あなたは最近自然に触れていますか?
今回は、田舎の地元へ移住することを決意された方の相談をもとに、自然の与える力についてまとめてみたいと思います。
Q. 「15年ぶりに田舎の地元へ移住します。夫も一緒なので楽しみですが、都会暮らしが好きですし慣れているので田舎生活の疎外感や不自由さが不安です。それを楽しんだり活かす手法や考え方があれば教えて下さい。」
これに対してのDaiGo師匠のアドバイスは以下の通りでした。
田舎に行ったらスマホを使わない時間帯を作ってください。
そして、自然に注目するようにしてください。鳥の鳴き声や森の中の風の音などどんなものでも結構ですので、そのような音を聞きながら瞑想したりする時間を毎日作るようにしてください。
それにより、身の回りの自然が自分のメンタルのためにプラスになっているという感覚を作るといいのではないでしょうか。
都会の方が鬱や不安の加速度というものは大きいものですから、地方に移住するのであればそのメリットを十分に活かすようにしてはいかがでしょうか。
ということでした。
特に今はコロナの影響もあり、外に出る機会も減っていつのまにか家で過ごす時間も増えて、気が付いたらスマホばかり触っていることで自己嫌悪になっているような人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、スマホ活用の心理学については過去の一問一答の記事でもまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
自然の力を活かすために
自然の力を学びそれを活かすためにはこちらのほうがやはり一番のおすすめです。
こちらの本は自然の力を使って皆さんのメンタルを整えるための方法を教えてくれる本です。
特に自然の中でも森林に関する人間のメンタルに与える影響については日本は世界最先端でもあります。いわゆる森林浴というのは日本発祥のものです。
そんな最先端の研究をもとに自然の力を活かす方法を教えてくれる素晴らしい本です。
限りある時間を大切に使うために
焦りと緊張によって人生後悔してしまう人が少なくありません。
まず、焦りや緊張がどれだけ僕たちの日常の仕事や勉強に悪影響を与えるのかということを紹介しておきます。
焦りと緊張は運を悪くさせてしまう!
まず、焦りを感じてリラックスすることができていなければ、本来の力を発揮する事も出来ませんし運も悪くなるということが分かっています。
自分は運がいいと思い込んでいる人は本当に運が良くなるという研究があります。
これは自分が運がいいと思い込むことによってリラックスできて余計な力を抜くことができるからです。
それにより本来の力を発揮することができて、視野も広がり細かなことにも気づくことができるようになります。
逆に、焦りを感じて余計な力が入っていれば、本来の力を発揮することもできず、結果的に運が悪いような状況になってしまいます。
焦りは手近な仕事にしか手をつけさせなくしてしまう!
時間的な焦りを感じている人は 、自らどんどん時間がなくなるような行動ばかりを取ります。
時間が無限にあるのであれば、それでも構わないかもしれませんが、焦りの感情は簡単な仕事ややらなくてもいいような手近な仕事ばかりに手をつけるようにさせてしまいます。
本来やるべき大事なことを先延ばししてしまい、どうでもいいことばかりに手をつけることで、さらに時間がなくなるという悪循環が生まれてしまいます。
こうなっては当然ですがいくら時間があっても足りません。
いいアイデアが生まれなくなる!
いいアイデアというものは余裕がある人のところにしかやってこないものです。
今までにない新しいものを作り出すためにアイデアを必要とすることであったり、芸術家アートのような事に関しては、一旦考えてから先延ばしして別のことをする時間を作り、それからもう一度考えた方が良いアイデアが出やすくなるということが分かっています。
ですから、いいアイデアを考えようと思った時には、この時間を置くだけの余裕が必要で、焦りを感じていてはいいアイデアも出てくることはありません。
IQ を下げてしまう!
人間の IQ というものは簡単にあげることはできませんが、下げることはとても簡単なことでできてしまいます。
油断するとあっという間に IQ は下がります。
その原因になりやすいのがストレスで、焦りによるストレスによって僕たちの IQ は簡単に下がって頭が悪くなってしまいます。
IQ が下がり判断能力は落ちて、後から考えるとなぜそんなことをしたのかというような訳の分からないことをしてしまったりします。
自制心も低下するので物事を我慢することができなくなったり、感情のコントロールまで下手になってしまいます。
焦って人生を失敗してしまう人は、焦りによって自分の能力を下げているということです。
焦りというものは頭の良ささえも犠牲にしてしまうものです。
時間汚染にまみれてしまう!
