『日米開戦の正体』(4月末刊行)で日米開戦にいく中で新聞の果たした責任に言及しています。そして今それは安倍政権下おマスコミの責任でもあります
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マスコミ、日本国民を煽り、国民を好戦的にして、軍部の横暴を許す風潮を作り、それが日本中を凌駕した。そのマスコミの罪もまた極めて大きいものがあります。
私は、新右翼団体「一水会」最高顧問の鈴木邦男さんと『いま語らねばならない 戦後史の真相』の本のために対談しました。
戦前、右翼は軍部と結びつき、日本社会の弾圧、中国進出に大きい役割を果たしました。従って右翼は独特の戦前史観を持っています。
鈴木邦男氏がこういう発言をしました。
「日露戦争から後の日本社会では、新聞の役割・影響力も大きくなったと思います。
日露戦争時、
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コメント
渡邊恒雄の検証戦争責任の中で利潤の追求が言論機関としての使命より優先されていったというくだりは人間の本質をついたものでおもしろい。特に日本人のなかにある無節操さ、道徳観のなさ、哲学観のなさ、感性の欠如は今の日本の状況そのものだ。誰しも生きていくうえで自己の利潤を追求するのはあたりまえだと思う。人間の本質であり、一概に非難することはできない。ただそれを政治家、官僚やマスコミがやったらどんなことになるか、その最たるものが戦争行為だ。政治家やマスコミは誰よりも哲学、道徳観を持たなければいけない。今の安倍政権やマスコミは全く哲学、道徳観を持ってはいない。これを支持する日本人がかなりいるということに孫崎先生同様、絶望感を持つものである。生きてる間にまともな政権の下で暮らしてみたいと思うのである。哲学観を持たない、道徳観を持たない下劣な民族だと思わざるを得ないから絶望感が湧いてくるのだ。日本人でいることが恥かしい、日本人でなかったほうがよかったと思わしめる今日の日本の状況があるからだ。原発で故郷が消滅しようと、中東で人が焼き殺されようと、首をはねられようと何とも思わない想像力の欠如。自分がそうなったらどんな苦しみが生じるのかわからない。わかっていても自分には関係ない、自分はそういった状況には絶対ならないと思っている。哀れな民族としか思えない。安倍晋三も自分はそんなめには絶対ならないと思っている戦後最悪の想像力に欠けた病的政治家である。一度格闘技でもやらせ痛みということを少しでも経験してもらった方がいい。マゾでない限り人の痛みを知るだろう。こんな男を支持する多くの国民も同じだ。渡邊恒雄は、マスコミのありようを知ってはいるが、自らが利権、権力、利潤追求のためマスコミの人間であることをあえて忘れようとしたまさにジキルとハイドのような人間なのだろう。
確かに最近のマスコミは大政翼賛体制で酷いものです。
自分も新聞の購読をやめ、TVを見るのもやめ、外食の時に新聞を開いて「こんな風に論調するんだ」なんて眺めてました。
とは言え、ネットで「報道ステーション」や「そもそも総研」「大竹まことの紳士交遊録」等は見ますしネットで話題になった「報道特集」はチェックしていました。
衆院選で投票率が52%と低迷した結果自公圧勝という結果を招いてしまった時
「若い人の投票率が30%と低かったからだ」と、投票しないのは「買わないから選択しなかったという消費者の論理じゃないんだよ、投票しなかったから信任しなかったということにはならないんだから、投票には行かないといけない。信任しないなら見ず知らずでも、自公以外の候補者に投票しないと選択しなかったことにはならない。」
なんてふうに思ったのだけれど、今マスコミの状態を見るとそんな風に「だめだ、ダメダメ」と突き放していてはいけないようです。良い番組を応援してあげないとどんどん潰されてしまうようです。
もともと、TV朝日の報道局長の椿さんが更迭され、NHKの永田さんが更迭され・・・。朝日新聞がバッシングされw
自民党に不利益なことをするととんでもない不利益を被る。
そんな圧力が安倍政権になってますます酷くなっているようです。
ブログの転載をすると
「知人からのメッセージをここにシェアさせて頂きます:
第二次安倍政権が発足してから、急速な右傾化が進んでおりますが、
「朝日新聞バッシング」に加えて、報道ステーションへのバッシングが加速しています。
古賀さんのパージに留まらず、ディレクターも解雇されようとしています。
安倍に急接近している早河会長が陣頭指揮を執って、番組に口出しをしているようです。」
