多くの人は、冷戦後、テロが増えてテロ戦争が必要になったと思っている。事態は全く逆だ。テロ戦争で、テロが増える事態を招いた。
世界全体のテロ犠牲者数
2000年 405
1年 3,547
2年 725
3年 625
4年 . 1,907
5年 14,602
6年 20,498
7年 22,685.
8年 15,765
9年 14,971
10年 13,186
11年 12,533
12年 11,098
13年 17,891
14年
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2001年米国同時多発テロ、CIAは「凄まじい攻撃が来る」とブッシュ政権に幾度も警告するも、ブッシュ政権は全く動かず。何故の疑問が出る
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今日のテロの原点―2001年米国同時多発テロ。信じがたい事であるが、実はブッシュ政権の主力は、かかる大規模攻撃が米国に来るのを望んでいた。
コメント
日本の「真珠湾攻撃」も同じことが言える。「肉を斬らせて骨を断つ(斬る)」の戦い(勝負)の極意ともいえるのではないか。相対する攻撃するものの情報を的確に分析し、攻撃被害のひどさを米国民に知らしめることによって、相手の非道な行為に対し、逆襲することに正当性を持たせる、戦いに対する政治的判断の非情さを示しています。
中国の軍事強化も同じことが言える。日本が、中国を敵国視し、尖閣領土問題の占有を主張すればするほど、中国国民の反日意識が深まり、軍事予算の大幅増額が正当化される。日本政府の行動は、米国の支援をバックに中国と相対しているが、米国は、中国と敵対することなど、絶対に考えていないことが分かっていない愚かさが、浮きだっている。
(ID:19005377)
孫崎先生の緻密な推論を楽しみにしてます。