あなたは人生というゲームを楽しんでいますか?
今回は、どの職場に行っても嫌な人が必ずいるという相談をもとに、Dラボを中心として紹介してきた様々な知識をより効率よく、かつ、楽しみながら身につけていく方法について紹介させてもらいます。
どの職場に行っても必ず1人は嫌な人がいるのはなぜでしょうか?
それとも自分がそんな人を必ず1人作っているだけでしょうか?
1人ならまだいいのではないでしょうか。
聖書に出てくる有名な言葉があります。
キリストが奇跡の力で人々の難病を治すというストーリーがありますが、難病を治した10人のうち2人はキリストにお礼を言います。6人は別に何も言わず、2人は文句を言って帰って行ったとなっています。
バカは2割ぐらいはいるので、皆さんが付き合うべきは全体の2割で、皆さんが付き合ってはいけないのも全体の2割、どうでもいい相手が6割です。
付き合うべき2割を探すというのが人生というゲームだと思います。
以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。
人生の5つの大きな後悔
まず、以前の一問一答で、人生において人が最も後悔として残りやすい5つのポイントについて紹介させてもらいました。
ひとつずつ逆向きに考えていくことで、その後悔をできるだけ減らしていく方法について紹介しました。
1. 他人の期待に従って生きたこと → 自分の夢を追う強さ
2. 働きすぎたこと → 優先順位をつけて働く
3. 素直な感情を表現しなかったこと → 本当の自分を表現する強さ
4. 友人に連絡をあまりとらなかったこと → 人間関係の充実
5. 自分をもっと幸せにすればよかった → 幸せを求める勇気
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5つの後悔を乗り越える人たち
そして、世の中にはこれらの力をいつのまにか身につけてしまう人たちがいるということを続く一問一答で紹介させてもらいました。
それは、あまりにも悲劇的逆境を乗り越えたことによる圧倒的な成長を手にした人で、PTSG:心的外傷後ストレス成長と言われるものです。
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忘れたいようなネガティブな経験を乗り越えることで、人生を飛躍的に変える方法について解説させてもらいました。
ゲームで逆境を乗り越える?!
さらに、それに続く内容として、今回はPTSD の治療にも用いられるゲームの効果について考えてみたいと思います。
ゲーム自体の効果については以前の一問一答でも詳しく解説したことがあります。
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そもそもなぜゲームでPTSD の治療に役に立ったり、苦しい逆境を乗り越えることができるのでしょうか。
それは、ゲームに含まれるいくつかの要素について考えると見えてきます。
ゲームで人生に向き合う力を手に入れるためのおすすめ本
ゲームを使って人生を変える方法とそれにまつわる科学を学ぶことができる本です。
ゲームが別に好きではないという人でも、なぜゲームがトラウマや逆境さえも乗り越えることに役立つのかということが理解できます。
ゲームに夢中になる6つのポイント
なぜ僕たちはゲームに夢中になるのか、いわゆるフロー状態になり、経験からより効率よく成長を得ることができるのか、仕事や勉強でもゲーミフィケーションがどうしてそんなにも役立つのか、ということを考えてみた時に6つのポイントが見えてきます。
1. 挑戦
2. ポジティブ感情
3. 好奇心
4. 目標達成
5. 仲間とのつながり
6. 意義
もちろん、見方によっては他にもあると思いますが、大きく分けてこの6つのポイントがあるかと思います。
今回はこの6つのポイントそれぞれについて解説させてもらい、まさにDaiGo師匠が冒頭のアドバイスで言っていたように、人生というゲームをより効率的に楽しみながら、そして苦しい時があっても乗り越える方法について理解していただけたらと思います。
1. 挑戦
ゲームでは、敵キャラを倒した先に自分が何ができるようになるのかを考えるはずです。アイテムが増えたり新しいステージに進めたりするから人はモチベーションが湧きます。
誰でも、したこともないことだけれど出来るようになりたいと考え、勉強でもスポーツでも挑戦した経験はあるはずです。
