スティグリッツ( Stiglitz)氏は2001年ノーベル経済学賞受賞。グローバル市場の弱点を鋭く見抜き、アメリカの経済政策を厳しく批判。ジョセフ・スティグリッツとローレンス・サマーズ。経済学界にそびえる2本柱。スティグリッツの論文は世界中の経済学者のなかで最も多く引用されている(ニューズウイーク)。

プロジェクト・シンディケート(Project Syndicate)は彼の「危うい時代(The Age of Vulnerability)」を掲載している。「米国ではGDP拡大。多数の米国人の収入は実質25年前より減。こんな経済システムは失敗だ。4100万の米国人は保険でカバーされていない。米国社会はもはや人々にとって上昇への流動性はなく、破壊へのりゅうどうせいがあるものになった」を骨子とする論文を掲載している。

安倍政権で、まさに今日本が向かおうとしている方向である。
 
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