今の政治の一番大きな問題は、与党は、自民党と公明党で絶対多数を形成してネジレを解消しているのに対し、野党は与党的考え方と野党的考え方とネジレた関係にあることです。
今回の「特定秘密保護法」に対して、与野党とも、秘密を持つことに賛成し、運用で議論しているお粗末な国会になりました。現在強すぎる情報の独占を官僚に認めるだけでなく、法的に強化するお墨付き法を成立させてしまったのです。国民だけでなく、国会議員も米国の情報から遮断されるのです。馬鹿な国会議員たちであるとしかいいようがありません。
原発も、TPPも、現在は賛成反対がにぎやかに議論されていますが、秘密保護法が施行されると、体制に都合の良い情報だけがマスコミで宣伝され、体制に都合の悪い情報は隠蔽され、国会議員、国民は、体制の意図する方向に誘導されていくのでしょう。核の持込も密約があったの、なかったのということが話題になったが、今後は全く話題にも出来ないことになるのでしょう。恐ろしい社会になりそう。

今朝の新聞各紙（朝日、読売、日経）にはこのデモの記事はなんにも報道されていないようです。どいうこと？

孫崎さんのおっしゃっていることにいたく共感します。でもどうしてそこまで安倍政権が愚かなのかがわかりません。本人はまるでそれが正義なのだと信じているようにも見えます。

市民には政治の裏舞台は見えません。アメリカの意図があるのは確実だとしても、どうして安倍政権は進んでそれを受け入れようとするのか？それがとても危険なことだという意識がないのか？とても不思議です。本当にこの政権には怒りに近いものを感じますが、なぜ自民も公明もいいなりなのか？その真相がよく分かりません。

私的医療保険に関して言えば、私の新婚当時（40数年前）、夫が「医療保険には入らない。何故なら、集められたお金は資本主義の根幹を支えるものだから、それには加担できない」といったことを思い出します。この「資本主義の根幹」とはアフラックなどのアメリカ資本だったこと、夫が物事の本質をつかんでいたことが今ではよくわかります。

安倍氏が立候補した時点で日本が困ることにことを私は予期しました。目は心の窓といいますが、そのとうりです。彼氏は嫌な目をもっています。
彼氏は世界情勢を分析する能力がなく、対米追従で日本の安定がはかられると信じています。米国が独裁政権を潰して利を得ようとはかったことなど知らないのでしょう。海外で軽くあしらわれている事実にも彼氏は気づいていません。彼氏がどうして鈍感なのか私は不思議です。
オバマ氏が２ねんくらいまえからファシスト呼ばわりされ、その声がだんだん大きくなっていることも安部氏は知らないのでしょう。現在実力を持っているのはプーチン氏でしょう。

彼氏が経済政策を分析する力もありません。

今度の法案反対で若い人が政治の危機にきづいたことは安部氏を驚かせたでしょう。

オバマ氏のやり方が彼の幼年時代と関係があることを説明した英文記事を私は読みました。安倍氏の幼年時代のことが想像できます。

>>5
孫崎さんのブログをあまり汚したくはありませんが、あなたに言いたいことがあります。人を馬鹿にするのは構いませんが、あなたを信じた人を、あなたの本当の名前を呼んでいる人を傷つけないで欲しい。これは願望です。

こんなにひどい政権なのに、支持率が高い理由は、国民があまりに愚かで騙されていることに気づかないからですが、極論すれば安倍首相が一見，「善人顔」をしていることにも大きな原因の一つがあるように思います。
　反対に、昭和３５年、彼の祖父の岸首相の時代、あれほど国民の反対が強く、「安保反対、岸を倒せ」というのが一種の合言葉のようになったのは、彼が見るからに「悪人顔」をしていたことが大きく関係していたように思います。
　荒唐無稽な話のようですが、言葉を変えれば、それ程「顔」には大きな力があり、騙される人が多いということ。
人間は単純なものです。

TPPとは
①　国の風土、個性、特性が否定される条約
②　社会的扶助システムが否定され、個人の責任が重視されるシステムである。
③　既得国内権益者を否定し、海外参入者を歓迎するシステム
④　日本の中間層を貧民化し、米国の貧民層をさらに貧民化する。
⑤　労働分配社会ではない、資本投資分配社会である
⑥　労働者は正当に評価されず、資本家特に投資家が評価される社会である。
⑦　お金は貯めるものではない、投資し続けなければ収益が還元されない
⑧　汗水たらして稼ぐのでなく、ボタン一押しの社会である。ボタン一押し、１ヶ月、一年の収入
⑨　貧乏人はますます貧乏になり,富めるものはますます富む
⑩　中間層が少なくなり、１０％の富めるもの、９０%の貧しいものの社会
⑪　富める者には自由が与えられ、貧乏人は長時間束縛される。