あなたが最近読んだ本はなんですか?

思いつかないという方は、その理由はなんでしょうか?


DaiGo師匠の質疑応答でも読書に関する相談は結構多いですが、

今回は、読書にハマっていておすすめの本を尋ねてきた中学生の質問をもとに、今すぐ読書をしたくなる心理学についてまとめてみたいと思います。


Q. 中学生で今読書にハマっています。

年齢を気にせず何かおすすめの本を教えてもらえないでしょうか?


では、中学生がまず読まないであろう本を紹介しておきます。

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ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット


これは簡単に言うと人の愚かさがわかる本です。

若い人が読む本ではないでしょうが、若い人が読めば人生が変わる本です。

人間がなぜ愚かなのかということを教えてくれる行動経済学の大家の先生が書かれた本です。


DaiGo師匠の解答は以上でした。




読書で価値はすぐに手に入らないが…


Dラボの「富をもたらす5つのマネースクリプト」でDaiGo師匠が言っていたことを覚えているでしょうか?

お金持ちと貧乏には節約の仕方に違いがあり、本当のお金持ちは、学んで成長するための読書の費用も、その値段が高いかどうかということではなく、出したお金以上の価値が返ってくるかどうかということを考えて判断しているということでした。


もちろん読書の場合その価値はすぐには手に入りません。

僕達は今目の前のことに取り組むことにより、今この瞬間に成長していくということを見るべきなのに、ダメな人ほど結果を焦って求めてしまいます。

これは毎日の筋トレやダイエットでも、勉強でも読書でも全く同じです。

読書であれば、それを続けた後の頭が良くなるとか、みんなに尊敬されるとか、お金が稼げるようになるということばかりに注目してしまいます。


結果というものは、それがすぐに得ることができるものであればあるほど価値は低いものです。

これは当然ですが、それはすぐに手に入れることができるものであれば、誰でもすでに手に入れているはずです。

ですから、Dラボで紹介している知識をもとに効率よく学ぶことは意識してもらいたいですが、まずは求めているものが容易に手に入らないということを認識することも必要です。

手に入れるのは難しいし時間もかかるけれど、その手に入れるまでの道筋をはっきりと明確にして、戦略を立てることによりできるだけ早く確実に手に入れると考えることが大切です。

その道筋をはっきりと明確にするための知識をDaiGo師匠は様々な切り口から紹介しているわけです。




ミリオネアにとっての読書


同じくDラボの「ミリオネアの17の習慣」でも読書の重要性については紹介しています。

世の中には色々な業界がありお金の稼ぎ方も様々にあるわけですが、ミリオネアの生活に焦点を当てた場合には、そこにはいくつかの共通点が見えてきます。

生活の習慣や判断や選択の決め方などに共通点がどうやらあるようで、そんなミリオネアたちが持っている特徴のひとつに読書という習慣がありました。


一般の人の読書習慣の割合としては、月に1冊程度を読むというレベルでもわずか10%程度になるというデータを以前に見たことはありますが、それぐらいほとんどの人は本を読まないということです。

現代人は特に本を読まなくなってきているわけですが、ミリオネアたちは例外で、ミリオネアたちの88%は熱心な読者家だったということが分かっています。


ミリオネアたちは毎日とても忙しいでしょうしスケジュール調整も難しい状況でしょうが、そんな中でも読書時間を必ず作っているというのが9割近くものミリオネアたちの特徴でした。

忙しいミリオネアたちであっても、平均して1日に最低でも30分は集中して読書をする時間を確保していたということです。

もちろんもっと長い時間読書している人もいましたが、どんな業種であってもミリオネアのおよそ9割の人は読書が好きな人たちで、平均すると最低でも30分は集中して読書をする時間を設けていたということです。


1日30分の読書からはじめてみませんか?


1日には最低でも30分の読書時間を設けるようにして、それを余裕がある時には徐々に広げるようにして、どんなに忙しい日でも少なくとも30分だけは読書をするということから始めるだけでも、皆さんはミリオネアの習慣をひとつ身につける事ができるということです。


ミリオネアたちが読書を習慣にしている理由としては、この30分により当然知識を取り入れるということも重要なわけですが、ミシガン大学の研究で興味深いものがあり、周りの人に声をかけられたりスマホの通知が鳴ったりすることがなく邪魔をされない状態で30分間の読書をすると、それだけでストレスのおよそ68%程度がカットされるということが示されています。


ですから、ミリオネアたちが少なくとも30分間は読書をするというのは、自己改善のための知識を手に入れるという目的もありますが、それと同時にやはり知識を実際に使うにはやはり余裕が必要になりますし、ストレスがある程度リリースされている状態でないと知識を新しいことに使うのは難しくなります。


ストレスを日常的に感じている人はそうでない人に比べて IQ が著しく下がり、10ポイントから15ポイント程度下がると言われています。

IQ が10ポイントから15ポイント変わるというのは人生が激変するぐらいのレベルの違いになります。

ミリオネアたちは、日々新しい知識を取り入れながらも自分のストレスをリリースすることができる一石二鳥にもなるような読書を習慣にしていたということです。


皆さんも88%のミリオネアたちと同じように少なくとも1日30分の読書時間を作るということから始めてみてはいかがでしょうか。




DaiGoが学生時代1億は稼いだ1冊


DaiGo師匠が、この本だけで1億ぐらいは稼いだのではないかとも言える本があります。

自分の商品やサービスを売ろうとする時には、もちろん科学的な根拠やデータの分析なども重要ですが、やはり未だ数値化することができていない感覚やセンスの部分も重要です。

