これだけ世界情勢が目まぐるしく激動する時代にあって、
米国も変わらなければいけない時期なのではないか。

従来のネオコン思想とは違う候補が支持を受けていることが、それを
証明するバラメータであり、国民生活を犠牲にしてまで一極覇権を
維持する国策に、一般の米国民は批判的なのです。

現状、米国の富は、一部の巨大な金融資本や大企業が抱え込んでおり、
米国民の財布から吸い上げられて、中間層が消滅しています。
「民主主義」が建前の国でありながら、民主主義など機能していません。

これらはすべて、米国の覇権を維持するための国策でもあるのです。

異常ともいえる巨大な軍需産業があるように、金融戦争、通貨戦争の
為の巨大な金融資本が存在し、また、サイバー戦争の為の世界規模の
ＩＴ企業が存在しているわけです。

しかし、一般の米国民は、もう疲れてしまっている。

「血の汗」の努力にも関わらず、残念ながら、米国はすでに覇権国
とは言えなくなっており、将来的に単独覇権を手放さすことを余儀
なくされます。

だからこそ、米国は「軟着地（ソフトランディング）」の路線を
真剣に検討していかなければならないわけです。

トランプ氏のような軽率な発言ばかりする候補者が国家指導者になる
ことには一抹の不安はありますが、上記の意味で「ぶっ飛んだ異端児」
の登場は必要かもしれません。

米大統領選挙に関する私のスタンスは実に単純です。

世界の諸悪の根源は米国に根を下ろしている戦争カルトであるネオコン・シオニズムだと思うのですが、このカルトは７，８０年前のヒトラーのナチズムや日本の靖国軍国主義の現代バージョンです。それは世界の平和を愛する人々にとっては棄権極まりないものです。このカルトと一線を画して渡り合える覇気を持っている人物はトランプだけだと私は考えているのです。RCP平均でトランプの芽がないのがとても残念です。草の根から湧き上がるエネルギーがトランプを後押しする奇跡的な現象が起こるのを私は期待したい。さもなければ、ウクライナ、シリア、イラクのベトナム化（１９６０年代の米国が引き起こした壮絶な内戦内乱）が避けられそうにありませんから。

今後は、人口の多い国が、力が大きくなっていく時代であり、日本の１億の人口が、６～７千万人に減っていけば、日本の地位は、必然的にかなり低下するとみるべきでしょう。相対的な力が減少する中で、日本の独自性が示せなければ、発言力低下は避けられないことを見通してから、現在の行動を考えなければならない。手本になるのは英国であり、同じ島国の英国の動向を注視していく必要があるのではないか。共和党、民主党にかかわらず、米国依存を強めることは、得策ではない。

そうですね。季節が変わっていくのを僕も肌で感じています。けれどどこに行くのかわからないと言う不安も感じています。ブッシュがネオコンとつながっているのはわかりますが、トランプだってウォール街とつながっている臭いがぷんぷんします。もちろんそれを百も承知で熱烈に支持している意図は理解しかねます。むしろ本当に怖いのはウォール街でしょう？ネオコンの方が今はコーナーに追いつめられている感じです。

季節が変わって正直これからどうなっていくのかわかりません。けれど我々はそれぞれ克服すべき課題を抱えていると言うことだけはわかります。我々がすべきことは他人を非難することではないのです。そんなことばかりしていると自然とその人間は人々の尊敬を失います。そのことをどうかわかっていただきたい。僕はマスコミなど信じていないけれど、期待していないわけでもない。それは若い世代も同様です。それぞれが立派な行いをできる人間になること、それがこれから求められることだと思います。

>>4
トランプだけなんです。プーチンと話して解決したいと言っているのは。ネオコン・カルトはロシアを電撃的に壊滅したい欲望を持っています。このカルト集団はそのことを公言して憚りません。ヒラリーはプーチンをヒトラーと呼んでDEMONIZEしています。彼女はネオコン・カルトの信者だと私は思っています。

米国はその根源が邪悪な国家だから誰が大統領になっても
善良な国家にも普通の国家にもなりはしない。

でも、ヒラリーとジェブだけは大統領になってほしくない。
他の候補なら2人よりましという自信もないけど。