A:評価
・今米国大統領選挙の予備選が進行中である。
・この中、鮮明なのは「白人男性の連邦政府への不信」で生活悪化への不満が強い。
この不満には、職が失われているとの思いがある。
・米国はこれまで北米自由貿易を結んできた。
その柱の一つは米国資本が海外に進出し、それを保護する態勢にある。その意味では米国国内に職が減少しているのは、自由貿易政策と関係がある。
・ミシガンでサンダースがヒラリーを破った要因の一つが、ヒラリーが過去TPP推進派であったことが指摘されている。
・こうした中で、ヒラリーも現在のTPPには満足できないと反対の立場を表明している。
・トランプの支持基盤は「怒れる俳句人男性」であり、当然、TPP反対である。
・こうした中、日本は8日、国会承認求める議案と関連法案 閣議決定をした。
米国の批准が本年十難しい中で、「馬鹿か」と思われる動きである。
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高浜原発3、4号機、大津地裁運転差し止めの仮処分決定:地裁裁判官の頑張りを高く評価したい。一端福井地裁で差し止め判決。それを異議審で福井地裁の別裁判長が仮処分取り消し。今また大津地裁覆す。
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TPP米国批准はもうない。大統領選挙で生活への怒り、それが自由貿易批判へ。トランプTPP反対。ヒラリーも民主党内強い反対で実施出来ない。米側報道で検証。
(ID:18367902)
人間が生存する権利、社会規範、法律を超えた経済活動を肯定したものが、TPPである。米国の在り方が当然の姿であるが、日本では、馬鹿国会議員が、企業利権論理に魅入られたように動いている。国会議員は、国民が選んだことを忘れて、物、金に魂を売ってしまう。次回の選挙では、国家国民を忘れた国会議員の資質を問い直さなければならないが、あまりに選択肢が拡散しすぎるのが困りものである。