我々の頭には「ロシア悪玉」がこびりついている。本当ににそれでいいか。日本では、ロシア・ソ連の専門家の第一人者は木村浩氏から袴田茂樹氏、そして下斗米伸夫氏と世代交代をしている。この中で、下斗米伸夫氏はどのような見解を持っているのか。
A事実関係:
、下斗米伸夫著『プーチンはアジアをめざす』に記述されるウクライナ問題の主要点次の通り。
・2013年11月、EUとの協定を重視するウクライナの反政府派が。ロシアとのエネルギー契約を選んだヤヌコビッチ政権に対し、抗議運動を展開し始めた、
このマイダン革命の支援者の中に、オバマ政権で欧州外交を担当するビクトリア・ヌーランド国務次官補がいた。彼女は12月にマイダンを訪問し、デモの参加者を激励した。夫がネオコンのロバート・ケーガンである。ヌーランドは筋金入りの反ロ者と言えよう。彼女はウクライナ米国協会で、アメリカは親米
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
「国際法に違反する」と主張する人々は、何を根拠にそう言っているのでしょうか。それは完全にデタラメなのでしょうか。
そのほか、親欧米派が主張することがらの根拠とその正当性とを知りたいです。
>>4
ほんとに判りにくいですよね。まず第一に「国際法」てなんでしょう?「道路交通法」ていうのは日本国が発行し、それを基準にして日本国の国民の行動が司法制度によりその正邪を判断するというものですよね。だれが発行し、だれが強制力を持っている法律ですか、国際法というのは?
私の世界像は、たくさんの国があり、それぞれ勝手に主権を主張し、相手国との話し合いが不調に終われば戦争をするということにつきます。すなわち、国と言うのは暴力団に近い組織なんですよ。ある国が善悪について語るとき、それは道義的な議論と言うより、むしろその国の利害得失に基づく議論であることが多いように思います。こんなことを真面目に考えようとしてもむだです。人類社会について絶望しているほうが、あなたの精神的健全性の維持にやくだつでしょう。
oldjapさん
日本中、西側世界のみんながあなたのように達観しているのなら
それでもまあよいのかもしれません。
国家などというものは暴力団のようなものと。
でも、そうでないからこまる。
ロシア連邦の行動のみを、けしからん、と報道によって思いこま
されているところに問題があります。
わたしはこんどのウクライナ戦争が起きるまえに、ウクライナは
東部と西部が分離したほうがよい、と書きました。
さもないと血で血を洗う内戦がおきるだろう、と。
今回のロシア連邦の行動は、かれらの意図はともかくも暴力団という
よりははるかに警察官的です。
国家は暴力団のようなものというoldjap doctrineは米英仏といった
列強ゴロツキ国家(いまは独も、そのうち日も)の伝統的ビヘイビアを
みていて形成されたのではありませんか。
ロシア連邦の行動はいまのところはるかに抑制的です。
暴力団的とまではとてもいえない。
(ID:18367902)
この話題とは異なりますが、日本が敵国視している中国、ロシアはEUとの関係を重視しています。ロシアはEUに偏重してきた外交経済をアジアに広げようとしています。中国は、全方位外交を進め、EU,ロシアとの経済的結びつきを強めようとしています。中国は具体的にEUとの貿易を拡大するため鉄道網の整備拡大を目指しています。具体的な大きな動きは、インフラ銀行の設立です。イギリスが加盟を決定し、ドイツも加盟を検討しています。ニュージーランドは加盟し、オーストラリアも検討中であり、日米だけが取り残されかねない。中国は敵を作ることなく、経済圏の拡大に動いている。現在、西欧で、国債のリスク化を検討中であり、国債の暴落を日銀が恐れているようである。巨大な財政赤字を抱えながらの進軍ラッパとアベコメノミクスの経済論理では、大きな流れに掉さすようなもので、官制相場も役に立たないといえる。世界を俯瞰した政治でなく、米国に追随した安倍政権の限界ではないか。