そして、人間の時間というものは簡単に汚染されてしまうものだということも忘れてはいけません。
時間が足りないという焦りによって、先ほど紹介したように頭が悪くなってる仕事のパフォーマンスが落ちてしまいます。
そうなると、普段であれば1時間で出来るような仕事なのに、2時間や3時間も必要となったりしてしまいます。
たくさんやるべきことがあり時間が足りないかもしれないと思った瞬間に、僕たちの時間はすでに汚染されています。
時間汚染によりパフォーマンスが下がり終わるものも終わらなくなれば、余計に焦りが生まれ悪循環が起きてしまいます。
情報が少ない環境に定期的に身を置く
一問一答の相談者へのアドバイスとして、師匠は、定期的にスマホを使わない時間を作り自然の力を活かすことをお勧めしていました。
先ほど紹介した焦りや緊張によるネガティブな影響はとても危険なものでもあります。
しかも、一旦このような状況になってしまうとなかなかそこから抜け出すのは難しいものです。
師匠は時折海外や自然の中に出かけることがありますが、そんな時も動画の配信などやるべきことはやります。
そのような所に出かけた時には最低限のことだけをしようと考えるようにしています。
そのおかげで日本や自宅に帰った時にはいろいろなことを減らして、さらに改善したり効率化することができます。
情報が少ない環境に身を置くことで、それをしなくても結果が変わらない仕事やタスクに気づくことができるので、やはり、自分を見直して仕事を減らす時間を時には設けるようにしないと、焦りというものは気づかないうちにどんどん溜まってしまうものです。
皆さんも気を付けていただけたらと思います。
一瞬一瞬に集中して成果を出すために
一番のおすすめは自然の中で定期的に瞑想を行うことです。
焦っている人になぜ焦っているのですかと尋ねると、よくわからないけれどなんとなく焦ってしまうと答えたり、やたらと忙しそうな人にどんなことで忙しいのか尋ねると、何で忙しいというか色々と忙しいというような曖昧な答えが結構返ってきます。
自分が何に追い立てられているのかが分からないのに、やたらと追い立てられていたり焦っているような人もいると思います。
このような場合はマインドフルネスを鍛えてもらいたいです。
自分は焦っていて忙しくしているから仕事が進んでいると思い込みたいという状況は人間には少なくないことです。
それをなくして、今その瞬間の一瞬一瞬に集中して短時間で大きな成果を出すための方法をマインドフルネスは教えてくれます。
一瞬一瞬に集中するためにはやはりこちらの方がおすすめです。
住んでいる環境と将来のメンタル
子供のメンタルを安定させる方法としてはどのようなものがあるのかということを調べた研究を見てみると、子供の問題行動や癇癪を起こしたりすることを減らすことができる方法がわかっています。
およそ100万人のデンマーク人を対象に、衛星画像を使ってこの100万人がどのようなところに住んでいるのかということをチェックしています。
そのチェックをする際には、家族が住んでいる場所の周りにどれくらい自然があるのかということを調べています。
そこから緑地が多い場所で育った子供たちと緑地が少ない場所で育った子供たちで比べて、将来のメンタルなどに違いが出るのかということを調べようとしたものです。
自然が人間のメンタルに与えてくれる影響というものは非常に強力なもので、これについては皆さんもよくご存知のはずです。
例えば、瞑想を毎日続けるということはメンタルの安定のために非常に効果があることですが、それがなかなか毎日続けることができないという人は、週に2時間自然に触れるだけでもメンタルもかなり強くなりストレスにも強くなるということが分かっています。
子供たちを対象にした実験でも、週に1時間自然の中で授業を行うだけで1週間の教室の中での集中力も2倍になったという研究もあります。
ですから、自然の多い場所で生活をしたり活動するというのは人間のメンタルにとっても非常に良いことなわけです。
これについて子育ての環境という文脈で調べようとしたのが今回の研究になっています。
将来メンタルを病む確率が半分以下になる!