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/f6daf7eafdb3bc14d2617ebe249d0435
ウィンザー通信の「自民党サポーターズ1万5千人何かに負けない!ちゃんと応援してくれる人をガンガン応援!」
詳しくはブログにわかりやすく出ています。安倍政権の批判をするような番組には「自民党サポーターズ15000人」がひどいバッシングをしているようです。そして、マスコミの上層部が安倍首相と密接につながることによって上と下から潰しにかかるという状態です。
ここで、「だからマスコミは」と静観していると選挙の時の棄権票と同じことになると思います。
良い番組は応援してあげることがマスコミを変えていくことにつながるのではないでしょうか。
いろいろ調べていたら
「今から4ヶ月ほど前に、大竹まことさんがインタビューされていた後藤健二さんの声と言葉を聞きました。」
なんていうのにぶつかって、思わず泣けました後藤健二さんの肉声をオレンジ色の服を着た映像以外あまり見たことがなかったので
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/ffb8ca87d28b8e55e9bc642d0cd5df77
文字起こしもあります。
後藤さんの「中東の人たち、基本的には日本人のことをものすごく大好きです。
もうほんとに、いい印象しか持ってません。」
「まず広島、長崎、それで、何も無くなったところから復興して、
ーかなり早いスピードで復興したと。
で、世界一の技術大国になった、経済大国になったと。
それは尊敬に値するんだ。
で、戦争もやってない、というところが、中東の人たちにはものすごく共感を、尊敬されているんですよね。」
「ー最後の質問ですが、それに日本はどういう形で、まあヨーロッパも、EUなんかもそうですけど、そういうエリアにいるわけですけども、
この日本はどういうふうに思われていっちゃうんですかね、今までの好意的だったこととかっていうのは?
例えば、ここで日本が「アメリカの空爆を支持する」って、安倍さんが、例えばその、これから国連でやる演説の中で、もうそこまで具体的に言ったりなんかしたら、
もう日本も同じ同盟国と見られて、いろんな所に旅行に、今日本人の方々が行ってますけれども、
テロとか誘拐とか、そういうのに気をつけなくちゃいけない。
それがひとつのバロメーターになると思いますね。」
わざわざ中東に乗り込んで安倍さんは何を言ってくれちゃったんでしょう。
もし人質のされていた後藤さんが安倍首相の演説を聴いていたらどんなふうに思ったのか是非聞いてみたいものです。
マスコミは是非人質事件の全容を暴いて後藤さんの無念を晴らしていただきたいものです。
2歳と3ヶ月の後藤さんのお子さんたちに安倍首相は何といっってお詫びするのでしょう。
少しこの異常性が理解できるようになった。日本は、「勧善懲悪主義国家」であり、体制が「善」であり、逆らうものが「悪」であることが政治の世界では当たり前のことであり、国民の意思なのです。「水戸黄門」「半沢直樹」など、「この紋所がみえないか」とか「土下座」によって、爽快感を味わうのでしょう。スーパーマン、米国が窮地に陥り、スーパーマンから助けを求められ、一目散に戦地に赴く日本の姿(安倍首相のエジプト演説)に熱狂するのでしょう。マッカーサーではないが、全然進歩せず、救いようがない。
(ID:18367902)
米国は、中国の影におびえています。米国が中東でも、ウクライナでも好戦的で、いかにも優位に立っているように、日本のマスコミは報道している。実体はどうか、経済制裁を受けても、プーチン大統領は、80%を超える国民の支持を得ている。ウクライナ問題に対する米国の攻撃的姿勢に対して、ドイツ、フランスは、必死に対話解決を目指しています。また、プーチン大統領は、ISISに対する空爆は、正当性がないと、強く非難しています。中国と行動を共にするロシアに対し、米国と行動を共にする日本の安倍首相は、日本をとんでもない次元に引き上げたと見て間違いない。中国敵視軍国化の道は、過去の事例は全く参考にできず、国土、人口、経済力からみて、1:10ぐらいの開きがあり、いくら軍事費を費やしても対抗できない。米国に追随する国は英、豪などがあるが、経済の面で中国依存が強く、中国を敵視する発言ができない。中国とまともにぶつかっている安倍首相は、世界の笑いものでしかない。軍事費が大幅に増えていけば、財政赤字が巨大であり、福祉削減が現実化していくことを覚悟しなければならないが、我々国民にその覚悟があると思えない。