人見知りだととくに、人前で笑顔になるのが怖いときがあります。
緊張しているから、なかなか心から笑うのは難しい。でも、人と仲良くなりたいから、愛想はよくしておきたい......。
そんなとき「作り笑い」をすることもあります。
とはいえ、「作り笑いだとバレたらどうしよう」「笑い方が下手で作り笑いもうまくできない」という不安が。
バレない「作り笑い」のコツ1: 目を細める
「作り笑い」と本物の笑顔の大きな差は「目が笑っていない」ということ。
「作り笑い」をすると、どうしても口元ばかりに意識がいってしまいがち。
「目が笑っていない」と言われないためには、 目を細めることが大切。心から笑っているときの目もとは、目尻が下がって、細くなっているんです。
バレない「作り笑い」をするには、口もとだけでなく、反射的に目尻が下がるよう、鏡の前で練習するのが効果的。
はじめはゆっくりと目尻を下げる動作を確認しながら。慣れてきたら、目が細くなるように意識しつつ、反射的に笑顔を作るようにしましょう。
また、不思議なことに、「作り笑い」の練習をしているうちに、本物の笑いもスムーズに出るようになります。
「笑い」はコミュニケーションの基本。うまく笑えるようになれば、人見知りの克服にも効果があるかも。
バレない「作り笑い」のコツ2:笑顔を長く維持する
うまく目を細められるようになったら、つぎは笑顔を維持する時間を意識しましょう。
「作り笑い」をして、口もとや目もとに意識を集中させるのは意外と大変。すると、心から笑っている場合より、笑っている時間が短くなってしまいます。
だから、バレない「作り笑い」をするには「少し長く笑いすぎかも」と思うくらいまで笑顔を続けましょう。
バレない「作り笑い」のコツ3:笑顔に余韻を残す
そして、「作り笑い」がもっともバレやすいと言っても過言でないのが、笑顔をやめる瞬間。
「作り笑い」の場合、笑顔から一瞬にして真顔に戻ってしまうことがあります。
でも、心から笑っているときは、だんだんと笑顔が薄れていくもの。瞬間的に真顔に戻ることはあまりありません。
笑顔をやめるときは、フェードアウトさせていくのがポイント。楽しい余韻を残すように意識すると、本物の笑顔に近くなります。
作り笑いも本物の笑いも効果は同じ
実は人間は、「楽しい」から笑うというわけではなく、笑顔になることで、脳が「楽しい」と思い込むという性質があるんだとか。
だから、たとえ「作り笑い」であっても、笑顔でいさえすれば脳が「楽しい」と判断してくれるんです。
そうすると、気持ちがリラックスするので、余計な緊張が緩和され人見知り克服の第一歩が踏み出せるかも。
バレない「作り笑い」の練習で、本物の笑顔を引き出そう
バレない「作り笑い」をするには、3つのコツを意識すること、そして練習することが大切です。
バレない「作り笑い」を続けていれば、人見知りでも、人前で笑うことに抵抗がなくなっていくはず。
人前で笑顔になることができれば、初対面の人に対して緊張せずに接することができそう。
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