麻雀最強戦ファイナルまであと僅か。各対局者はどんな気持ちで今を過ごしているのか。麻雀最強戦レポーターの梶本琢程が選手への直接インタビューを試みた!
梶本「桜井さんからは何か感想なりアドバイスがありましたか?」
佐々木「ダメ出しみたいなのはありましたね。雀鬼会とはルールや流儀が違いますからね。そこに当てはまらない部分については色々アドバイスをいただきました。けど、基本的には良かったんじゃないの、みたいな感じの感想でしたね。桜井さんに挨拶に行ったとき『お前の麻雀しか見てないから』みたいなことを言われました。勝ち負けじゃなくちゃんといい麻雀を打ってくれ、ってことで。それが自分にとって多少チカラになった部分はありましたね」
ちなみに実際のインタビュー音声はこちら!
梶本「ではよろしくお願いします」
佐々木「お願いします」
梶本「システムが一新された2011年以降、寿人プロがファイナルで戦うのはこれが三度目ですかね」
佐々木「そうですね。昨年以外は全て出場しています」
梶本「決勝戦にはまだ進出していない。寿人プロのイメージですと、一発勝負のトップ取り麻雀は得意そうなイメージがあるだけに意外ですね」
佐々木「自分でも得意だと思ってるんですけどね」
梶本「雀風にも合ってるはずですよね」
佐々木「頭取りというハッキリとしたテーマがありますから、序盤から行きやすいという部分はありますね。スタイルとも合っていると思います」
梶本「起家が好きとかラス親が好きとかなどの好みはありましたか?」
佐々木「それはどこでもいいですね。あまり気にしないです」
梶本「今回の出場は特別予選から。桜井さんが解説をされたあの対局からの出場となったわけですが…」
梶本「桜井さんからは何か感想なりアドバイスがありましたか?」
佐々木「ダメ出しみたいなのはありましたね。雀鬼会とはルールや流儀が違いますからね。そこに当てはまらない部分については色々アドバイスをいただきました。けど、基本的には良かったんじゃないの、みたいな感じの感想でしたね。桜井さんに挨拶に行ったとき『お前の麻雀しか見てないから』みたいなことを言われました。勝ち負けじゃなくちゃんといい麻雀を打ってくれ、ってことで。それが自分にとって多少チカラになった部分はありましたね」
梶本「なるほど。そして対局後にいいところ、悪いところの指摘があった、と」
佐々木「そうです。前に出る部分に関しては、自分のスタイルを貫けたので。まぁ桜井さんからみたら物足りない部分もあったかもしれないですけど」
梶本「では、ファイナルの話を伺います。今回の相手3人で良く知っている相手は?」
佐々木「沢崎さんだけですね。それ以外はほとんど知りません」
梶本「沢崎さんにはどういう印象をお持ちですか?」
佐々木「粘りっこいし、なかなか死なないタイプですね。そういう雀風なんで」
梶本「やりにくさはありますか?」
佐々木「やりにくいというよりは、要警戒って感じですね。沢崎さんは。ま、他の方の麻雀を知らないというのもあるんですけど」
梶本「藤田さんは雀鬼流みたいなところがあってかなり攻めてくるんですけど、それは寿人プロにとってはやりやすいとかありますか?」
佐々木「相手が打ちにくいとかやりやすいとかはあまりないですね。相手によって打ち方を変えるとかはないので関係ないです」
梶本「むしろ普段どおり打てるかどうかのほうが大事、と」
佐々木「はい。そうですね」
梶本「では、決勝に勝ち上がったとして、この人と打ちたいというのはありますか?」
佐々木「みんなが注目してもらえるような人が残ればいいと思います。ただ出場する選手は全員、注目されているでしょうから。瀬戸熊さんとか藤崎さんとかいますけど、他もいいメンバーなので特に誰っていうのはないですね」
梶本「盛り上がるような、注目されるような対局になればいい、ってことですね」
梶本「最近の麻雀の調子はどうですか?」
梶本「最近の麻雀の調子はどうですか?」
佐々木「うーん、まぁリーグ戦もまあまあ成績がいいので調子は悪くないと思いますけどね」
梶本「今年は全体的に調子がいい、と」
佐々木「はい、牌の流れはいいと思います」
梶本「その要因をご自身ではどう捉えていらっしゃいますか」
佐々木「ま、ブレーキのかけ時、その精度が良くなったんじゃないかなと思います。前はブレーキ自体がなかったんで」
梶本「なぜそれを意識しようと思ったのですか?」
佐々木「リーグ戦の停滞ですね。それが一番大きいです」
梶本「リーグ戦というと一発裏ドラなしのルールですよね?」
佐々木「そうです。そのルールで打つことが色んなことに生きてきたと思います。プロ連盟のAルール(一発裏ドラなし)だとヤミテンが多くなるんですよね。で、相手のリーチを待つばかりじゃなく、もっとアンテナを張り巡らして今誰が危険かを察知しなくちゃいけないので。今までそういうところを考えずにやってたもんですから…。そこが伸びた部分じゃないでしょうか。なので、高い放銃は減ったと思います」
梶本「攻撃力はできるだけ落とさず、失点を抑えてプラスを伸ばす、というイメージですね。なるほど。ちなみに、大きな試合の前にそのルールやシステムで打つというような調整などはされますか?」
佐々木「そこまでは意識してないです。麻雀を打っていればルールはあまり関係ないです。打ち込みをするようにしていれば大丈夫かな、と」
梶本「そうですか。あと、優勝する自信はどれぐらいありますか? 単純に16分の1として、自信はどの程度でしょう?」
佐々木「まぁそろそろ獲らなきゃな、という思いはあります。あと、自信だけはある人なので。何とか勝ちたいな、と」
梶本「了解です。じゃ、本番も期待してます!」
最強戦ファイナルまであと33日!
梶本「なぜそれを意識しようと思ったのですか?」
佐々木「リーグ戦の停滞ですね。それが一番大きいです」
梶本「リーグ戦というと一発裏ドラなしのルールですよね?」
佐々木「そうです。そのルールで打つことが色んなことに生きてきたと思います。プロ連盟のAルール(一発裏ドラなし)だとヤミテンが多くなるんですよね。で、相手のリーチを待つばかりじゃなく、もっとアンテナを張り巡らして今誰が危険かを察知しなくちゃいけないので。今までそういうところを考えずにやってたもんですから…。そこが伸びた部分じゃないでしょうか。なので、高い放銃は減ったと思います」
梶本「攻撃力はできるだけ落とさず、失点を抑えてプラスを伸ばす、というイメージですね。なるほど。ちなみに、大きな試合の前にそのルールやシステムで打つというような調整などはされますか?」
佐々木「そこまでは意識してないです。麻雀を打っていればルールはあまり関係ないです。打ち込みをするようにしていれば大丈夫かな、と」
梶本「そうですか。あと、優勝する自信はどれぐらいありますか? 単純に16分の1として、自信はどの程度でしょう?」
佐々木「まぁそろそろ獲らなきゃな、という思いはあります。あと、自信だけはある人なので。何とか勝ちたいな、と」
梶本「了解です。じゃ、本番も期待してます!」
最強戦ファイナルまであと33日!
ちなみに実際のインタビュー音声はこちら!
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