米国は、中国の影におびえています。米国が中東でも、ウクライナでも好戦的で、いかにも優位に立っているように、日本のマスコミは報道している。実体はどうか、経済制裁を受けても、プーチン大統領は、80%を超える国民の支持を得ている。ウクライナ問題に対する米国の攻撃的姿勢に対して、ドイツ、フランスは、必死に対話解決を目指しています。また、プーチン大統領は、ISISに対する空爆は、正当性がないと、強く非難しています。中国と行動を共にするロシアに対し、米国と行動を共にする日本の安倍首相は、日本をとんでもない次元に引き上げたと見て間違いない。中国敵視軍国化の道は、過去の事例は全く参考にできず、国土、人口、経済力からみて、1:10ぐらいの開きがあり、いくら軍事費を費やしても対抗できない。米国に追随する国は英、豪などがあるが、経済の面で中国依存が強く、中国を敵視する発言ができない。中国とまともにぶつかっている安倍首相は、世界の笑いものでしかない。軍事費が大幅に増えていけば、財政赤字が巨大であり、福祉削減が現実化していくことを覚悟しなければならないが、我々国民にその覚悟があると思えない。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
米国は、中国の影におびえています。米国が中東でも、ウクライナでも好戦的で、いかにも優位に立っているように、日本のマスコミは報道している。実体はどうか、経済制裁を受けても、プーチン大統領は、80%を超える国民の支持を得ている。ウクライナ問題に対する米国の攻撃的姿勢に対して、ドイツ、フランスは、必死に対話解決を目指しています。また、プーチン大統領は、ISISに対する空爆は、正当性がないと、強く非難しています。中国と行動を共にするロシアに対し、米国と行動を共にする日本の安倍首相は、日本をとんでもない次元に引き上げたと見て間違いない。中国敵視軍国化の道は、過去の事例は全く参考にできず、国土、人口、経済力からみて、1:10ぐらいの開きがあり、いくら軍事費を費やしても対抗できない。米国に追随する国は英、豪などがあるが、経済の面で中国依存が強く、中国を敵視する発言ができない。中国とまともにぶつかっている安倍首相は、世界の笑いものでしかない。軍事費が大幅に増えていけば、財政赤字が巨大であり、福祉削減が現実化していくことを覚悟しなければならないが、我々国民にその覚悟があると思えない。