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醜い外見のせいで対人恐怖症になった私は、美容整形に救われました[体験談]

2016/02/24 22:00 投稿

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私の顔って、おかしい?

そう感じ始めたのは中学一年生の時でした。

小学生の頃は、自分の顔が特別可愛いわけではないことを理解していたものの、コンプレックスを感じているわけではありませんでした。

しかし、中学に入ると、周りの子と比べて自分は可愛いか可愛くないか……そんなことばかり気になるようになりました。

そのため常に自分と周りと比較し、自分の外見がとても醜いと思うようになったんです。

男子に言われたひと言「目ざわり」

中学生になってから自分の外見にコンプレックスを持つようになったのですが、格段にひどくなったのは中学二年生のときでした。

クラス替えをしたのですが、新しいクラスにはあまり馴染めませんでした。

しかも、苦手な男子がいたのですが、席替えでその男子と同じ班になってしまいました。

給食の時間には、班で席をつけて食べることになっています。机をつけると苦手な男子が斜め向かいに来るような形になるのですが、給食の時間になるたびに私の机と距離を空けるのです。

まるでピッタリとくっつけるのが「汚い」と言われているようでした。

「この男子、私のこと嫌っているんだな……」

その頃から、自分が男子に嫌われていることに気付き始めました。

そしてある日の給食の時間、苦手な男子とその友達が、私に聞こえるように悪口を言ってきたのです。

「アイツの向かいでご飯食べるって最悪じゃね?」

「はっきりいって目ざわり、気持ち悪い」

この会話を聞いた時、私は息がうまくできなくなりました。

確実に私の容姿の悪口です。

今までなんとなく嫌われているなとは思っていたものの、はっきり言われたことはなかったので相当ショックでした。

そしてこの日から外見のコンプレックスは強くなり、人と話すことさえ怖くなってしまったのです。

初めての美容外科

私の顔は、一重で丸顔でぺチャッとした低い鼻。

どう見ても美人とはかけ離れている容姿です。

中学に入ってから日に日に暗くなっていく私を心配してか、母が声を掛けてきました。

その時に、私は我慢できずにこう言ってしまったのです。

「この顔が嫌だ! 整形したい!」

普通、子供にこんなことを言われたら親はショックですし、整形なんて絶対に反対すると思います。

しかし母は違いました。

私が容姿のことで悩んでいることに薄々気が付いていたようで、

「どうしても整形がしたいならお母さんは反対しないよ」

と言ってくれたのです。

その週末に、私は母と一緒に美容外科を訪れました。

とにかく腫れぼったい一重をなんとか二重にしたかったのです。

男性医師に鏡を見せられ、ペンのようなもので二重の線を作り、仕上がったときのイメージを見せてくれました。

ただ、私はどうしても整形をする決心がつきませんでした。

その理由は麻酔が怖いから。

それまで麻酔を一度も打ったことのない私。瞼に麻酔を打つなんて、恐怖以外の何ものでもありません。痛みに弱いこともあり、二重にしたい気持ちはあったものの、結局手術には至りませんでした。

整形したいのに麻酔が怖くて手術できない自分に腹が立ち、その日は一日中泣いていました。

結局、中学生の間は整形をすることはできませんでした。

しかし一重のまま学校に行くのが怖くなってしまい、それからというもののずっとアイプチをして学校に通っていたのです。

高校生になって更に激しくなるコンプレックス

なんとか中学校を卒業し高校に入学することができました。

しかし高校生活こそが地獄の幕開けだったのです。

この学校は派手な男子や女子が多く、地味な私は少し浮いていました。友達はできたのですが、クラスメイトとは距離のある状態です。

そしてその高校にあるひとりの女子生徒が転校してきました。

その子は、とてもオシャレで外見は可愛らしいのですが、なんでもズバズバ言う性格のキツい人だったのです。

そのため私はその子から、

「キモい」

「お前が化粧するな」

などとヒドい言葉をいくつも言われたのです。

それからというものの、私のコンプレックスはより一層激しくなりました。

学校に行くことだけでなく、外に出ることすら怖くなってしまったのです。

高校へは電車で通っていたのですが、人のたくさんいる電車や駅に行くこと自体が恐ろしく、母に送り迎えしてもらわなければ学校へ行けない状態となっていました。

みんな私の顔を見て笑っている、気持ち悪いと思っている……。

そんな被害妄想に取りつかれていたのです。

ついに二重手術を決心


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