A:事実関係
1:20日毎日新聞「カナダ:対米独自路線に回帰…10年ぶり政権交代へ」
19日投開票のカナダ総選挙(下院定数338)で、中道左派の自由党が過半数の184議席を獲得し、約10年ぶりに政権に復帰。自由党は、対米独自路線と移民に寛容な多文化主義が伝統で、次期首相に就任するジャスティン・トルドー党首(43)は同日、モントリオールで支持者を前に「カナダはかつての姿に戻る」と宣言した。
主要政党の最終的な獲得議席は、自由党184▽保守党99▽新民主党44。
ハーパー政権は、米国主導の有志国連合によるイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)への空爆に参加。また、昨年10月に首都オタワの議会議事堂で起きた銃乱射テロなどを受け、テロ対策を強化する法案を推進。
トルドー氏は、対IS空爆作戦からの撤退を公言し、ISと戦うクルド人部隊の訓練に力を入れると主張。さらに、年内に
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オバマ政権で無人機利用大幅拡大。①無人機は攻撃側に人的被害をもたらさないため、簡単に攻撃、②一般人殺傷の危険を増すこと、
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国会開かず、安倍首相は、今、何故中央アジア歴訪か。首相がいかなければならない理由なんてない。
コメント
ピエール・トルドー氏はかつて実施の「偉大なカナダ人」投票でも3位に入っていますね。
http://th.nao.ac.jp/MEMBER/kudoh/canada/greatcan.html
カナダの新首相がリベラルだということを高く評価したい。
米国の狂気のネオコン・シオニストたちはイラク戦争、アフガン戦争、シリア内乱、エジプトの軍政化をコミットし、次にウクライナ全土を手に入れようとしたが、失敗した。彼らのロシア征伐の野望は頓挫している。そこに、今回のロシアに依るIS攻略が見事な成果を上げており、彼らはロシアの高度な軍事技術をいやというほど見せつけられた。通常だと、彼らは大人しくなるはずなのだが、逆にその狂気は悪性化し、核戦争を模索し始めている。敵は勿論米国の言いなりにならないロシアと中国だ。
地図を見れば分かるが、中・ロを日本列島、カナダ、欧州諸国、トルコが包囲している。ネオコン・シオニストはこれらの地域から中・ロに一挙に先制攻撃をしかける考えを堅持している。その中で最も広域な領土を誇るのがカナダ。そこにリベラルが誕生した。そして、中東でオスマントルコ時代の再現を夢見ていたトルコがロシアの進出でふらつき始めてた。一方、英国を除く欧州諸国はネオコン・シオニストの魔性をよく知っており、今回のウクライナ騒動で米国と一線を画し始めて居る。日本の安倍氏はネオコン・シオニストにとってウイ奴として登場したばかりだが、気の毒に世界で孤立し始めた。
世界のテーマは今やネオコン・シオニストをこの地球から追放することである。核戦争を辞さない彼らをのさばらすと世界が終わってしまうからだ。カナダのリベラル政権の成立は実にグッドタイミングである。
カナダ自由党政権は、
70年 米国に先駆け中国承認
71年 世界で初めて「多文化主義政策」採用
日本は、
72年 日中共同声明
78年 日中平和友好条約締結
12年 野田政権尖閣国有化(34年間の良好な関係が一気に悪化)
お話のように、あのイラク戦争時、国連の決議が得られず、参戦を拒否している。
経済はともかくとして、平和主義を志向しており、難民に対し、2万5千人を受け入れるとのこと、どこかの国と大きな違いがある。米国で記者に難民救済を述べながら、逆に難民受け入れに対する質問をされ、何も答えられない醜態を演じたどこかの国の首相とは、雲泥の差がある。
安倍首相の積極的平和主義は、米国に従属し参戦し、米国の言う悪い国に戦争を仕掛けることであり、平和の考え方に、人格格差がにじみ出る、国の品格に及ばないことを祈りたい。が、良くも悪くも米国次第なのでしょう。