『一期一縁』より
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一九五六年10月、現在昭和記念公園がある当時の北多摩郡砂川町に私はいた。
戦前の陸軍飛行場を接収した米軍立川基地の拡張に反対した「砂川闘争」だった。当時の宮崎町長を始め、砂川町の住民たちがこぞって反対し、安保条約に基ずく土地収用特別法による収用手続きのための測量に対し、体を張った闘争だった。
当初、砂川のお母さんや娘さんたちが、反対運動を展開し、デモを行い、座り込みで抵抗したが、すぐ警察機動隊に駆逐された。基地拡張に共鳴する労働組合や各種団体が加わったが、実際測量が始まると。それらの努力は雲散霧消して抵抗は微弱なものとなった。
砂川の婦人たちの間か「学生さんに応援してもらうことはできないものか」という声があがった。
そして、私に白羽の矢が立ち、学生達の総指揮官として砂川闘
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コメント
皆さんに知らせておきたいことがある。沖縄の基地を含め、全ての在日米軍基地は日本の再軍備を監視し、防ぐことが目的で建設されたものであり、それは今でも変わっていない。ゆめゆめ、読み違えてはならない。「せめて沖縄の外、できれば日本の外に」追いやりたいなんて言うのがいかに実現し得ない、夢物語かおわかりかな。そう、占領はまだ続いているんだよ。その先のシナリオは分るね。アメリカとたもとを分かてば、即、米中の仲はさらに深まり、日本を挟み撃ちする。シナ事変以来、シナを支えてきたのはドイツ、ロシア、アメリカだよ。アメリカの支援の歴史は西安の記念館に今で当時の資料が残っている。日本はまた世界の孤児になるだけさ。孫崎以下、あんたらが言っていることは、すべてその方向なのだ。まあ、それが日本人の浅知恵なら、どうせ中国には勝てないから、もう一度歴史を繰り返したらいい。私はその前に消えるから。
オバマはハワイに生まれ育ち、小さい時にハワイの日系人を知り、その裏表をよく理解しており、日本人を信用していないと思われる。相対的に、中国人の方が尊敬できると考えているのだ。安倍はオバマとは比べられない。彼の母方の祖父なら、相手ができたかも知れない。岸信介は東大でも成績優秀だったし、その頃の満鉄には世界観をもった日本の知識人が集まっていたから。今の日本の政治家は米国と言う天井で押さえつけられているから無理もないが、国内の政争以外の知識はほとんどない。だからと言って日本人には夢が持てないとか、アメリカ人の方が幸せかというと、これがまたちがう。平均値で日本人とアメリカ人を比較すれば、日本人の方がよっぽど、幸せである。だから、再軍備、基地問題などの議論はほどほどにしておけと言うこと。
>>29
米国に傭兵を出してへりくだる属国より世界の孤児になるほうが良いに決まっているじゃないか。OLDJAP
(ID:18367902)
当時、自衛の問題は国民世論を二分する大きな問題であり、私の頭の中でも議論を繰り返していたが、解決がつかなかった。問題が米軍基地問題、地位協定の段階になると、あまりにも不平等な条約であり、隷属国扱いであり、怒りをおぼえたものでした。政府はどのように解決していったか、60年安保の時の岸総理の戦略は巧みであり、見事な戦略を敷いていったが、対する我々学生のデモの押し寄せるようなエネルギーにも、血がたぎってくるのを覚えました。当時は共産主義に対する日本の防備であったが、今回の「集団的自衛権」は防備でなく、米国のための米国の戦争に、世界のどこまでも一体となって参加協力するということであり、いつの間にか、日本が全面的従属化を余儀なくさせられるということである。当時は米国の加護状態にあったが、「日本は成長したから、米国の手下になって働け」ということなのでしょう。本当は国民世論を二分し、ねじれが生じ、米国の要求を巧みに拒否できる状況が一番望ましいのであるが、3分の2以上の多数を占めると、米国の要求を唯々諾々と受け入れざるを得ず、安倍総理はますます袋小路に入り身動きができないような状況になり、精神的不安定状況が増大悪化する可能性が強い。