その結果分かったこととして、自然の多い環境で育った子供はそうではない子供に比べて、成長してからメンタルを病んでしまうリスクが55%も低くなったということが確認されています。
つまり、子供の頃に緑の多い場所で育ったり学校に緑が多いなど、自然に触れる機会が多いほど将来メンタルを病むリスクが減り、そうでない場合に比べてそのリスクは半分以下にもなるということです。
ですから、おそらく小学生の3年生から4年生ぐらいまでは緑の多い場所で育てた方がいいということです。
それ以降は中学生の頃からは進学校などで都心に行ってもいいのかもしれませんが、10歳ぐらいまでは自然に触れる機会をできるだけ増やしてあげた方が大人になってからメンタルの問題を抱えるリスクが少なくなると思います。
やはり、緑地や自然というものは子供のメンタルにとってとても大切です。
それと同時に、当然大人にとってもメンタルを安定させてくれたりストレスを解消してくれる効果がありますので、緑のある場所で子育てをするというのは親にとっても子供にとっても良い影響があるということになります。
研究チームのコメントを見てみると、これまで考えられていたよりも自然の環境が人間のメンタルに与える影響というものを示すデータがたくさん出ていて、今回の100万人を対象にした膨大なデータで居住地や病気にまつわるデータなども入手して、それを衛星画像と照らし合わせるということをしても、やはり緑が豊富な場所というのは人と人との社会的な結束力を高めてくれたり運動量も上昇するので、それにより人間の認知機能の発達をサポートしてくれてメンタルも強くなるということではないかと言われています。
ワーキングメモリを鍛える遊び
そんな自然の中で子供と一緒に遊ぶとしたら木登りがいいのかもしれません。
18歳から59歳の幅広い年齢層の人たちを集めて行われたノースフロリダ大学の研究で、木登りで頭が良くなるということが分かっています。
この研究によると、木登りをした人たちだけがだけが、他のグループに比べてなんと1.5倍もワーキングメモリの能力がアップしていました。
ワーキングメモリは、短時間で情報を処理するための能力で、歴史的な天才たちはこのワーキングメモリが発達していたとか、成績が低い子供や新しい事を学ぶことがなかなか出来ない人は、この能力が低いと言われています。
集中力がないと感じている人や、集中力がないお子さんをお持ちの親御さんは、このワーキングメモリーを鍛える、あるいは、鍛えるような行動をとるように促した方がいいと言われていますが、そのために木登りが効果があったということです。
ワーキングメモリを鍛えると人生において色々なメリットがあります。例えば、ワーキングメモリの能力が高い人の方が、新しいスキルを身につけるスピードが2倍ぐらい早いと言われていますし、何事においても飲み込みが早くなりますので 、重要な能力だといえます。
固有受容性の高い運動
とはいえ、なかなか木登りができるような木が近くにないとか、大人になって木登りしていたら通報されるのではないかという人もいると思いますので、木登り以外の方法もあります。
ポイントとしては固有受容性がある運動であれば、どんなものでも効果がありました。この固有受容性の高い運動とは、自分の体が今どのようなバランスでどのような位置にあるのか、どのような動作をしているのかということに注目しながら行う運動のことです。
固有受容性が高い運動をしていると、周りの状況に常に対応しないといけなくなります。次はどう動くべきかということを考えながら動かないといけないので、その瞬間瞬間の自分の体の体勢を保つためにワーキングメモリが使われるので、自然にワーキングメモリを鍛えることができるということです。
ですから、スポーツで言うと、ボルダリングや山の中を走るトレイルランニングなどがワーキングメモリを鍛えることができます。状況の変化を予測しづらく常に予測しながら動き、自分の体の動きを状況に合わせて変化させ対応させる必要があるスポーツであればどんなものでも結構です。
是非参考にしてみてください。
子どもは遊びの中で境界線を学んでいく
将来の成功を左右する能力であるセルフコントロール能力にまつわる研究で、少しアスレチックな体を使った遊びが子供のセルフコントロール能力を鍛えるのではないかとされています。
少し刺激的で怪我をする可能性はあるかもしれないけれど決して致命的な怪我にはならないような遊びが良いということです。
つまり、子供たちが遊びの中で、自分がどこまでしても安全なのか、どの辺りを超えてしまうと痛かったり危ないことになるのか、どこ以上にしてしまうと怒られるのかというようなことを学んでいくわけです。
親と遊ぶ時間が長くなればなるほど、何か悪いことをしたり何かを壊してしまったり怒られるようなこともあります。
それが大きな怪我に繋がってしまったり致命的な問題になるのでなければ、これ以上にしてしまうとやばいということを学ぶために、親と遊ぶ時間も非常に重要になってくるということです。
子供は放っておくと1日中でもずっと遊んでいると思います。
この子供の遊びというものは、自分の能力や社会的なルールに対して自分なりの境界線を理解するための練習になっているわけです。
それにより、これ以上してしまうと危ないとかこれ以上は駄目だということを知って、自分をコントロールして安全な状況にいるための能力を手に入れるわけです。
やはり、自己コントロール能力というものが極端に低いと、お酒を乱用してしまったり薬物中毒になってしまったりすることもありますが、あれも結局は自分を破壊する行為です。
