<提供元サイトで全文を読む>


幼少期のいじめ

私は、小さいころから顔にコンプレックスがありました。

理由は他の仲良くしている子たちよりも少し太っていて、目も一重で重たく、鼻も豚みたいな形で、輪郭もエラが張っていて、とても女の子というような風貌ではありませんでした。

ここでいう私の女の子らしい顔というのは少女漫画にでてくるような、顎はシャープで鼻筋が通っていて、目が大きくクリクリした二重のこと。

私は小学生時代は「ブタ」と言われ、私はブタとして飼われて女の子たちにいじめられました。

この顔がいけないんだ、こんな顔だからいじめられるんだ、どうにかしたい。

そう思うようになり、自分の中で思っていたコンプレックスが他人からいじられることで、余計強くこの顔が嫌いになりました。

アイプチとの出会い

中学生になり、お母さんがアイプチを教えてくれました。

私のお母さんも元々は一重でしたから、アイプチを使って二重にしたそうです。

アイプチをして学校に行くとみんなは驚いていました。

今まで聞いたことのない

「かわいい」

という言葉が飛び交っていました。

このたった一つのことでここまで変われるのだと、少し自信ができました。

でも、所詮アイプチでした。

夏に汗をかいたり、プールの授業の時間、修学旅行…… とアイプチには天敵が多く、そのたび気を使って直さないといけないのが面倒でした。

なぜ、私は二重に生まれなかったのかとても悔しく思いました。

また、アイプチは下を向くとすぐに「アイプチしてる!」とバレてしまうのでイヤでした。

授業を受けているときは嫌でも下を向かないといけないので、最悪な気分でした。

美容整形をしたい

私は高校を卒業して、大学にも行って、就職をしました。

この間の生活は全てアイプチで乗り切りました。

高校に入りたてのころに、重たい一重が左目だけ安定してアイプチをしなくても二重になるようになりました。

問題は右目で、もう6年もアイプチをしているのになぜか安定されなく左右非対称の目になってしまいました。

潔く一重になってくれれば良いのですが、なんだか無理に二重にしたせいでいろんなところに線ができてしまい、みっともないです。

なので、毎朝右目だけアイプチをして出かけていました。

そこで、成人して、就職もしているので、自分のお金で自分の責任で美容整形をしたいと心に決めました。

美容整形をして

美容整形をしたクリニックは大手です。

*長年のコンプレックスをやっと解消できたことで、私はとても舞い上がりました。

鏡を見るたびに左右対称の二重にうっとりしました。*

美容整形を受けるにあたり、有給を使って会社を2週間お休みしました。

1週間ほどで腫れは引いてきましたが、まだ完全ではなく誰かに突っ込まれるのがイヤなので休みを多く取りました。

腫れが引いたのを確認して、長年愛用してきたアイプチは捨てました。

もっとキレイになりたくて

私は、美容整形で目を一重から二重にしたことで、前から他にも感じていたコンプレックスが余計目立つように感じました。

気になるのは、ブタのような鼻と、エラの張った顎です。

これは自分ではどうにもできることではありませんでしたから、何もしていなかったわけではないですが、再び美容整形に頼りたいと思いました。

鼻は、鼻筋を一生懸命マッサージをして、鼻の穴の中に鼻を高くする道具を入れて過ごしてみたり、洗濯バサミのようなもので鼻を高くしたり…… いろいろ自分でできるようなことはしていました。

でもどうしても、横に広がる鼻は直すことができませんでした。

顎は、えらを狭めるようにお風呂に入っているときにマッサージをしたり、コルギというエステサロンに行って小顔になるようなマッサージをしてもらったり……

小顔になるベルトを顔に巻いてみたり、こちらも試行錯誤でいろいろしました。

ですがこれらの努力は、効果を持続せずに終わってしまいました。

ネットでいろいろと調べた結果、顎に関しては骨を削るのが一番だとありました。

私は、お金を貯めてまた美容整形をしようと決めました。

再び美容整形をして

<続きを読む>