッパ、アメリカ、あるいはオーストラリアなど先進国と言われている国の憲法改正は、例えばドイツですと“60回近く”おこなわれているのですが基本的に全て「国民の権利を拡大する」そういう憲法の改正が行われています。「国民の権利を制限する」そういう方向性での憲法改正というのは、1件もありません。
ただ、中国だけ前文を改正しております。「内乱罪を実質強化する」という極めて、言ってみると『全体主義的な改正』これを中国だけがおこなっておりますが、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアを含む“いわゆる先進諸国”というのは、そういった(全体主義的な)改正は1件もやっていないということで、『日本の憲法』について、いろいろ議論していく際には“この辺のところについても良く注意を払って”検討していく必要があるというふうに思っております。
以上です、失礼します。
資料はこちら
「諸外国における戦後の憲法改正【第3号】」2010年8月03日『調査と情報・国立国会図書館調査及び立法考査局』
http://bit.ly/19ZSU3t
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