そんな戻って来れないところにまで行ってしまうのを止める力というのは、子供の頃の遊びの中で鍛えていくものなのではないかということです。
ですから、子供の頃には間違ったことをしたりしてしまうと怒られることもあると思いますが、それで一生心の傷を背負うような叱られ方をされるわけでもないでしょうし、子供の頃には怪我をしたりすることも少なくはありません。
もちろんそこには親としても細心の注意をしてあげるべきではありますが、ある程度はそのような経験をしておかないと、自分自身で境界線が見えなくなってしまいます。
子供というのは、遊びをしながらいろいろな間違いをしてそこから学び、それにより自分が安全で快適に生きるためにはこれ以上行ってはいけないというところを理解し、それをコントロールする自己コントロール能力を鍛えていくということです。
子供が安全にリスクを取ることができる環境を親がどれくらい許すことができるのかということが、どうやら子供の将来を決めるようです。
子供と一緒に自然の中で遊ぶためのおすすめ
子供に上手に遊びの中でリスクを取れるようにしてあげることも重要です、そんなことも考えながら大人も一緒に楽しめる遊びがいいと思います。
こちらの本は、大人が一緒にして遊んでもらいたい少し変な遊びがたくさん紹介されています。
例えば、ドライアイスで遊ぶとか電子レンジに変な物を入れてみるとか、ガラスを溶かしてみようとか指を瞬間接着剤でくっつけてみようという感じです。
当然ですが、これは子供にただ危険なことをさせるべきだというようなことではなく、親と一緒に少し危険なことに挑戦してみるにはどうすればいいのかという本です。
例えば、ゲームで楽しく遊ぶというのもいいと思いますが、大事なのは、ゲームでどのようなことをすると友達に嫌われてしまうとか、みんなと遊んでいる時にどんなことをしてしまうと仲間外れにされてしまったり痛い目にあうのかということを理解することです。
リスクに挑戦することが子供にとっても重要ですが、いきなりリスクと言われても何から始めたらいいかわからないという人もいるでしょうし、何も知らずリスクに挑戦しようとして子供が怪我をしても困ると思いますので、そんな内容を学ぶことができる本です。
自然と戯れることは子供にとっても大人にとってもとても重要です。
子供に限らず、大人も自然に触れるというのは瞑想よりもはるかにメンタルに効果があるということも言われています。
こちらの本は、身近なの遊びから森で生きるための方法まで紹介されていて、自然の中で子供と一緒に遊ぶにはどんなことができるのだろうかということが学べる本です。
このような本も参考にしながら、子供と一緒に遊ぶ時間を作ってみてください。
ここから先は、さらに自然が与えてくれるメリットを掘り下げていきながら、気軽に外出することができない状況であっても、そのメリットを享受するための方法まで解説していきます。
知りたい方は続きをどうぞ。
コメント
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Q. 「15年ぶりに田舎の地元へ移住します。夫も一緒なので楽しみですが、都会暮らしが好きですし慣れているので田舎生活の疎外感や不自由さが不安です。それを楽しんだり活かす手法や考え方があれば教えて下さい。」
A. この質問に対しては、以前、こちら↓の記事で【田舎のメリット】を書かせて頂いたので、今回はより具体的に、自然を生かした僕の実践をご紹介致します。
<参考記事>
一問一答「あなたは、スマホとどのように付き合っていますか?」【スマホ活用の心理学】(2021/5/1)
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《ボケット的:自然を活かした3つの実践》
○辛いことがあったら「川」へ ~「if then ルール」×「川」
いろいろ試した結果、僕は「川のせせらぎ」の音に癒されているということがわかったので、この↑「if then ルール」を設定しています☆
実家の近くに小さな川があって、その音わ聞いて育ったからだと思うのですが、自分の脳波のバロメーターを正常値に戻してくれる気がします。
引っ越す場合も、次の新居近くに「川」があるかどうかは、かなりこだわって選びますね( ¨̮ )
【仕事帰りに、すぐに「川」に寄れる環境】にしています!
○お風呂前か寝る前に「星空」 ~「if then ルール」×「星空」
スマホばかり見ていると目も疲れますし、意外と集中力も使ってしまいます。仕事に疲れてくると、視野も狭くなってくるので、そんな時は、
【天井が高い場所で、遠くの光を見る】に尽きます☆
天井が高いと「クリエイティビティ」が上がりますので、行き詰まった時、解決策が浮かび上がってくることも多いですね(^^)/
あとは、「もう夜だよ」と体に染み込ませて、眠りにつきます☆
ちなみに、この「if then ルール」を設定しておくと、年間50個程度は「流れ星」を見ることができます(^^)
○畏敬の念ウォーク ~朝の習慣に~
朝の散歩中に「畏敬の念ウォーク」をします( ¨̮ )
単純に、「自然のほうに目を向けながら散歩する」だけです☆
そうすると、
・「あ、ここの草、昨日より伸びたな」
・「あ、今日は綿毛が飛んでるな」
・「カエルが鳴き声で遊んでるわ笑」
とか、【周りの小さな変化への気づき】が生まれます(^^)
そういった「小さな変化への気づきの力」は、人生の様々な場面において、有効にはたらくようになりますよ(^^)/
以上、ボケットから「自然を活かした3つの実践」でした☆
ボケット(@小学校の先生)