このチャレンジするというのは、出来ることよりも出来るようになることに目を向けるからこそ、それができるようになります。
ところが、大人になると失敗を恐れる気持ちの方が大きくなってしまいます。
新しいことに挑戦することがなくなり、できる範囲のことだけしかしなくなってしまいます。
これが大きな問題になります。
それに挑戦してうまくいけば何が手に入るのか、つまり、「自分は何が出来るようになるのか」に目を向ければ、もっと知りたいと思えるようになったり好奇心への刺激になります。
新しいことをする時に、「自分は何が出来るのか」ではなく「自分は何が出来るようになるのか」ということを考えてください。
自分の出来ることだけに目を向けている人生とは、はじまりの村の周りの草むらでスライムとだけ戦いながら、自分はいつかレベル100になると言っている人です。
そんなことをする暇があるのであれば前に進んだ方がいいに違いありません。
恋愛の場合でも人間関係の場合でも、なかなか最初の一歩を踏み出せないという人がいると思います。
恋愛の場合も全く同じで、人間関係のゲームだと考えるととても楽になります。
最も良くないのはゲームなのに何も行動しない人です。ゲーム感覚になれないから楽しむことができず嫌われてしまうだけです。
男性も女性も難しく考えることなくゲームだと思い楽しんでいる方が、良いパフォーマンスを発揮することができるものです。
失敗してもセーブポイントに戻ればいいだけです。
2. ポジティブ感情
ゲームでは、戦って勝つとアップアイテムをもらえたり、ポジティブで楽しい気分になるので自然と夢中になってしまうということがあります。
同じように、この感情もうまく使うことができれば、仕事や勉強をより効率的に進めることができるようになったりもします。
実際に、研究でもポジティブ感情が高まると、仕事がはかどるようになったり人間関係が良くなったり、僕たちの人生は良い方向に変わり始めると言われています。
「過去の幸せな出来事がもし起きていなかったら…」
自分の人生で起きた出来事を思い浮かべてみてください。
受験で念願の大学に入ることができた、素敵な彼氏や彼女ができた、子供が生まれた、どんなことでも結構ですが、自分にとって本当に良い出来事だったと思えることを思い浮かべてみてください。
そして、もしその出来事が実は起きていなかったら今頃どうなっていただろうかということを想像してみてください。
研究では、こんな想像を1日に1回、2週間にわたって続けたところ、その後1ヶ月経っても気分の高揚感が続いて幸福感とポジティブな感情を持ちながら暮らすことができたということが分かっています。
人間というものは、何かを手に入れた時の喜びよりも何かを失う苦しみの方を強く感じるものです。
あえて自分の人生で既に起きている幸せな出来事が、もしなかったらどうなっていただろうかとネガティブな想像をすることによって、人は感情的に満たされて良い結果を得ることができるわけです。
ポジティブ感情を増やす5つの行動
日常的に行うことで自然とポジティブ感情が増すと言われている行動があります。
これにより、頭の回転が速くなったり想像力が高まったり、様々な人生の問題を突破するために役に立つ能力が勝手に湧いてきます。
①状況セレクト
自分が一番気分良くいられるような状況に身を置くということです。環境や状況を自分で選ぶことが重要です。
例えば、自分が人混みが苦手なのであれば、できるだけ人混みがない場所を選ぶようにしたり、休日には自然の中にゆっくりと出かけるとか、そんな行動や頻度を増やすようにしてください。
②状況組み換え
気分良くいられる状況を選びたいと思っても、それがなかなかできないという人もいると思います。
例えば、恥ずかしい失敗をジョークで笑いに変えてみたりする方法になります。
恥ずかしい状況は、そのまま恥ずかしいとばかり考えていると、その感情ばかりがネガティブな方向に増えていってしまいます。
失敗をネタにしたり、その枠組み自体を変えることで気分はかなり変わります。
③注意の再配置
ネガティブな状況になった時に、その注意を別な方向にそらすという方法です。
簡単に言うと気をそらすという意味ですが、例えば、お腹が空いてそのことばかり考えている時には夢中になりそうな仕事に取り組んでみたり、ちょっとゲームをしてみたり、他のことに自分の注意を向けるというものです。
④認知チェンジ
これはネガティブな状況の自分の解釈を変えるというものです。
例えば、不安や緊張を感じているのであれば、それは本番に備えて体が準備してくれていて、最高のパフォーマンスを発揮できるように体中に血を巡らせてくれているということだ、というように再解釈するというものです。