この微妙な隙間を考える必要があるわけなので、その両方を教えてくれるビジネスの入門書として最適なのではないかという1冊です。


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シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

あまりにも素晴らしい本なので僕が帯も書かせてもらいました。

帯では10倍の値段で買っても損をしない本とさせてもらっていますが、正直それ以上の値段でも損はしないと思います。

それぐらい実際に活用すれば元を取ることができる本だということです。


本というものは、ちゃんとそれを使うことさえできればほとんどの方は元を取ることができます

いい本であれば、それを読んでちゃんと使いさえすれば損をしない投資です。

師匠の場合は、ダメな本だったとしても、どこをどう直せば良い本になるのかということまで考えて、そこから新しい本を出すきっかけになったり新しい切り口を見つけることができたりします。


この本の著者のジョセフ・シュガーマンという方はとても有名な人ですが、 アメリカで初めて800というフリーダイヤルを使って注文を取る仕組みを作った人で、クレジットカードで決済すると電話代が無料になるというサービスを作られた方です。

今では当たり前のようなサービスではありますが、そのようなアイデアが何もなかった時代にそれをカタチにした人です。


30種類の法則を実際のストーリー形式でどのようなことに気をつけたらいいのかというようなことが書かれている内容になっています。

実際にシュガーマンさんが活躍されていた時代は昔のことではありますが、彼の法則はその後の研究でも科学的に実証されているものばかりです。

科学が証明している実際に使えるテクニックがたくさん紹介されている本ですので、ぜひ皆さんも読んで使ってみていただけたらと思います。


師匠はこの本を確かまだ大学にいた頃に買いましたが、この本のおかげで実際に売れる本をかけるようになったりビジネスでも非常に役に立ちました。

自分のビジネスや副業を始めたいけれど、どこから始めたらいいのかがわからないという人は、とりあえずこの本から始めてみるというのもいいのではないでしょうか。




読書で人生が変わる!


Dラボでも読書の大切さについては何度も紹介しています。

例えば、「若い時にやると人生変わる8つのこと」では、人生のできるだけ初期に行っておくべき行動として読書があるということを解説しました。


実は、僕たちが人生で抱える問題のほとんどを、その読書による知識ではなく、読書という行動をとったことにより得ることができる副産物がたくさんあり、それが解決してくれるということです。

読書は筋トレと同じで、最初から難しい本や分厚い本を読めるわけではありません。

ですから、子供や今まであまり読書をしていなくて苦手な人は、最初は別に無理をする必要はなく薄い本から始めればいいです。


人生のできるだけ早い段階から本を読むという練習を始めておいた方がいいです。

早めに本を読む力を鍛えておくことによって、人生のさまざまな問題を解決しやすくなります。

読書で得られるものとしては、読書により僕たちの人生の質が上がります

人生における幸福度や満足度が上がるということです。

これはどんなジャンルの本でも構いません。本を読み切る能力を身につけることが大切だということです。


本人だけでなく家族みんなに良い影響が!


読書をすればするほど人生の質は上がるし、社交性も身につき、家族まで幸せになるということが分かっています。

ですから、親も子供も本を読むことによって、その家族みんなの人生の質も上がるし、社交的になるので、家族の中でももちろんですが家族の外でも上手にコミュニケーションが取れるようになり、人間関係は良くなることで幸せになります。

家庭において本を読むということはとても重要なことになるわけです。


読書とは家族みんなですべきことです。

忙しい人ほど、しんどい人ほど、仕事で疲れている人ほど、ママ友との関係や学校での関係や親戚との関係でストレスが溜まり悩みを抱えている人ほど、子供と一緒に読書を楽しんだり子供に読み聞かせをしてあげるべきです。

これを毎日した方が、親は自分の行動や自分の人生に自信を持てるようになるし、当然子供との関係が良くなるだけでなく、周りの人との人間関係も良くなり人生の質も高くなる上に、ストレスが減って鬱になる可能性も減ります


子供向けの本や絵本からでも十分です!


絵本も、子供の頃に読んだことがある絵本であっても大人になってから読むと、深いストーリーを感じたりすることもあると思います。

例えば、『100万回生きたねこ』という絵本がありますが、これも大人になってから読むと考えさせられることも結構あります。

ですから、絵本に限らず子供向けの本だからといってバカにせず読んでみるのも良いのではないでしょうか。


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100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

大人になると、書類などの定型文やSNS などの短文しか読まなくなり、ちゃんとした本を読んでいない人も多いと思います。

子供の本も結構バカになりませんので、読まないよりは絶対に読んだ方がいいと思います。



ここから先は、さらに読書の大切さについてやもっと本を読みたくなる心理学について紹介していきます。

読書で人生を変えたいという方はぜひ続きをチェックしてみてください。