我々は、ブッシュ政権のイラク攻撃は如何に酷いものであったかを知っている。ブッシュ大統領や、チェニー副大統領は厳しく糾弾されている。
しかし、オバマ大統領のシリア攻撃はイラク戦争よりひどい。
イラク戦争の時には一応根拠となる国連安保理決議があった(独仏等攻撃前にもう一度決議する必要があると主張していたが)。今回はない。
米国は化学兵器を使った国には制裁をしなければならないと言っているが、1988年、イラン・イラク戦争の時にはイラクが化学兵器を使いと言うことを知って、イラクを支援した。
26日FP「米国はシリアの化学兵器使用への報復攻撃熟慮中。しかし、1988年イラン・イラク戦争時、サダム・フセインがサリンを含む化学兵器を使用することを解っていて、イラク側にイラン軍の位置等の軍事情報を与え、これを支援」(私のツイッター)
米国内にも法的根拠が極めて薄いとの指摘がある。
「ブルームバ
コメント
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シリアが次の点で化学兵器を使う根拠が究めて乏しいといえる。
① 政府軍が圧倒的に優位な状況にある。
② 国際的に認められない化学兵器を使って国際世論を敵に回すことは得策ではない。
③ 政府が本当に化学兵器を使用したと米国が判断すれば、シリア攻撃は危険なリスクになり、イスラエルの安全が脅かされる。自作自演であるから、米国は行動に安心して移せるといえる。
国際世論、各国議会は冷静な目で米国の行動を観察しています。
米英仏3国首脳が攻撃に同意しても、英国は、世論と議会が反対し、フランスも世論は反対である。オバマ大統領のあしもとの米国でも世論は反対であり、議会の議論、採決を求めざるを得なくなった。
わが国に目を移すと,石破幹事長は、証拠があれば攻撃に同意すると当たり前のことを述べているが、安倍総理は外国でアサド大統領は辞任すべきなどと、人間としての思考能力を排し、米国に無条件追随したロボット的発言に終始している。国内問題でロボット的発言をして大きな問題はないが、対外的発言となると看過できない。日本という国が、国際的に低く評価されるからです。外遊して国際的に認められるのであれば良いが、お金をばら撒くことで、評価されるとしたら、拝金主義国日本になってしまう。
(ID:18471112)
>「法的根拠も不要、他国動向観察も不要。ひたすら米国追随。文句あるか」
図星でしょう。前回首相だった時のアベを思えば、これ以外あり得ません。
それで、前回首相を辞めた時「こんな情けない輩は、もはや政治家失格!」と烙印押した国民も相当数いたに違いありません。それをゾンビの如く甦らせてしまった悪夢。オリバー・ストーン監督ではありませんが、「何故なのだ?!」と思うばかりです。
しかし、自分の会社生活も瓜二つのような状況がままあり、上にはひたすら追随、それで苦しむ下には文句あるか-という管理職多数です。(推定)
「一緒に闘おうよ」と周りに呼びかけても、「仕方のないこと。居なくなるのを待つしかない。やるなら一人でやって」-これです。
元々、日本人をそういうタイプに育てる米国の戦略があったのでしょうが、結果として今の日本はアベと同じレベルの国民が大勢を占めているのでしょう。