日本は狂い始めた。この狂いを漫画的に示してくれているのが、天皇制を巡る右派・右翼(安倍支持)の言動だ。

 自民党等右派は天皇制を強化するという主張をしている。

 前文に「日本国は長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家である」とし、「天皇は、日本国の元首である」としている。

 したがって天皇陛下を最も敬い、天皇陛下のお言葉に最も耳を傾けるグループであるはずである。

 ではこのグループは、天皇陛下や皇太子殿下の御言葉に最も敬意を払い、そのお言葉を実施しようとしているであろうか。

 天皇陛下は80歳お誕生日に次の発言をされた。

「「80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。(省略)戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り