総選挙が終わった。

 例として朝日新聞の報道を見よう。

「自公大勝 3分の2維持」

「安倍政権の基盤強固に」

「“アベノミクス”継続へ」

「首相、改憲議論の推進表明」

「加速する首相1強」

「原発再稼働、安保法制へ着々」

「改憲“国民的理解に努力」

 それで自民党がよほどの大勝をしたのだろうと思ってみると、 自民290、公示前比マイナス3である。

 公明党はプラス4である。

 民主党はプラス11である。

 共産党はプラス13である。

 何故朝日新聞は、あたかも、安倍首相はしょうりしたかの如くに報道するのか、

勝利した途端に、改憲や原発再稼働や安保法制へ着々という文字を躍らせるのか。選挙前に、朝日新聞は「今度の選挙の結果によって原発再稼働や安保法制を着々とする」という記事を大々的に報じてきたか。

今日の日本の政治の混迷は大手報道機関が安倍首相の御用新聞