孫崎享のつぶやき

ワクチンでコロナ制御に疑問の声拡大。イスラエル調査「ファイザー・ワクチンは感染予防率39%」と発表、ブルムバーグは「対コロナ集団免疫は幻想か-接種率95%でも実現不可能」の記事、新型コロナの出現によりワクチンの効果減少。今後も多分新たな変異株。

2021/08/18 07:44 投稿

コメント:13

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  本ブログにおいては、これまで、ワクチンでコロナ抑制は困難であるとのデータを示してきた。具体的には①「米ファイザー・ワクチンは、デルタ変異株に対する感染予防率は39%、」イスラエルが最近実施した調査、②7月30日、米マサチューセッツ州で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)で、感染者の4分の3がワクチン接種済み。
 ブルムバーグは16日「コロナに対する集団免疫は幻想か-接種率95%でも実現不可能との指摘」の標題で下記(抜粋)を報じた。
要旨・獲得に向けたハードル、デルタ株などがほぼ不可能な水準に押し上げ
  ・ブースター利用や定期的なワクチン接種を余儀なくされるとの見方
・各国政府は「集団免疫」への期待を抱いていた。人口の一定割合、恐らく6070%程度がワクチンを接種するか、過去の感染を通じて抵抗力を得れば、パンデミック(世界的大流行)が衰退し、やがてほぼ消え去るとの考え方だった。

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コメント

菅が終わりになろうが、「コロナに感染した親子3人全員が自宅で療養し、このうち40代の母親が死亡」に至ってさえ大規模抗議デモも起きない国なら、何も良くならないのでないか。とどのつまり、「強者一人に対して臆病ものが五十人いる」社会のままでは、「今度はオレの番だ!」と第二、第三のスガ、アベが出てくるだけだ。実際、そんな組織ばかりだろう。50人中、10人くらい三島由紀夫がいる社会になるまで望み薄だ。

No.13 34ヶ月前

客観的状況についての、多くのひとびとが同意するような記述だ。

とくに、
「自然免疫も問題解決にはつながらない」
「ワクチン接種やマスク着用、他の公衆衛生上の対策で部分的に緩和される」
というところが重要だとおもう。

さらに、今回の分析ではふれられていないが、治療薬、あるいは治療法の開発も期待がもてる。抗体カクテルと、重症患者に対するレムデシビル、デキサメタゾン、バリシチニブの併用療法のことだ。

こうした手段をいかに現実の行政におとしこんでいくか。ウイルス相手の仕事であり、専門家でも意見がわかれ先が見通せないなか、また憲法に緊急事態条項もなく、医師会や医師も上意下達で自由に動かすことができないなか、スガ内閣は比較的よくやっているというのがわたしの考えだ。

ただし、感染はひろがっている。わたしの直接の知り合いがつい昨日、陽性とわかった。あのひとがなるなら、自分もなっても全然おかしくないという感じ。

No.14 33ヶ月前

>>13
全く同感です。

No.15 33ヶ月前
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