⑤反応組み換え
これはネガティブな感情の体験の仕方を変えるというものです。
例えば、怒りの感情を感じたらゆっくりと深呼吸をするとか、その感情を感じた時に自分の体にはどんな変化が起きているのかということに注意を向けたりします。
ネガティブな感情を感じたら、その場で目の前のことはひとまずおいて、5分間だけ瞑想してみるというようにあらかじめ決めておくといいと思います。
これらの5つのポイントを踏まえて、日常的にポジティブな感情になれる確率を増やしていくということが重要だということです。
無理やりポジティブな気分になろうとしてもなかなか難しいものです。
仕事や勉強に取り組む環境としては、自分がポジティブになれる状況とはどんなものだろうか、
失敗したり嫌な気分を感じた時には、これをどうすれば笑いやネタに変えることができるだろうか、
嫌な気分になった時に、最も手軽に注意をそらす方法はどんなものがあるだろうか、
自分がよく感じやすいネガティブな感情を再解釈するとしたらどうなるだろうか、
ネガティブな感情を感じた時にはどんなことができるだろうか、
このように、ネガティブな感情を感じた時にどうすれば自然とポジティブな感情に変わっていくのかということを知っておいてください。
おすすめの方法としては、日常の仕事や勉強でやることのリストの中に、できれば午前に1つ午後に1つ、少なくとも1日に1つ予めこのような行動を入れておいてください。
自分が間違いなくポジティブな感情を抱くであろう行動を予定に入れるようにしてください。
ここから先は、残りの4つのポイント「好奇心・目標達成・仲間とのつながり・意義」について解説していきます。
コロナの影響もあり今苦しい状況にいる人も多いと思います。
なかなか人生が変わらず苦労している人もいると思います。
そんな状況を変えて、人生というゲームを楽しむことができるように、ぜひ続きもチェックしていただけたらと思います。
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(ID:23680810)
Q.「どの職場に行っても必ず1人は嫌な人がいるのはなぜでしょうか?それとも自分がそんな人を必ず1人作っているだけでしょうか?」
A. この質問よくわかります!必ず、誰か嫌な人が1人は出てしまうんですよね!
それと、自分は「この職場どうかな…」と思っているのに、周りを見ると「いや、この職場はみなさん、本当にいい人ばかりで☆!」みたいなキラキラした人もいる。
で、キラキラした人は、もちろん、職場の人間からも好かれていますよね…笑。
僕はそういった場合、「あ、現実が見えてないんだろな」と思うことにして、
その後、「ま、そういう生き方で幸せになる人もいるけど、そもそも、そういう人と自分は人種が違うし、だから、幸せになるなり方自体も違うし」と考えるようにしてます。
冷静に考えて、「誰からも好かれ、仲良くできる」は、【すべての幸せの価値ではない】はずですよね☆
そして、これ↓は、自分の分野の学校教育からの反省点で、よく特別支援教育の視点から言われることなんですが、
【「一年生になったら、友達100人できるかな♪」は教え方としては間違いだった】
というものがあります。
特別支援学級に関わる子どもは、そもそもソーシャルスキルを苦手としているので、「友達100人」は無理ですし、そういう期待の膨らませ方は、逆に、失望感を与えてしまう。
通常学級の子でさえも、もちろん、「友達100人」は無理ですし、そもそも「みんなと仲良くしましょう」という、学校によくあるスローガンも、実は、多分、人間の性格遺伝子上無理なんです…。
ですが、島国という土地柄のため協調性が高くなった日本人は、こういった人間の性格遺伝子上「無茶」なことを求めてしまう…。
そういった、ミスマッチが起こす問題かとも個人的には思います( ¨̮ )
なので、まず、そういった客観的に視点を加えて、その後、記事の内容にあるように「2対6対2」の割合を考え、「2」の部分にだけ焦点を当てる。
でも、よく考えたら、そもそも「2対6対2」の話は聖書の話なので、キリスト教を禁じた日本にとっては、あまり受け入れられない考えなのかもしれませんね☆
と、今回は、趣向を変えて、様々な分野から広くとらえて考察して答えてみました!
「職場」の問題も、こういった日本の地理や歴史から、広くとらえてみるのもおもしろいかもしれません(^^)
ボケット(@teacher)