1:米国著名な識者の悲観論

マイク・ロジャース(Michael J. "Mike" Rogers)という識者がいる。現在CNNの安全保障解説者であるが、もともと共和党下院議員で、下院情報委員会議長であった。従って現在も米国の枢要な部署と接点があることは間違いない。

 彼は今回の事件に関して次のように解説した。

・人質釈放の可能性は極めて低い。

・イスラム国側の条件は、合意することを狙ったものではなく、極めて宣伝色の強いものである。

 最初2億ドルの提案をした。これは交渉成立を狙ったものではない。

 次いでヨルダンに拘束されているサジダもヨルダン内のテロ行為に関連しており。釈放は困難だ。

・合わせて、米国人女性が、イスラム国に拘束されている。

2:人質交換に対する米国の姿勢

 127日読売新聞は米「囚人釈放」応じず

・マクドノー大統領首席補佐官は25日、FOXニ