A:評価

・今米国大統領選挙の予備選が進行中である。

・この中、鮮明なのは「白人男性の連邦政府への不信」で生活悪化への不満が強い。

 この不満には、職が失われているとの思いがある。

・米国はこれまで北米自由貿易を結んできた。

 その柱の一つは米国資本が海外に進出し、それを保護する態勢にある。その意味では米国国内に職が減少しているのは、自由貿易政策と関係がある。

 ・ミシガンでサンダースがヒラリーを破った要因の一つが、ヒラリーが過去TPP推進派であったことが指摘されている。

・こうした中で、ヒラリーも現在のTPPには満足できないと反対の立場を表明している。

・トランプの支持基盤は「怒れる俳句人男性」であり、当然、TPP反対である。

・こうした中、日本は8日、国会承認求める議案と関連法案 閣議決定をした。

 米国の批准が本年十難しい中で、「馬鹿か」と思われる動きである。