私はTPPにおいてはISD条項が日本の国家主権を損なうものとして、一番危険であると主張してきた(注:これまでの主張点については添付)

 TPPのブルネイ会議をフォローするため出かけていた山田正彦元農水大臣が9月3日TPP阻止国民会議で報告を行ったが、その中で同氏は「日本はISD条項の支持表明をした」と述べた。

 山田正彦元農水大臣は鶴岡主席交渉官と対談したが、その際、鶴岡主席交渉官次のように述べた。

・(山田氏からISD条項への支持はけしからんと述べたのに対して)日本にとっては後進国投資に対する有力なツールになる。

・(ISD条項は米国によって国益を阻害されることになるといったのに対して)

 日本は強いから絶対アメリカにやられることはない。

 もうめちゃくちゃだ。

 仰天する。

(参考 参議院公聴会(平成25年5月2日)発言趣旨  孫崎 享

1:TP