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女の嫉妬からいじめられ摂食障害に……。20キロの増減を繰り返した日々[体験談]

2016/02/25 22:00 投稿

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小学生のころの私は、どこにでもいるような普通の女の子でした。

よく笑い、毎日友達と毎日遊んで、悩みなどないとても元気な子でした。

そんな私の人生が変わったのは、中学生のときのあるできごとがきっかけでした。

人生を変えたできごと

私が入学した中学校は、4つの小学校の卒業生が通うことになっていて、私が通っていた小学校からは半数以上が入学。顔見知りも多く、なにも心配などしていませんでした。

中学生となると、周りの友達のなかには異性を気にする子たちもちらほら出てきました。そうやって毎日、恋バナやオシャレの話をするのが楽しみでしかたなかったです。

入学して1カ月が経過したころ、バスケ部の男の子Aくんが、私のことを好きだと、友達に言ったそうで、一瞬にしてになってしまいました。

そのときの私は、恋に憧れてはいたものの、恋愛感情とはどんなものかよくわからなかったので、その噂は特に気にしていませんでした。

でも、次の日から、私の生活は変わってしまいました。

例のAくんに協力をしようとした、バスケ部の仲間、Aくんと同じクラスの生徒、Aくんと同じ小学校の生徒から、注目の的となってしまった私。すると、彼らからの質問攻めの生活が始まりました。

Aくんが私の髪の毛をほしいと言ったとかで、髪の毛を抜かれたこともありました。それから、待ち伏せされたり、そのときに通っていた、塾に入学してきたり……。

廊下を歩いては誰かに声をかけられ、Aくんの元へ連れて行かれそうになっていました。

家の電話には無言電話や、いたずら電話がかかってくるようになりました。

だんだん恐怖を感じるようになってきたのですが、私を心配してくれる友達もいたので、気にしないように生活していました。

ただ、そんな友達から、だんだんと嫉妬の感情を向けられ、少しギクシャクした関係になっていたのを覚えています。

夏ごろになり、私の友達Bちゃんに好きな男の子ができ、告白をしたのですが、私のことが好きだから付き合えないとフラレてしまったんだそうです。

すると、Bちゃんの怒りの矛先は私に向かいました。直接会ったとき、

「お前のせいで振られた!」

と、言われました。

私には、なんのことかまったく理解できなかったのですが、そのBちゃんは女子のボス的な存在だったため、仲良しだった5人グループからは無視される毎日が始まりました。

何回か話を聞いてもらおうと、話しかけたのですが、まったく取り合ってもらえず、ついには完全に孤立状態になりました。

同じ小学校に通っていた、他の友達と思っていた子たちでさえも、関わりたくないという気持ちからか、誰も助けてくれませんでした。

夏休みも終わるころ、こんな中学校生活から抜け出したい一心で、私はたくさん勉強をして、彼女たちとは違う世界に行こう!と、勉強中心の生活を始めました。

そうやって前向きに考えていたのですが、心の中は寂しいやら、悔しいやら、いろいろな感情が交じり合っていました。

精神的に安定した日と、不安定な日の落差がとても激しかったので、そんな様子を見た母からも心配されていました。

「どうして、こんなことになってしまったのだろう」

と、何回も思いました。

そのうえ、野菜以外の食べ物を、まったく食べられない状態になってしまいました。

精神的に不安定な状態が続いていたことで、肉や魚に対して拒絶反応が出てしまい、動物性の食べ物を一切受け付けなくなりました。

飲み物も水やお茶のみだったので、体重は一気に落ちました。

中学3年生の終わりでも、身長は165cm、体重37kg。生理もこないままでした。

平和に生活できると思った高校生活

中学を卒業した私は、無事に知り合いがほとんどいない高校へ入学。高校では、とにかく目立たないように生活することにしました。

中学校のときと同じようになりたくなくて、目立つグループとは距離をとり、地味に、いつも下を向いて見つからないように生活していました。

内心では友達がたくさんほしいのに、恐くて前向きになれず、その反動で過食になり、入学して3か月で20kg太ってしまいました。

太ったことにより、自分が醜く思え、自暴自棄になり、過食と拒食を繰り返す毎日を過ごし、自分ではどうすることもできませんでした。

ただ、動物性の食べ物だけは受け入れられず、パン、クッキー、ドーナツ、お菓子をたくさん食べていました。

美味しいから食べているのではなく、食べている間、寝ている間だけは、いろいろ考えなくてすむので、不安になったときは食べるか寝るかしかない日々でした。

高校生活にも慣れてきたころ、友達もできたのですが、どのように人間関係を築いたらよいのかわからず、ただ毎日、嫌われないように過ごしていました。

そして、また勉強に集中するようになりました。

単純な発想なのですが、地元を離れたら「なにかが変わる!」と、信じて疑いませんでした。

初恋


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