孫崎享のつぶやき

国民安保法制懇での私の発言「集団的自衛権と解釈改憲の危険性」

2014/05/29 07:28 投稿

コメント:8

  • タグ:
  • 孫崎享
  • 推薦図書
  • 政治
  • 歴史

28日国民安保法制懇が設立記者会見を開催。ここでの私の発言趣旨。

***************************

1:民主主主義を危うくする

 5月8日ニューヨーク・タイムズ紙は「日本は民主主義の真の危機に直面している」とする社説を掲載

・軍事力を変えようとする安倍氏の試みは憲法解釈の変更を必要とする。それには国会の3分の2の承認と国民投票での承認を必要とする。

・安倍首相は政府が憲法解釈を変えることで憲法九条を避けようとしている。これは民主主義の過程を覆すものである。

・日本は民主主義の真の危機に直面している。

2では日本は今その緊急性に直面しているか。

 安倍氏の説明に沿って考えたい

(1)  尖閣諸島等、日本国国土への攻撃はすでに安保条約で規定されていて、今{集団的に}どうすべきかという事は何ら議論になっていない。

安保条約第5条

「 各締約国は、日本国の施政の下にある領域

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

現在の安保で米国の安全は確保できないと、米国が考えているのであろうか。若し考えているのであれば、米国自身が安保改定を申し出るべきです。現在の安保で十分なので、申し入れがないのでしょう。米国の申し出がないのに、姑息な手段で米国の安全を確保しようというのは、日本が日本のために、日本自身の戦争体制を整えようとしているに見える。大変危険な思想です。

No.6 127ヶ月前

>>4
なつかしいですね。「終わりなき旅」、ミスチルですね。まともなコメントは書けないけど、こういうのはわかります。

「胸に抱え込んだ迷いがプラスの力に変わるように、いつも今日だって僕らは動いてる」

そんな時代ですね。いろんなことがめまぐるしく変わっていく毎日を僕らは生きています。いつまでもアメリカが偉い訳でもなく、いつまでも官僚が偉い訳ではない。でもできるならいつまでも友達でいよう。そんなメッセージが聞こえてきます。僕らが歴史を作っていく。そんな気持ちをたくさんの人が持てるような時代がこなくてはいけないと思います。

No.7 127ヶ月前

米国は恐喝、恫喝、テロ、戦争を平気で仕掛ける不良国家だ。国連で嫌われ、国連軽視は米国の専売特許。

ロシアと中国は国連尊重主義を打ち出し、世界平和と秩序を求めている。米国の挑発には両国は専守防衛にこれ努めている。中国とロシアの悪口を書くことをもって主たる業としている日本のマスコミ報道からはとても想像できない世界である。

そんな乱暴な米国と一緒になって我が国が世界の諸国に恐喝、恫喝、テロ、戦争を仕掛けることを認めるわけにはいかない。日本人全員が真剣に考えなくてはならない。

No.8 127ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細