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「口下手な営業職」は好感をもたれる
営業というと、口からどんどん言葉が出てきて、コミュニケーション能力に長けているというイメージがあります。
実際、世の中にはそういった性格のセールスマンがたくさんいると思います。
しかし実際のところ、ペラペラおしゃべりな人よりも口下手で口数少ない人の方が、営業としては好かれる傾向に。
口下手で人見知りな人は、お客様を安心させ、親近感さえも与えるため、営業に向いていると言えます。これは人間が、自分より弱い存在・うまくいっていなそうな人を見ると、安心する傾向があるからです。できないからこそ多めに見てやろうと親近感が沸くのは、みなさんも経験があるのではないでしょうか。
出典:口下手で人見知りな人が営業に向いている、意外な理由とは
このように、営業というのは意外と口下手な方が好感度が上がってくるのです。
逆に世間的イメージそのままのようなおしゃべりで口達者な営業だと、相手の心のパーソナルスペースに入り込んでしまうことがあります。
それも、相手に不快な印象を与える原因のひとつになるのです。
口下手な一面は、相手に「この人には騙されなさそう」という一種の安心感を授ける要因。
これを活用しない手はありません。
口下手でも、セールスを上げられる営業になれるのです。
口下手な営業職の人のほうが好かれる理由
なぜ口下手さんが、営業において好かれるのか?
「口で言いくるめられない」という安心感
口下手な人は積極的に自分から話しにいくことが苦手です。
なので仕事においても、自分の主張をペラペラノンストップで話すということはありません。
まずは相手の話を聞いて、そして自分の言いたいことを投げかけます。
営業される人は、この一連の流れに安心感を抱くのだとか。
饒舌なセールスマンは、とにかく自分の言いたいこと・伝えたいことを半ば一方的に話すもの。
これは相手によっては、「こっちの意見や要望を何も聞いてないな…… 」という印象を持ってしまいます。
その点口下手さんは、そういった無駄な主張はしないので相手に不快感を与えません。
さらに言葉で相手を引き込もうという空気がないので、「上手いこと言って何か契約させようとしている」という雰囲気を与えないはず。
こういったことが、口下手さんが営業する際、相手から信頼を得ることにつながっていくのです。
誠実さが伝わりやすい
口達者な営業よりも、口下手な方が相手に誠実さをが伝わりやすいです。
言葉というのはいくらでも偽れます。次から次へと言葉が出てくる人は、その分内容を偽装していることも多くなりがちかも。
ある程度の社会経験を積んでいる人であれば、饒舌な人間ほど気をつけて対応しなければならないということは感覚で分かっているはずです。
しゃべりすぎるセールスマンが疑われやすいのは、こういった背景が隠れています。
その点口下手な営業は、言葉よりも態度で示していくことが多いです。
相手の必要な情報をすぐ提示したり、都合を柔軟に受け入れたり、いつでも相談に乗ったり……。
人は態度で偽るということがなかなかできないものです。
行動によって、誠実さというのは証明されていきます。
口ではなかなか上手に物事を説明できなくとも、相手は誠実さがにじみでている態度・行動は敏感に感じ取れるもの。
誠実さが相手に伝わりやすいことは、口下手さんにとって最強の武器なんです。