今日は年金問題についてお話をしたいと思います。年金問題、よく「世代間格差」という話がありますがどのくらい「世代間格差」があるかというと、厚生年金で500兆円くらいあるとされています。具体的にはどういうことかと申しますと、厚生労働省の資料をもとに「高山先生」という方がお作りになった資料ですが2010年3月末時点で、過去に拠出された対応部分で、日本の年金は「賦課方式」なので払ったものはその時点での古い世代、つまり年金受給世代に既に支払われてどこかにいってます。なくなっています。したがって資産はあまり残っていないのですが、国庫負担分つまり税金で補われた部分と、積立金という部分が残っています。ですから、日本の年金制度は純粋な「賦課方式」ではありません。「修正積立方式」です。よく、積立方式に移行しようと言ってますが既に日本の年金は「修正積立方式」です。それに対して給付は過去対応分で830兆円あります。この差額、500兆円の穴が空いている債務超過だといわれている部分ですが、実はこれは将来の保険料で500兆円すべて補われることになっています。つまり厚生年金バランスシート、債務超過でも資産超過でもありません。「ゼロ」です。なぜかと言うと、そのように保険料が決められているからです。これはよく誤解されているところだと思います。以上です。
2月25日年金問題に付いて
今日は年金問題についてお話をしたいと思います。年金問題、よく「世代間格差」という話がありますがどのくらい「世代間格差」があるかというと、厚生年金で500兆円くらいあるとされています。具体的にはどういうことかと申しますと、厚生労働省の資料をもとに「高山先生」という方がお作りになった資料ですが2010年3月末時点で、過去に拠出された対応部分で、日本の年金は「賦課方式」なので払ったものはその時点での古い世代、つまり年金受給世代に既に支払われてどこかにいってます。なくなっています。したがって資産はあまり残っていないのですが、国庫負担分つまり税金で補われた部分と、積立金という部分が残っています。ですから、日本の年金制度は純粋な「賦課方式」ではありません。「修正積立方式」です。よく、積立方式に移行しようと言ってますが既に日本の年金は「修正積立方式」です。それに対して給付は過去対応分で830兆円あります。この差額、500兆円の穴が空いている債務超過だといわれている部分ですが、実はこれは将来の保険料で500兆円すべて補われることになっています。つまり厚生年金バランスシート、債務超過でも資産超過でもありません。「ゼロ」です。なぜかと言うと、そのように保険料が決められているからです。これはよく誤解されているところだと思います。以上です。
資料はこちら
http://bit.ly/Wbj3IY
新着記事
- 10月11日 戦後の国際秩序への挑戦! 136ヶ月前
- 10月4日 ここが変だよ政府の秘密保護法案その1 136ヶ月前
- 9月17日『半沢直樹』のM&Aをよりリアルにする方法 137ヶ月前
- 9月13日新しい交通システムITSの話 137ヶ月前
- 9月10日【北欧、驚きの社会】 137ヶ月前
コメント
コメントを書く