孫崎享のつぶやき

プーチン大統領発言「核戦争の脅威が高まっている。私たちの領土が攻撃された場合先制攻撃も辞さず。核兵器を振り回すつもりはないが、抑止のためには使う。誰もがこれを理解してくれることを願っている」

2022/12/09 07:39 投稿

コメント:9

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プーチン大統領、核戦争の脅威が高まっている(CNN
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日、核戦争の脅威が高まっていると述べた。
ロシアの人権理事会とのクレムリンでの会談で、プーチン大統領は、「核戦争の脅威に関しては、あなたの言うとおり、そのような脅威は増大している。ロシアがいかなる状況下でもそのような兵器を最初に使用しないという考えについては、そうすれば、2 番目にそれらを使用することもできないということになります。なぜなら、私たちの領土が攻撃された場合にそうする可能性は非常に限られているからです。」
プーチン大統領は、「それにもかかわらず、私たちには戦略があります...つまり、防御として、大量破壊兵器、核兵器を検討します。これはすべて、いわゆる報復攻撃に基づいています。つまり、攻撃を受けた場合、それに応じて攻撃する。」
ロシアの指導者は、米国の核兵器はヨーロッパ大陸に多数配置されている

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コメント

わたしはウクライナが核兵器を保有している可能性があるとおもっている。可能性が高いとは今のところはおもっていないが、たとえいま持っていなくとも、来年早々には持つかもしれない。

保有していれば、ロシアが核を使おうとしたとき、ウクライナは使い返そうとするだろう。「核兵器を振り回すつもりはないが、抑止のためには使う。誰もがこれを理解」する。このことばは、そういう状況で本来使われるべきことばであり、プーチンは誤用している。

ブリンケンの会見記事に対する
https://news.yahoo.co.jp/articles/a10d0b3b0f710896eba104df2d243ed934f62c9e
鶴岡路人のコメント。
https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/tsuruokamichito/comments/16704583648965.fed2.00044

このコメントで重要なのは、
「ウクライナ攻撃に使われている空軍基地への攻撃は、国際法上も正当なもの」という指摘および、
「そうした兵器を米国は供与していないが、ウクライナ自身がそのような能力を開発することには反対していない」
という指摘だ。

とくに後者の考えの延長上には、ウクライナ自身による核兵器の調達、あるいは開発を米国は容認するという想像がありうる。

ウクライナは、かつて核兵器を放棄したが(そのさいロシアはウクライナの安全を保障した)、もともと核兵器保有国であり、核技術者もいるはずだ。北朝鮮に核技術供与したのではないかと取りざたされたことがある。

濃縮ウランあるいはプルトニウムが闇市場から、あるいは大胆に想像するならロシア国内から、調達できれば、ウクライナに核兵器開発は可能であろう。別に何百発も持つ必要はないし、ミサイル弾頭にする必要もない。

ウクライナがいつまでも非核保有国であり、核保有国のロシアは最後には勝つという考えのヒトビトもみられるが、戦争がはじまって、もうすぐ一年が近づき、その間ウクライナはどうにか祖国防衛しようと努力しているのに、どうしていつまでも核兵器を持たないと思えるのだろう。祖国防衛という方向性は類似する北朝鮮の核開発を、いま親露なヒトビトの多くが支持してきたではないか。

ロシアがいくら非人道的なこと(たとえばインフラ破壊)をしても擁護するが、米国やウクライナは、どこかルールを守ると無意識に信頼しているのだろう。

No.9 23ヶ月前

>>9

>ロシアがいくら非人道的なこと(たとえばインフラ破壊)をしても擁護するが、米国やウクライナは、どこかルールを守ると無意識に信頼しているのだろう。

 ロシアの非人道的行為?ウクライナ国家ネオナチ民兵組織による露系ウクライナ人虐殺を意図的に無視した議論は無意味。

 MoAより、「2019年5月27日、ゼレンスキーが大統領に就任してから1週間後、ウクライナのインターネット ニュース サイトObozrevatel は、当時ウクライナ義勇軍の司令官だった右派セクターの共同創設者であるドミトロ アナトリヨヴィッチ ヤロシュとのロング インタビューを公開しました。」
 
 その中でヤロシュはゼレンスキーに関して、こう語った。もともと、ゼレンスキーは内戦に関して和平を訴えて登場した「政治家」であった。そして、ヤロシュ曰く「彼は命を失うだろう. 彼がウクライナと革命と戦争で亡くなった人々を裏切るなら、彼はフレシチャーティクのどこかの木にぶら下がるでしょう」
 「フレシチャーティク」というのは、キエフのメインストリートとのこと。

 ゼレンスキーも自らの命と引き換えに平和主義に徹することは出来なかった。多少なりとも武器を持った超国家主義者がいれば、弱く愚かな政治家を頂くしかない衆愚政治は簡単に全体主義戦争国家に変貌するという、絵に書いたような教訓。

 「ウクライナの「超国家主義者」にとって、ミンスク合意は常に再軍備のための時間を持つためのただのいちじくの葉に過ぎなかった。」

 ウクライナは1994 年に行ったブタペスト覚書に基き、核兵器の不拡散に関する条約に加盟した。

 しかし、ゼレンスキーは特別軍事作戦の直前にはこう言った。「その結果が我が国の安全を保証しない場合、ウクライナはブダペスト覚書が機能しておらず、 1994年のすべてのパッケージ決定が疑わしいと信じるあらゆる権利を有する」

 ロシアがウクライナに対して核の脅威を見出しても不思議ではない。もともと「核保有国」だったのだから、製造、配備、運用はノウハウを持っていて、あとはそれらの条件が整うかどうかの問題なのだろう。

 そして、MoAはこう続けた。「ロシアの国境に核兵器を持つファシスト支配下の政府?これはプーチンだけでなく、どんな種類のロシア政府もそれを容認することはできません」

 ウクライナのネオナチファシストは、今やロシアに対して、またもや絶滅戦争や世界観戦争を仕掛けているのだろうか?

 だとしたら、ロシアはどのように「勝つ」しかないのだろうか?絶対に敗北しないためには核兵器により、ネオナチファシストを根こそぎ吹き飛ばすしかないのだろうか?

 中途半端な和平はネオナチに時間稼ぎを与えるだけだとしたら・・・。

 正直、これ以上は私の思考を越えている。私としては、外交交渉により関係国の安全保障の枠組みを整える他ないと考えている。ウクライナは「終わっている」のだから、欧米が正気を取り戻す他ない。

No.12 23ヶ月前

>>5

 そのお話はワクチン接種による死者や「後遺症」が、ゼロかほぼゼロでないと無意味です。

 これは、ちょっと調べれば公的資料でも裏付できるものです。重要情報は、多角的に調べることをおすすめします。

No.14 23ヶ月前
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