孫崎享のつぶやき

絶筆①、横山操、「絶筆」、戦い続けた画家がたどり着いた世界は宮本武蔵の『枯木鳴鵙図』

2021/12/06 07:08 投稿

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コメント

> 横山操が亡くなったのは53歳で、

62歳で亡くなった(心筋梗塞)香月康男と同様、シベリア抑留に因る身体へのダメージも相当大きかったのでないか。

>“わび”“さび”といわれるものが、果たして今の日本の現実に当てはまるものだろうか“

「日本人の価値基準は二つしかない。西欧的近代主義と、その裏返しとしての伝統主義すなわち〝わび・さび〟的日本調だ」として、岡本太郎も双方にダメ出ししている。隷米と、その裏返しとしての嫌韓・嫌中にダメ出しするようなものだろう。
香月康男も、初めて知った横山操も「自ら考える」画家と感じられる。自ら考える画家が名作を残すとは限らないが、考えない画家が名作を残すことは100%ない。

> 作品のトータルな精神像を感じさせるものにはあまりであわない

考えない画家ばかりになったのでないか。
近郊の低山で「絶筆」のような所を歩くのは結構 好きである。

No.4 35ヶ月前

採り上げ恐縮です。香月泰男展で実際の抑留状況を窺い知った次第です。偉大な画家への試練にしても、地獄に突き落とされるケースは稀であって欲しいものです。

No.6 35ヶ月前

>>2 「豊かな世界」が開いているを補足します。
横山操の生涯最後の作品「絶筆」を見て、のちの世に生まれた私たちが強く感銘を受けるということは、横山操その人は私たちの心に生き続けている。姿形あるものは消えていったといえるが、「横山その人」は「絶筆という作品を通して消えていないといえる。

No.7 35ヶ月前
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