孫崎享のつぶやき

戦闘地での後方支援―当然ながら相手は攻撃。ほぼ必然的に戦闘に参加―

2014/06/15 07:30 投稿

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政府は、集団的自衛権で、戦闘地での後方支援を実施する方針でいる。

戦闘地での「後方支援」というと、戦闘に参加しない印象を与えるが戦闘地で「後方支援」を行うことは、即、戦闘に入ることを意味する。

後方支援とは武器弾薬兵員を戦闘地に運搬する役目であるから、攻撃される方からすれば、これに対する攻撃は必ず起こる。当然のことながら運搬部隊の護衛は運搬する国が責任を持つ。

現にアフガニスタン戦争で後方支援を主たる任務としたドイツも多大の死者を出している。
 集団的自衛権に参加することは自衛隊員の死者を出すことである。日本国民は本当にその覚悟をしたのであろうか。
この点につき15日朝日新聞は、「アフガン後方支援、実態は戦場 独軍、55人の死者」の標題で次のように報じている。

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「安倍晋三首相は日本が集団的自衛権を使えるようにするため、行使を限

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コメント

国民の前で哲学を語ろうとせず、スローガンが尖閣固有領土論だけの国民運動は初めてだね。

ナベツネが提供する野球とお笑い番組にかまけてるうちに重要な政策が具体化していく。

安倍総統の誕生だ。

特捜が特高になり、官僚が一斉に自民党員になっていくのは当然の帰結。出世は家庭円満の基礎。

選挙は金がかかるから次のオリンピックまでお預け。

極少数派の反骨の「何故?」の問いに「米国から要請されてる」と官房長官は答えるんだろうな。

No.6 126ヶ月前

国中がワールドカップに気を取られている隙に、わが国にとってとても大切なことがどんどん勝手に決められて行く。
ひょっとしたら、政権側はこのタイミングを見計らっていたのかも知れない。どうしてもっと激しい国民的反対運動が燃え上がらないのだろう? 反骨の学者や良識派の政治家たちよ、今こそ運動の前線に立って積極的に「反対」の狼煙を上げてほしい。

 

No.7 126ヶ月前

米国は軍事力を背景に、アジア経済圏に入り込んでいる。中国は経済力を背景にして、軍事的影響力を強め、アジアに異常に食い込んでいる米国との軍事バランス境界線の変更をしようとしている。
米国は、今までの勢力圏を維持しようとし、中国は是正しようとする。同じ領土領海領空問題でありながら、日本と他のアジア諸国の間で歴然と差があるのが、中国とのスタンスの取り方である。日本は全面的対立であるが、他の諸国はいさかいをしながらも対話の道を閉ざすことはなく、現実的に会話をしている。他の諸国からは、いさかいをしながらも中国と同じアジアの人間であるとの意思が伝わってくるが、日本はどちらかというと、アジア圏に位置しながら、米国に準じる国家であり、アジアとは違う国家だという意思が伝わってくるのです。このような状態をますます強め米国に従属すれば、アジアの人々から離れていくばかりであり、アジアの人々の気持ちになって、今の日本の進み方を見つめない限り、アジアにありながら、アジアの国ではないということになる。イスラエル化するということでもある。独立国であり、アジア圏に属する限り、アジア圏の人々と共に歩んでいくことが大切なので、アジアを低く見ているのかどうかわからないが、少なくとも偏見は無くさなければならないのに、米国ばかり見つめている。異常を異常と認識できない国民性、おかしくないでしょうか。

No.8 126ヶ月前
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