日米開戦を大筋決める9月6日の御前会議前は1941年10月、日米開戦に向けて、緊迫した動きがでてきます。
「荻外荘五相会議」が緊張の頂点です。
日米開戦の直前、10月12日午後,2時、この荻外荘で極めて重要な会議が開催され、近衛首相、豊田外相、東條陸相、及川海相、鈴木企画院総裁が出席しました。「荻外荘五相会議」です。
ここが、日本が戦争に行くか行かないかを決める最後議論が行われた場面です。
このここで何が論じられたか、重要なので事項別に整理します。
矢部 貞治 (著)『近衛文麿下』に記述を見てみたいと思います。
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・東條陸相「日米交渉で駐留問題は絶対に譲れない。米側に屈服する心算なら別である。そうでないなら交渉の見込みはない」
・及川海相「今や戦争を決意するか、外交交渉を続けるかの關頭にきた。交渉でいくなら、戦争準備を放棄して交渉一本でい

日米開戦直前の動き①:開戦を主張する東条陸将と、交渉継続を主張する近衛と対立。 10月12日午後2時荻外荘五相会議。ここでとりあえず妥協成立。14日夜鈴木が近衛の辞任を迫る東条の意向を伝達。15日近衛辞任を決定。何が起こったかを一連で示します、
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コメント
コメントを書く(ID:21835634)
>>9
米国人は、米国は建国の前後から常に肌が白くなくキリスト教徒でも
ない人々の虐殺をして発展してきた国であることを知っていて
それに慣れていますから子供の頃からそういったモンスター・アイデンティティーが
形成されるのかもしれません。
米国に関しては政府の悪辣さとその国を形成する市井の人々をあまり区別
できないのです。
大変残念なのですが。
(ID:18471112)
孫崎さんが提言された“「命を守る」政治が最優先”を率先垂範するコウノ、さーすがデマ太郎だ-
【河野太郎】ワクチン接種の心筋炎「反ワクチンが騒いでるけど・・・」【切り抜き】
https://www.youtube.com/watch?v=5QnhoweuevM
(ID:18367902)
いつの間にか「政府要人北京派遣ボイコット問題」が政局問題に発展しだした。
与野党を巻き込んだ政局になると、岸田内閣は来年初頭から大変である。
天安門事件の時日本は、中国の民主化が進むとして、中国側に立ったが、結果として中国は民主化しなかったというより、軍事力・経済力をバックにして強気の姿勢が強くなっている。この日本の責任を岸田首相は自覚しているのであろうか。
男女の中でも、両方にいい顔をしようとして、どちらも満足するのであろうか。両者とも不信を深めるだけである。両者ともはっきりした言動を示すことを求めるでしょう。全く煮え切らない男らしくない奴としか言えない。