麻雀は常に選択を求められるゲームである。だが、ＡかＢか、そんな単純な選択でもいまだ明快な答えがないものも多い。今回は『近代麻雀』8月1日号の付録「勝ち組の二択30」より５問をピックアップし当ブロマガで紹介する。あなたの悩みもこれで解消！　これで勝ち組の仲間入りだ!!　[5問限定毎日20時更新]

【テーマ】純チャン三色

★高目純チャン三色、安目ピンフのみ。リーチか？ or ヤミか？

南１局北家　９巡目

二萬三萬一筒二筒三筒一索二索三索七索八索九索九索九索


Ａ・リーチ　　Ｂ・ヤミ
一萬でアガれば純チャン三色だが、安目の四萬だとピンフのみの手。安目アガリもやむなしでリーチをかけるか、それともじっとヤミで高目を追うか？　一萬四萬は場に1枚ずつ出ている。あなたの選択は？



なお、こちらの問題は、現在発売中の『近代麻雀』８月１日号の付録「勝ち組の選択30」から引用しました。
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正解はこちら
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【正解】Ａ・リーチ　安目アガリでも後悔しないように

二萬三萬一筒二筒三筒一索二索三索七索八索九索九索九索


　四萬でアガりたくないのは皆同じ。四萬が出たとき、それでアガらないためにヤミテンに構えるという考え方もあるだろう。
　たしかに四萬が出たときには見逃せば済む。ツモを経過すればフリテン状態を脱し、再び一萬を狙えるのだから。
　ただ、四萬を引いたときはどうするのか？　仕方なくアガるのではないだろうか。そのことを考えたら、リーチをかけ最悪の四萬ツモでも裏ドラを見る権利を確保すべきだろう。
　リーチをかけたところで、一萬と四萬の出る可能性は大差ないはず。この両者を比較してやはり出やすいのは高目の一萬である。もちろんリーチによってロン牌が出る可能性は下がるものの、リーチによって四萬より一萬が出にくくなるわけではないからだ。
　麻雀のアガリに高目安目はつきもの。渋々アガることも少なくない。安目アガリのショックを軽減する意味でも、リーチをかけることが必要ではないだろうか。

麻雀プロ100人によるアンケートは、Ａ・33％　Ｂ・67％のようにヤミ派が多かった。