本ブログにおいては、これまで、ワクチンでコロナ抑制は困難であるとのデータを示してきた。具体的には①「米ファイザー・ワクチンは、デルタ変異株に対する感染予防率は39%、」イスラエルが最近実施した調査、②7月30日、米マサチューセッツ州で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)で、感染者の4分の3がワクチン接種済み。
ブルムバーグは16日「コロナに対する集団免疫は幻想か-接種率95%でも実現不可能との指摘」の標題で下記(抜粋)を報じた。
要旨・獲得に向けたハードル、デルタ株などがほぼ不可能な水準に押し上げ
・ブースター利用や定期的なワクチン接種を余儀なくされるとの見方
・各国政府は「集団免疫」への期待を抱いていた。人口の一定割合、恐らく60-70%程度がワクチンを接種するか、過去の感染を通じて抵抗力を得れば、パンデミック(世界的大流行)が衰退し、やがてほぼ消え去るとの考え方だった。
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コメント
菅が終わりになろうが、「コロナに感染した親子3人全員が自宅で療養し、このうち40代の母親が死亡」に至ってさえ大規模抗議デモも起きない国なら、何も良くならないのでないか。とどのつまり、「強者一人に対して臆病ものが五十人いる」社会のままでは、「今度はオレの番だ!」と第二、第三のスガ、アベが出てくるだけだ。実際、そんな組織ばかりだろう。50人中、10人くらい三島由紀夫がいる社会になるまで望み薄だ。
客観的状況についての、多くのひとびとが同意するような記述だ。
とくに、
「自然免疫も問題解決にはつながらない」
「ワクチン接種やマスク着用、他の公衆衛生上の対策で部分的に緩和される」
というところが重要だとおもう。
さらに、今回の分析ではふれられていないが、治療薬、あるいは治療法の開発も期待がもてる。抗体カクテルと、重症患者に対するレムデシビル、デキサメタゾン、バリシチニブの併用療法のことだ。
こうした手段をいかに現実の行政におとしこんでいくか。ウイルス相手の仕事であり、専門家でも意見がわかれ先が見通せないなか、また憲法に緊急事態条項もなく、医師会や医師も上意下達で自由に動かすことができないなか、スガ内閣は比較的よくやっているというのがわたしの考えだ。
ただし、感染はひろがっている。わたしの直接の知り合いがつい昨日、陽性とわかった。あのひとがなるなら、自分もなっても全然おかしくないという感じ。
>>13
全く同感です。
(ID:18367902)
グレッグ・ポーランド氏の発言がすべてのことを言っている示唆に富んだものでしょう。
「我々が集団免疫を獲得するだろうか。いや、当然ながらそうなる可能性は極めて低い。免疫突破能力得た変異株の広がりと接種率のいたちごっこが推移し、新型コロナがインフルエンザに近いものになるだろう。」
日本では東京都墨田区に事例を見ると、行政部門担当者のコロナに向かう姿勢が前向きな計画性と実行力が相伴ってコロナ対応が理にかなったものになっている。行政手腕の差が都民に直接大きな影響を及ぼしているといえる。
①墨田区8月16日現在のコロナ対応を見ると、5,804名が対象となる。
②接種率 50代 71.9%、40代 60.6%
(参考)40代比較 さいたま 6.7%、那覇 16.4%
大阪 17.7% 世田谷 17.8%
③PCR陽性者 全年代の75.6%、20代から50代までが占めている。
④陽性者の状況
入院中 39名,宿泊療養 83名、自宅療養390名、退院 5,244名、死亡 48名
退院+死亡で実に92%である。
◎墨田区の素晴らしいのは、前向きな姿勢であり、計画性である。都の他の区など比べて前向きにやっており、コロナ対応がスムーズに行われ、どんどん差が出てくるのでしょう。行政格差を改めて見直す必要性がある。