4月4日付「JAPN TIMES」は「やくざ」と自民党(文部大臣)について、ジェイク・アデルスタイン(y Jake Adelstein)の論評「Learning valuable lessons from the yakuza?」を掲げている。主要点次の通り。

・「彼はやくざと人的関係を持っていた。それなのになぜ彼が閣僚に任命されようとしているのだ。こうした人物を閣僚にしようとする首相の責任はとてつもなく大きい」

 この怒りの言葉は2012年公明党の国会議員によって発せられた。問題となった閣僚は田中慶秋法務大臣(民主党)である。

これと対照的なのは下村博文文部大臣に関するやくざとのぎわくについて、公明党と自民党は驚くほど沈黙している。

自公民が2012年政権をとった時には下村氏はポストを得るために激しく動いた。彼は学校教育に「道徳教育」を持ち込むための安倍プログラムの先頭を切った。