元外務省国際情報局長である孫崎享氏が『小説外務省』(現代書館)http://goo.gl/Qtmh81の第二弾を刊行された。『小説外務省Ⅱ』(現代書館)http://goo.gl/0MU1dD出版社の紹介。(この部分は省略)

多忙な日々をすごされるなかで、精力的な文筆活動を展開される孫崎享氏が『小説外務省』の第2弾を刊行された。

本書の冒頭に、尖閣諸島の取扱いに関する日中両国による「棚上げ合意」についての重要事実が改めて記述されている。

1972年、北京で行われた日中国交回復交渉。
会談には田中角栄首相、大平正芳外相、橋本恕外務省中国課長が出席し
た。
裏側で合意文書作りに中心的役割を果たしたのが栗山尚一外務省条約
課長だった。栗山尚一氏はのちに外務省事務次官、駐米大使に就任する。

この栗山尚一氏の発言が2012年10月7日付産経新聞(ウェブ版)で報じられた。
「(72年の日中首脳会談で尖閣問